木曜日, 8月 07, 2008

フェアな関係

LA-PPISCHの上田現氏が今年亡くなっていたのを、
先日初めて知りました。なんてこった・・・・。
私が夢中になった数少ない邦楽バンド。
あんなに好きだったのに、今はそんな情報も「今さら」なんて。

ご冥福をお祈りします。

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「アンフェアな関係」っていうのがある。

クライアントと業者。
上司と部下。
先輩と後輩。
販売員と客。

・・・こういう関係性では、何か利害が絡む話をするとき
本当に気を使わなくてはならないのは、実は立ち位置が
上の人だと思う。

原則として下の立ち位置の人は、そこに「NO」を言えないケースが多い。
立場がフェアじゃない時は、上側の人が真摯な態度をとらない限り
下の人は「屈する」場合がほとんどだ。

私は特に仕事においては、自分が上の立場に立った時に
その辺り細心の注意を払っているつもりだけど、
男の人って、むしろそういう時、自分の力を鼓舞したがる人が多い。
それが例え肩書きだけの虚構であっても。

「笑いながら言ってるけど、実は超酷い内容だよね」とか、

「お金払ってるからってそこまで要求していいわけ?」とか、

「議論するのはいいけど、あんたのはあー言えばこー言うで、
 屁理屈で相手を困らせたいだけで、
 結局自分にはなんの考えもないじゃん」とか、

「相手がさえぎらないからって、武勇伝とか自慢話に
 貴重な打ち合わせの時間を割くなよ」とか。


10ウン年も“カイシャジン”をやってると、
思わずそう言いたくなるようなシチュエーションを
死ぬほど見てきた。

・・・・結局男って、「マウントしたい生き物」なんだなと改めて思う。

バカみたい。

もちろん、男にもそうじゃない人はいるし、
女にもそういうタイプの人がいるのは百も承知です。

が。

そういう時、やっぱりまだ社会は「男の価値観」でできている、
と思うのです。「男社会」という意味ではなく。


♪おーとーこーのーこーって~

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

少し悪い方がいいの~

今度カラオケで歌おう!!

って書きこむのはそこじゃないですね、
スミマセン。
でも わたし自身
あんまりカイシャジンとしては
ちゃんとやってないんで
そんなこと感じないんです。
お疲れ様です!!!
明日は山だz