木曜日, 12月 25, 2008

得した気分

昨日、まとまった仕事が終わっちゃったので、
既に年末モード。

気持ち的には今日から11連休。

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先日、誘われて友人(ていうか先輩っていうか上司っていうか)
の忘年ライブに行ってきました。

とある焼物工房の一角でやるアコースティックなライブで、
誘われた人の、前のバンドのメンバーだそうです。

オリジナル中心の10数曲で、とってもメッセージ性の強い歌詞を
書く人なので、薄暗いスペースのそこここに飾ってある(置いてある?)
焼物とあいまって、なんとも味のあるライブでした。

話はずれますが、昨日は、ボーカルの先生の知り合い繋がりで
60代前後の人が中心の別のバンドのライブも見たんだけど、

なんていうか・・・・こういうのっていいね。

人が「音楽」を通じて仲間になって、
その関係は会社の立場とか、性格的なものを超えて
つながりになっていくし、音楽は死ぬまでできるし。

私は、音楽は、ジャンルの好みはあっても、
基本的に聴いてて「ヤダナ」と思う音楽っていうのはなくて、
何を聴いてもその人の人間性が垣間見えるから好きです。
(それは歌詞からであったり、旋律からであったり)

私も楽器やりたいな。
年を重ねても、ああいうふうでありたいな。


・・・で、閑話休題。
その友人のライブの後は打ち上げに誘っていただいて飲んだんだけど、
とにかく変わった人が多くて、とっても面白かった。

社会的には、まぁあんまし普通の人とは言えないんだけど(笑)、
人間的に深みのある人達ばかりで、話を聞いてると
どんどん引きこまれてくんだよね。

別にバカ話してるだけなんだけど、
話の随所に「ああ、色々経験した人なんだな」
って事がよく分かるシーンがあったりして。

ちょっと前に、ココで「好きな作家の“あとがき”を読んで、
その“あとがき”を書いた作家を好きになる」みたいな話を
書いた時に、

「いいなと思う人の友達は、やっぱりいい感じだし
 ヤな感じの人の友達は、やっぱりナな感じ」

っていうような話をしてた、りりか氏の話を体感した気分です。

楽しい時間を過ごすと
とっても得した気分だわ。

*こちらの写真は、私の先生の知り合いのJAZZバンド。
 世代的に完全に「お父さん」なので、
 なんというか、「やるなー」という感じです(笑)。

水曜日, 12月 24, 2008

日本一のダイヤモンド

酒の席で適当にあいづち打ってた件が、
思いのほか面倒なことになって、
自分でケツを拭く・・・。

そんな事をやってしまった先週末(苦笑)。

まだまだ青いな。私も。要修行です。

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2008年の登り納めって事で、
シツコク高尾に行ってまいりました。

今回のお目当ては、富士山の真ん中に夕日が落ちる
「ダイヤモンド冨士」です。
(なんか音が オールナイトフジ みたい)

冬至近辺の1週間前後しか見られないイベントで、
私にとってははじめてのナイトウォーク(日没後の登山)
でもありました。

山っていうのは、日が落ちると本当に真っ暗だね。
高尾は登山者が多いから、それでもかなり賑やかだけど、
普通の山であんな暗闇に取り残されたら、さぞ恐ろしいと思う。


さすがにもう高尾でヘばる事はないけど、
中腹の薬王院より上にはなんと残雪があったりして、
既にかなり冬モード。高尾山、東京都なのにあなどりがたし。


去年辺りから凝りだした登山ですが、
今年は通年とおして、本当に色々なところに登りました。

こんなに登っていても、実は登山というのは
「むくわれないし、何が面白いんだか・・・」と思ってる部分が
未だに私の中にあって、それでも何故か辞められないんだよね・・。
addict(中毒)なのかも。

だから、私と同じように思っていて、
「登山なんてどこが面白いの??」って言って、
登山に手をつけない人の気持ちが
よお~く分かるっていうか(笑)。

なんとも不思議なスポーツですな。

都市部からの距離や登りやすさで、
ついつい近郊の低山にばかり登ってしまうけど、
来年は、そろそろワンランク上の山に登ってみたいな。

なんでも、少しでも成長が見えると
嬉しいもんです。

もちろん、薬王院ではしっかり手を合わせて
色々な願をかけてきました。

お願いの有効期限は2008年末までなのかもしれんけど、
ホラ、年末年始はカミサマも多忙だからさ(笑)。


*天気に左右されるダイヤモンド冨士ですが、
 私達は最高の晴天で観ることができました。
 ただ、私のヘッポコカメラでは全然上手に撮れなかったので、
 ここでは別の方のを拝借。
 私達の時も、何十台ものカメラが三脚でスタンバッていて、
 その前にいる私は、まるで撮影会のアイドル気分でございました。

月曜日, 12月 22, 2008

安っぽい“泣かせ”はもういらない。

「ブッシュ大統領靴投げゲーム」が
さっそく世界中で作られ、リリースされてるらしい。
さすがネット。吸収はやっ!

でも制作者の中に日本人はほとんどいないとか。
ユーモアセンスの違いよね。悲しすぎダワ。

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ここに落語の話を書くと、「ぜってーみんなに
ツマラナイと思われてるんだろうなー」と思うんですが、
そんな事はおかまいなしです。

12/20(土)
ビクター落語会 ~蓄音機の犬~
http://blog.jvcmusic.co.jp/blog/rakugo/

このところ定期的に一緒に落語を観る仲間が
何人かいまして、今回もその恒例企画兼忘年会でした。

私が観る落語の中では、かなり正統派というか、
実直に古典をやる会。

落語というと笑い一辺倒かと思いきやそんな事はなくて、
「人情噺」という、ジーンと泣けるジャンルの噺も結構あります
(そこは漫才との大きな違いかも)。

年末の風物詩として必ずどこかで聴く「芝浜」は、
人情話の代表格でもあり、とても難しい噺です。

今回はテレビなどにはほとんど出ませんが、
寄席では権太郎と並んで2大人気者といわれる 柳家さん喬の
「芝浜」を聴くことができました。

 酒に溺れ仕事をしなくなった魚屋の旦那が、
 芝の浜で、50両が入った財布を拾う。
 一旦は、せっかく更生して仕事をしようと思った旦那が、
 財布を拾ったことで再び「これで遊んで暮らせる」と
 元の木阿弥になる事を憂いた女房が、ある嘘をついて
 旦那を再び更生させ・・・・。

という噺。

見せ場は終盤、女房の嘘のおかげで
再び真面目に仕事を始めた旦那が、3年目の大晦日に
その嘘を初めて女房から告白される・・・というシーン。

この噺は、人によってかなり登場人物の描き方が違うのですが、
今回のさん喬版では、悪ぶった感じのない、スマートな性格の
旦那として描かれていました。

当然ですが、落語って何度も何度も同じ噺を聴くわけで、
私ももちろん、「芝浜」は何度も聴いた事のある話。

それでも、旦那と女房の夫婦愛にあふれたシーンに
思わず涙腺が緩みました(会場内でもすすり泣きが・・・)。

私は結婚してないけど、例えばテレビのCMなんかで
手をつないだカップルを見ても全然いいなと思わないんだけど、
ああいう噺を聴くと、「夫婦っていいな~」と思ったりします。

人情話は、ある程度落語を聴きこんでからでないと
楽しめないという部分もあるんだけど、
興味のある方はゼヒ(というか一緒に見にいこう 笑)。


もちろんその後は、みんなでダラダラと
飲み明かしてリラックス。勧められて行った
代々木のおでん屋が、隠れ家っぽくて最高でした!

しかし17時から飲んでんのに、終電逃すなよ と・・・(苦笑)。


来年も映画や舞台をたくさん
観れるといいなー。

*ビクター落語会は定期イベントなので、
 ここで収録したDVDもたくさん出ています。
 さん喬は、本人はもちろん兄弟弟子やお弟子さんも
 人気者がある実力派です。

木曜日, 12月 18, 2008

繋がってるのだ!(ってこんなタイトル、前もつけたな)

忘年会のたぐいは今週がピーク。
休みなしの飲み会に
さすがにボチボチちょっと肝臓が・・・。
(じゃー飲むなって話ですが。それは無理。)

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大好きなバンドを観るため
下北のバーに行ってきました。

ハッチハッチェルバンド
http://officebarbecue.com/

予約の事が書いてなかったのでそのまま出かけたら、
狭いバーの中が混んでキューキューで大変なことになってました
(誘った2人、ホントにごめんね・・・・)
でもすっかりクリスマスモードだったし、今回も面白かった。

主役(?)のハッチさんがとても多彩な才能の
持ち主で、元のバンドではドラムス、その後は
ピアノからバイオリン、ボーカルまで、ひとで
何役もこなしております。しかも絵も上手い。

あえてカテゴライズするなら「コミックバンド」
なんですが(笑)、その適当な歌詞の中にすごく
パーソナリティーが出てて、すごく共感できます。
ああいう大人になりたい(もう大人だけど)。

「酒飲めなくなりてーな」って曲があるんだけど、
それなんかは二日酔いの辛さが延々歌われてて、
もう完全にシンクロ(笑)。分かるよー。その気持ち。


元々2~3年前に、とあるコラボイベントで
「落語家×ハッチさん」みたいな企画が吉祥寺であって、
前職の後輩がハッチさん目当て、私が落語家目当てで
観に行ったのが始まり。

今じゃどっちもファンなので、それぞれの
ワンマンライブ(独演会)にも足を運びます。


本読んでる時もたまにこういう事があるけど、
例えば、好きな作家の本の「あとがき」を読んだら
ちょっと面白そうだったので、その作家の本を読む。

「あとがき」書いたりするのって、
その作家とも親交がある場合が多いから、
傾向というか本質的な人間性が似ていて
あとがきの作家のファンにもなっちゃうという・・・。

友達とかでもそういうのあるよね。
気持ちよく付き合える友達の友達は、やっぱり気持ちいい人だったり。


そういうのって「ナンチャラベスト10」とかTVとか、
パブリックなメディアばかりに目を向けていると
決して集まらない情報だったりするし、そうやって「好きな事」
をどんどん発掘していく行為って本当にエキサイティング。

「色んな事に首を突っ込んでおいたほうが、
絶対トクだ」という事を実感する瞬間です。

来年も、こういう出会いがたくさんあるといいなあ~。


*「クダラナの友」11月号
 お買い上げ~。

月曜日, 12月 15, 2008

ありがとう。0系

羽毛布団を買いました。
羽は安いやつですが、ゴアテックスに
やられました。ぬくいね。

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久々にボーカルの先生のステージを
目黒のJAZZバーに観に行きました。

FJ's
http://fjs.fukamachi-jun.com/

歌を習ってはいるものの、先生のステージを
観る事って実はあまりないので(先生の本業はピアノと歌のプロ)。

今回は、ドラムを抜いたトリオ(P&B)とVo.。

私はJAZZを習っていても、別にJAZZに詳しいわけではないので、
ああいうところでプロの人のステージを観るのは、
楽しいとともに大いに勉強になります。

特に、お店のオーナーがJAZZ界では割と著名な
ピアニストだそうなんですが(坂本龍一系のモダンなおじさん)、
1曲だけ弾いてくださったピアノの上手さにビックリした!

私のような素人でも、あれだけ上手いと分かるって事は、
相当なんだと思う。弾いてる時に、全然力入ってる感じ
じゃないのも、逆に上手さが際立つなあ。


落語でもそうだけど、舞台モノっていうのは、
やっぱりそこに“今”の季節感や世相、が反映されているからこそ
ライブの面白さがあるわけで、今回もクリスマスソング満載の選曲でした。
ギャラリーのリクエストに気軽にこたえてくれるのも、
距離感のないステージならではですな。

や~、改めて「今年も終わりねーぇ感」を実感(笑)。
すっかり「(今年の)締めムード」になって、
しみじみしちゃいました。

2009年は良い年になるのかしら・・・?

そういや、むかし紙モノの仕事してた頃は
年末進行だったから、10月半ばには「クリスマスクリスマス」って
騒いでたんだよね・・・。ネットの世界にも「年末進行」ってあるけど、
それは本当の年末休みとリアルタイムにリンクしてるから、
案外ズレがないんだよね。

スピードが速い今の世の中だからこそ、
JAZZバーのようなのんびりした
空気感があるところが必要なのかも。

新幹線も0系が卒業しちゃったしさ。


*バーの割に、意外とちゃんと食事もできます。
 中目と祐天寺のちょうど間くらい。
 ビールはデフォルトでレーベンブロイです。
 ワンダホー!

水曜日, 12月 10, 2008

クー。

午前中にささいなミスを
立て続けにやってヘコむ。

まだまだ人間なってないな。。

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最近SFづいている友達のレコメンドで、
「不思議惑星キン・ザ・ザ」を観た。

私はその友人から聞くまで知らなかったけど、
マニアの間ではそれなりに(B級モノとして)名の知れた作品らしい。

で。内容ですが。

・・・・まったく分からんっ!

まーなんていうか、本当に分からないんですよ。奥さん(笑)。

冷戦真っ只中のロシア(旧ソ連)の映画で、
一応ストーリー的には、

 地球にやってきた、高い知能を持った(でも変な格好)キン・ザ・ザ星人。
 彼が持っていた瞬間移動装置で、瞬時にしてキン・ザ・ザに送
 られてしまった地球の男性二人が、文化も言語も全く違う惑星で
 翻弄されながら地球に戻ってくる物語

・・・なんだけど、まーこのストーリーはあってないようなモンかも。

キン・ザ・ザ星には言語はなくて、あるのは「キュー(罵声語)」と
「クー(罵声以外のすべて)」の2語のみ。
貧しい砂漠の惑星なんだけど、知能が高いので、
やってきた2人の話すロシア語もすぐにマスターしたり・・・。

もちろんハリウッド映画のような大金系の演出や
分かりやすいハッピーエンドはまったくなく、
かと言って特に強いメッセージ性もない。


でも、なんだか印象に残るんだよね・・・?
宇宙船とか超チープなんだけど、逆にそれが
妙な味になってるし。

こういう映画って、テレ東の深夜とかに時々ある。
「ナンジャコリャ?」と思うんだけど、
なぜか記憶にいつまでも残ってる映画。

不思議だ~。本当に不思議だ。さすが「不思議惑星」。

観ないと説明のしようがないオカシミ。

同じ時代のアメリカの代表的なSF映画が
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」である事を考えると、
ソ連のコムニズムっぷりとシニカルなモノ作りの姿勢に感動です(笑)。

デロリアンより、キンザザの宇宙船の
フィギアのが100倍欲しいもん。

面白い、というより、
「思わず最後まで観てしまう映画」です。

この映画を観た人同士は、100%間違いなく
この星の挨拶のポーズをするはず
(もちろん私も、観た翌日に教えてくれた友人とやった(笑))。


心の琴線に触れる映画 とかいうわけではないので、
ごくごく暇な時に観る事をオススメします。


*キン・ザ・ザの挨拶のポーズ。
 …それにしても、社会主義(元・含む)の文化って
 本当に興味深い。エナジーがなくて薄暗いようで、
 実は案外トボけてるっつーか。

月曜日, 12月 08, 2008

裏の裏は、表・・・だとは思うんだけどさ~。

何故か肌がカピカピ。
刺激が少なくて、保湿効果の高い
スキンケアがあればレコメンドして~

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今シーズン最後の試合が終わりました(野球の話)。
悪くない内容だったんだけど、打線が繋がらず
後半打ち込まれて負けちゃいましたよ。

もうさすがに寒いね。
私は主にベンチにいるから、足元の風が寒くって
ジッと座ってられません。。

なんだかんだ言って、チームの何人かは10代からの
付き合いなんだけど、まー改めてみんな
「オッサンになったなー」と思います。

走塁とか劇的に遅くなってるからね(笑)。

でもその分、頭で考えたプレーをするとか、
試合の後にムチャ飲みしないとか、
人間としての思慮深さは出てきてると思うけど
(まー多くの人は嫁子供がいるので、思慮深く
 なってくんなきゃ困るんだけどさ)。

ちなみに、そもそも平均年齢が35歳位の中で
私と同じ年のヤツが2人いるんだけど、
まだ未婚なのが、私も含めてその3人だけ
(私以外みんな男で、だけど)。
年下もみんな片付いております。

うむむむ~・・・・呪われてんのか? 197X年生まれ。


なんだか今週末は、あんまりあちこち行かずに
映画や本に多くの時間を費やしたせいか
なんとなくのんびりしちゃったんだけど、
“頭に余白”がある時っていうのは、それはそれで
あれやこれや考えちゃって疲れるんだよね。。(苦笑)。

どーも、頭をリラックスさせるのが
あんまり上手じゃないんだよな。


人生、悩んで迷ってナンボだとは思いますが、
ココロの休息を取るっていうのは、
体の休息を取るよりも難しいですな。


*「頭のリラックスでググったらこんなのが出た。
 いやいや・・・・ そういう意味ではなく。

水曜日, 12月 03, 2008

「腹で考える」日本

【2008年の目標】
 今年の忘年会では、絶対酒量を控えよう。

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ビジネスセミナーというか、落語というか、
なんだかよく分からない会(笑)に行ってきました。

「まぜるな危険」
 ~笑いと学びの起承転結@青山:草月ホール

落語家2人、会計士と外資系コンサルティング2人のトーク会。
それぞれ演目は独立していて、セッションというより「4人会」だね。

もちろん目当ては、志の吉君と喬太郎さんの落語だったんですが、
そのほかのトークもなかなか面白かった。

一応全員に共通するテーマみたいなものはあって、

 まあ昨今の世界的な経済不安の中で、みんなアワアワしてるけど、
 長いトレンドで見れば大した事なくて、もっと腹決めていこうぜ!

ていう感じかな。

中で、今回のイベントの主催者でもある
破天荒(?)な会計士の方が印象深い話をしてました。

 その方が外資の企業に勤めていた30代の頃、海外駐在が決まり、
 駐在先の上司にプロフィールの書類を提出するよう言われたんだって。
 そこで彼は正直に、「英語が苦手なのでちょっと心配です」という一文を
 サラっと添えたと。

 そしたら当時彼の上司だったJewishの米国人が呆れたように彼を叱り、
 赤字でこう修正したそうです。

  「英語が苦手なので心配です」 ⇒⇒ 「日本語は完璧です」

 これを見て彼は、

 「ああ……。どちらが良いとか悪いとかではなく、アメリカ人と日本人は、
 なんて根本の構造が全く違うんだ!」

 と、改めて実感したのだとか。


彼曰く、「欧米社会は“頭で考える”社会だけど、日本は“腹で考える文化”。
時には諦めて「腹決める」事も必要。それに日本は、景気が悪い悪いという声に
影響受けまくって、すぐ表情まで暗くしたり、悲しげな雰囲気になる人が多すぎ。
何かが悪い状態の時こそ、腹にたまったものを“笑い”で吐き出せるのが、
真のビジネスパーソンたる姿。だと。


もうね。思いっきり共感してしまいました!

業績が悪いために、いつも遅くまで残っている営業への
真摯な態度として、「(仕事がなくても)デスクワーク部署も残業せよ」
と私にいった、ウチのアホ上司に聞かせてやりたい。

忙しけりゃもちろん責任持って残る。やる事ないならとっとと帰る。
これ、当たり前の事じゃないの??

いつも「暗そうに、大変そうに、頑張ってるっぽく」振舞うその上司に、
本当の意味での「がんばり」を感じた事が私はありません。

仕事に限らず、「なんか私ばっかり不幸で~」とか、
「私ぐらい不幸な人はいない!」とか公言する人に限って
結局は責任転嫁してるような気がする。

結局すごいと思わせる人は、なんだかノンビリしてように見えるけど、
いつも笑顔で、余裕を感じて、でも実は頑張っててサクっといい仕事する人。

私もそうありたいな~。。。


あ。落語のほうは、もちろんバッチリ楽しませていただきましたよ。
落語って本当にすごい芸能だと改めて思う。

月曜日, 12月 01, 2008

社会の縮図

トイレットペーパーが自分で終わってしまった時。
コピー用紙が自分の分で終わってしまった時。

「次の人のために補充しておくかどうか」で、
その人の人間的な本質が分かるような気がする。
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月イチ企画で高尾。

私は月に1回は行けてないけど、それでも
今年は高尾に5~6回は確実に登ってるんじゃないかと。

紅葉の見納めシーズンでお天気も良かった事から、
それはもー 「・・・・渋谷かいっっ!!」 と思わず
突っ込みを入れたくなるような混雑っぷり。
ハイシーズンの高尾は避けたいかも。

まあ、登山をする人よりはケーブルを使う人が
圧倒的に多いので、それが登山組には救いといえば救いでしたが。

もうそろそろ高尾レベルでも、日が傾いてからの寒さが
身に染みるようになりました。 もう冬なんだな~・・・。


これだけ登っていて、山の中腹にあるサル園には
行った事がありませんでした。なので今回は寄り道。

やー 面白いね。サル。個性爆発。
人間とまるっきり一緒。

活発なの、臆病なの、芸達者なの、ひねくれたの。
人間のキャラクターで、ないのはナイんじゃないかってくらいに
バラエティーに富んだ個性。

これまでのボスの変遷が掲示してあったんだけどこれがまた面白くて、

長期政権で引退後もリスペクトされたヤツ、
仕切り上手でボスになった女傑のメス、
飼育員から推薦(てなんだ?)されながらも、面倒臭がりで
人望(猿望?)がないため、ボスになりそこねたヤツなどなど。。。

「お。どっかで聞いた事あるぞ?」ってな話の
オンパレードでした。


要はですよ。

人間なんて、一皮剥けばしょせんモンキー って事ですよ。

小難しく考えたり、変に斜にかまえたりするのは辞めて、
シンプルに生きればいいって事ですな。きっと。

差別社会や、人間のエゴがなくなる事はたぶんないけど、
人間がサルと分岐して以来、人間がちょっとだけかしこくなったところを
発揮して、いい社会にしなくちゃいけないね。

じゃなきゃ、サルと同じじゃん。
個人的には、今のとこ人間とサルはドロー だと思う。

どっちもたいしておりこうじゃない。


いい事教えてくれるじゃん。サル。


* 飼育員さんのお話タイムが、大変
 面白うございました。