火曜日, 6月 12, 2012

真っ暗、ドロドロ、そして光・・@丹沢・源次郎沢ほか

『渋谷にモテ系女子必見のカフェがオープン!
 近くには荘厳な雰囲気で人気の○○チャペルもあり、
 週末には先輩カップルのウエディングシーンが目撃できちゃうかも♪
 プロポーズ待ち女子は、ぜひデート気分で彼と足を運んでみて☆』

・・・・ってな具合の文章を、最近は日夜書いているわけですが。

私のキャラを知っている友人には、ことごとく
「・・なわけねー」 と、言われています。

そりゃーねえ~ ・・・仕事ってそういうモンですよw

-----

シーズン到来。いざ、沢登り!

いーやー。楽しかった!
沢登りって、もしかしたらいろんな山行スタイルの中で一番好きかも。
よく山登りは「人生」にたとえられるけど、
沢登りは、ドロドロになりながら薄暗い沢筋を抜けてツメ上げた時の
「着いた~!」って感じが一番「人生」っぽくていいw。

というわけで、丹沢に行ってきました。

今回は人数が多かったので、3パーティに分かれての遡行。

P1 源次郎沢 班
P2 水無川本谷 班
P3 セドの沢 班

基本的にすべて水無川の本流&支流で、最後は塔ノ岳周辺にツメ上げます。
まあ塔ノ岳なんで、山頂には行かなかったんですけど。
私は、源次郎沢班です。
※【注】源次郎沢は、最近の遡行図と実際の滝の番号が合ってません。
    なので今回は現場のF番号で記載しました。

8:00頃 大倉バス停着
     戸川林道~書策新道
09:30  入渓
12:30 ツメ
15:00  大倉バス停着


大倉から林道を1時間ほど歩いて、
入渓点で準備。


入渓後、10分ほどで他のチームとお別れし、
源次郎沢に入ります。初級者向けの沢で
しかも指示板がかなりシッカリしているので安心。

F1~F4までは、ロープなしで登れる楽しげな滝が続きます。
前日の雨のおかげか、水量もほどよくあってGOO。
F5の後には、やや分かりずらい出合いに到着。
ここは右側に行くのが正しい。ここで初めてロープを出します。
今回は、基本的に高巻きせずにほぼすべて滝を登攀できるのが嬉しい。




F7を過ぎたあたりで水は枯れるので、
ここでちょっとお昼ゴハン。
梅雨入り直後ということで雨が心配だったんですが
(沢登中の急な雨の怖さは昨年経験済みなので・・)、
なんとか天気も持ちました。ザ・日ごろの行い!w

その後、Fって書いてあるけど「そうか~??」って
感じのガレが続いた後、お楽しみのF10・8m。


登攀自体は難しいわけではないけど
事故があったこともあるらしいので、本日2回目のロープを
出して慎重に登ります。沢の残置は、水にさらされているという
その性質上、サビたり緩んだりしていることも多く、
いい感じの緊張感を持つことができます。


最後は背の低いササヤブを、踏み後をたどりながら30分ほど進み、
赤茶げた岩場を越えたらゴール!

お天気イマイチだというのに、大倉尾根は
カラフルな山ガールでいっぱい!

そんな中に、腰までぬれて泥だらけ、ヒルのおまけ付きの人が3名ほど合流・・。
これぞ、沢登りの醍醐味!
ここで「塔ノ岳に、こんなに苦労して登ってきたんだぜ~」っていう
優越感を感じられない人は、沢登りは絶対向いてませんw

花立小屋でしばし休憩ののち、
1時間半ほど超速の下山で15時前には大倉バス停へ。

私達のパーティが一番だったので、のんびり片付けして
お先に乾杯! 1本目のビールが終わろうかという時に
2番目のパーティが、2本目が半分ほど・・ってところで
残りのパーティが下山し、ようやく全員で乾杯。

それぞれの遡行の報告をしつつ、ホロ酔い気分で
大倉を後にしたのでした。

丹沢や奥多摩は、一般登山道を登っていた頃は
「初心者向けの山」という十把一からげなイメージを
持ってたんですが、も~~~とんでもない!

遡行の困難な沢や難しい岩場も満載で、
まだまだたくさんの魅力を秘めた山域だと思いました。

いや~ また早く沢やりたい。

つーか全然時間が足りないんですけど、
どうしたらいいんですか?

火曜日, 6月 05, 2012

屈辱と宿題@小川山

ノエル、キターーーーー!
金曜にBEADY EYE、土曜にノエル(しかもヘッドライナー)。

・・・・だったらOASISのままで一緒に来てくれりゃーいいのに。
と、思うのは私だけ?

------

かなり不安な天気の中、会社のボル仲間と小川山へ。

今回は、メンバー的にも「エンクラ>トレーニング」だったので、
途中、若干事故渋滞にハマったりしつつ、テン場に着いたのは昼過ぎ。


夕方以降は雨の予報もあったので、
早々にお昼を済ませて、土曜はボルダDay。
私は小川山でボルダをやったことがないので、
仲間の案内を受けつつ、クジラ岩へ。

クジラ岩はなかなかの盛況で、しかも3~1級課題がメインなので
もちろん私は特に用はなくw、その周辺の課題で遊ぶ。



同行の仲間は、「穴社員3級」なぞをサクっと一撃しておりました。

・・・・・ふーん。そうかいそうかい。

夕方頃、予報通り雨がパラついて来たので撤収したものの、
テン場に戻る頃には雨があがったので、テン場に面した
「きたない大岩」もちょっとおさわり。
個人的に信じられない(黒本で)8級の課題に取りつくものの、
むしろ核心を越えた後半に恐怖心が勝り敗退。土曜は屈辱のシメとなりました。。


スパイヤー 7級 ○
プーシェ  7級 ○
プーシェ  6級 ○
きたない大岩 スラブ6級 ○
きたない大岩 8級 ×
 その他、やれもしない5級4級もいくつかおさわり・・・

夜のメニューは、トマト鍋&つまみ各種!
さすがアーバン系ボルダー、アウトドアグッズが充実で、
ささみ梅しそ焼き、焼きウインナー、サラダ等、
かなり充実したラインナップを楽しませていただきました。

当たり前のように小川山にいる(笑)他の知り合いも
遊びに来てくれつつ、夜はふけてゆくのでした・・・・


そして日曜は、天気予報を完全に裏切ってなんと晴れ間が!
すーばーらーしい~

今回は、日曜は外ルート未経験(でもボルダは3級以上)の2人が
ヒモをやると言っていて、別パーティに知り合いが多数いたこともあって、
そのあたりを頼って左岸スラブへ。


時間差で到着したものの、知り合いが見当たらないので、
思い切って昨年宿題になっていたルートに取り付く。

トムと一緒 5.10a RP

お母さーん! やったよ!
娘はやりましたよ!



先シーズンからほぼ1年たって、ようやく宿題をRP。
亀の歩みながら少しだけ成長を実感できた瞬間でした。

自分が、3級だー 1級だー の人に、Trをはってあげることになるなんてw。
2人もなんだかんだでルートを満喫した模様。
やっぱり恐怖心を感じるポイントとかが、
ボルダメインの人は全然違うんだね~。

ちょうど全員が登り終わったところで本格的に雨が降ってきたため、
残念ながら午前中で撤収。
帰りがけに「ビクター」を触ったものの、
すでに上部はビショビショで諦める。

早々にテントを撤収し、ほったらかしでマッターリした後、
まあソコソコの渋滞で21時前には自宅に着いたのでした。


一緒のメンツも楽しかったし(車中のトークとか、も~アホ!)、
ごぶさたのクライマーにも会えたし、
小川山のボルダは、それはそれで楽しかったー。

小川山はトポ見てるだけでワクワクするよね。
今シーズンは、たくさんたくさん行けるとイイナ~。