木曜日, 10月 26, 2006

燃やしまくり女子観察日記

なんでもかじるウチのうさぎ。
母親が叱った翌日、いっぱい毛が抜けた。
「まあっストレスかしら!」と超心配する母。

・・・や。季節の節目の生え変わりっすから。

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残業続きでヘンになってしまいそうだ。
昔より全然「忙しい」という事に対する耐性が
なくなってしまった。。。

と。愚痴はこの辺にして。

なんだか評判よさげなので(そうか?)、
また例の「対抗意識燃やしまくり女子」の続編。

このテの女子にこれまで会った事がないのではなく、
今回はガッツリ仕事で絡んでくるので、神経の細い(ウソ)私は
まいってしまうわけなのだが、
私が今日までに観察できたところによると、
このタイプの女子に共通の要素として、

・対抗意識を燃やすのは、主に自分と同世代と、
 自分と同じものに価値を見出すタイプの同姓。

・年下女子は嫌いだが、ギャル系ではなく「お姉さん!」と
 頼ってくれる若手には優しい。

・傾向として綺麗より可愛い、青より赤(ピンク)、
 四角より丸を好む。

・年齢とは関係なく、甘え上手(というより「頂き上手」)だ。

・「私は知っている」「私の努力の結果である」という事を、
 あくまで直接ではなく間接的に(ここがポイント)相手に訴える。

・それでも相手から「すごいですねえ」「頼りにしてます!」
 といったような期待した反応が返ってこないと、ちょっとご不満。


といった行動属性が見受けられるようだ。

そして今回、私は新たなる性格特性を発見したので、
この場を借りてご報告したい。それは、

・自分のシナリオに沿って物事が進むのが望ましい。
 ゴリ押しではなく一旦は「別に私はなんでもいいです」
 というスタンスを出すが、最終的に自分の求めるところに落とし
 込まないと気が済まない。

である。

具体的な例をあげよう。

例えばある仕事でWebのデザインを作ったとする。
現段階ではデザインの決定権は編集である私にあるので、
ベースは私が作り、それについて議論する。
当然例の女子には、「私はこうしたい」という思いがあるので、
意見を言うわけだ。

私はWebデザイン歴は長いが今の業界歴は浅いので、経験値の高い彼女の意見が
ごもっともな場合も多々あり、そういう場合は
「じゃあ○○さん(女子の名前)の意見で行きましょう!」というのだが、
直球でそういうと、「え、そんな。いいですよこのままで」
とか、まずはいうのだ。

この時点で私は既に彼女の修正案のがいいと思っているので、
「え、でも直したほうが良くなりますよ」と切り返す。
でも彼女は、「え、別に直して欲しいとかではなく・・」と譲らない。

そんなやりとりが何度か続くと、いいかげん私も面倒になり、
「・・・じゃあやっぱり当初の私の案の通りでいきますか」
と、折れる。
そうすると今度はまた急に、「や、でもこういう風に直したほうが
いいと思いません? 別にいいんですけどね」と来る。


     ・・・・・。


     めんどくせーーーーーっ!


私はハッキリ言って、まだこの業界の好みや感覚が身について
いないし、それを自覚してるんだから、
自分の意見をゴリ押しする気なんてサラサラない。

意見を採用して欲しいなら最初からそう言ってくれればラクなのに、
喫茶店のレジ前のオバチャン達のごとく
「私が払うわよ!」「いえ私が!」という空虚なやりとりが
延々繰り返されるのだ。正直時間の無駄。

繰り返し叫びたい。


     めんどくせーーーって!だからっ!!



・・・・いつか本当にこの台詞を叫んでしまいそうで
最近ちょっとコワイ。

や、決して悪い人じゃないんだろーけどね。
ホント、相性。

怖いな、相性って。

月曜日, 10月 16, 2006

それぞれが働きマン

来月の引越し決まりました。
決めた後にこないだ引いたおみくじを見たら、
「転居・・よくない」と書いてあった。

またかよ?ぅ!

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「働きマン」の3巻を読んだ。
岡崎京子がリハビリ中の今、
私が唯一、現在コミックを買って読んでる漫画だ。

やー感動したね。案の定。

売れてる漫画だから、逆に言えば、同じような思いを
抱いて働いてる人がたくさんいるんでしょう。

私も、何はともあれ、表現したい事と
実際の「ハンコ社会」とのはざまでプルプルしてるひとりだ。

私も当然、主人公、松方弘子にシンクロして読んでいる訳なんだけど、
今回の、好きとか嫌いとかいう理屈とは別の次元で、
長年付き合ってた彼氏ともう埋められない亀裂を感じて
別れてしまうあたり、まるで自分を見ているようだったさ(苦笑)。

しかもその後、主人公が同じ失恋組の女友達に新しい彼氏ができるのを見て、
「新しい恋が失恋を立ち直らせたりするんだ!」なんて事に
初めて気が付くあたり、まさに同じドツボにはまった同士を見たようだ。
(私も飲みまくって働きまくって気イ紛らわせたクチだからな?)。


しかしこの漫画のポイントってそれだけじゃなくて、
主人公を取り巻く、他の様々な「働きマン」にスポットを当てて、
「どんな人も、スタイルは違えど働きマンなのだ」という事を
伝えてる点がすごいね。


前にココに書いた例の「対抗意識燃やしまくり女子」には、
相変わらず辟易しているわけなのだが、でもその人は
確かに仕事も凄くやってるし、派遣の女の子からは結構頼られてたり
もしてるようで(ホニャララ系の子なんかは、対抗しようがないので
上手くやれるのだ。彼女と)、私もつい「ああ?苦手っ!」と
思ってしまうのは良くないなと思っているんである。

彼女は彼女のやり方で働きマンなんだよね。

苦手意識はそう間単になくなるものではないけど、
お互いの距離感をはかりながら、時間をかけて
心地よいスタイルを築いていきたいと思っとります。

でも友達には決してなれないけど(笑)。

火曜日, 10月 03, 2006

「してあげる優しさ」って怖い

NZ時代の師匠に習って、Bloggerをもっと極めようと
いろいろチェックするも30分で挫折。
最近購入した中古のタブレットでのお絵かきに夢中になる。

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こないだの「脳トレ」系ゲームにも通じる話なんだけど、
こないだ読んだ雑誌に、

 なんでもお膳立てされた今の社会に生まれた子供は辛いよね。
 「お腹すいた」という前に食事が差し出され、
 「コレなんだろう?」と悩む目の前に、ネットに繋がるPCがあり、
 「親に邪魔されず友達に連絡したい」と思えば、手には携帯が握られている。
 それは辛かろう。

といった内容だ。


 ハゲ同! (=激しく同意。こないだ習った2ch用語)

こないだたまたま、友達と旅の話をしている時に似た話をしたんだけど、
未だに、若い子なのにパッケージ海外旅行で「自由時間はいらない」
とかいう人がいるそうだ。自由時間なんて、英語も話せないし、
何やっていいか分からないからいらない・・・・んだって。

結構驚き。
至れり尽くせりの旅なんて、年寄りになってから
いくらでもできるのに。。。

私は極端に言えば、「してもらう事」を屈辱に感じるタイプなので、
旅は自分なりにサバイバーにやりたい。
・・マアそれだって、自分が日本人である以上
「安全と豊かな経済に乗っかったサバイブ」な事は百も承知なんだけどね。


子供や異性への愛情っていろいろ形があるけど、
「○○を買ってあげる」とか「○○をしてあげる」とかっていう
「してあげる優しさ」は、さじ加減を間違えると結構脅威だ。

こないだ読んだ本で、立川志の輔がやっぱりそんな話してて、
自分の子供が食が細くて「お腹すいた」って全然言わないから、
試しに1.5日くらい、とにかく「腹減った」っていうまで絶食
させたんだって。そしたら泣きながら「ご飯くれ」って息子が
泣きついた、と。
「ひもじい」という気持ちを体感して、豊かな時代のありがたさを
知ってもらおうとしたわけだ。


で、その話をとあるラジオで話したら抗議の電話がいっぱい
かかってきちゃったんだってさ。「児童虐待だ!」って訳。


・・・・馬鹿か?


最近のテレビが面白くないのは、まさにこういう発言者のせいだと思う。
実は少数派のくせに、発言だけはするから「お客様のご意見」の
代表になっちゃうんだよな。
勝手に代表にしないでくれ!そんな人。


一体この世の中のそういう困ったちゃんたちを撲滅するには、
どうしたらイイんでしょうかねえ?

かといって、ウワ真(噂の真相)の岡留さんみたいな人ばっかりが
発言者になっても、それはそれで困るんだけど(笑)。