月曜日, 12月 03, 2007

ルーツをたどる。

世の中には「時間をかけないほうが良い仕事」もある。
と、いう事を上司に知って欲しいっ(苦笑)。

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週末に、1泊で滋賀県は琵琶湖畔に行ってきました。

友達の絵の仲間が滋賀にお住まいの方で、
そのお相伴に預かっての旅です。

たまたまですが、おじゃましたのが彦根市と長浜市。
個人情報を書くのは気が引けますが(笑)、自分の苗字と
同じ場所を訪れたわけです。


随分前から、滋賀に長浜という場所がある事は知っていたけど、
訪れたのは今回が初めて。滋賀の中では観光地化されている事も
あって、パンフ、看板、道路標識、商店・・・あらゆる場所に
自分の名前があって、なんともおかしな感じ。

言うなれば、「久しぶりに会った兄妹」みたいな感じで、
なんの関係もない場所なのに妙なシンパシーを感じるというか。


よく石碑なんかに書いてある、「名前の由来」とか「歴史」なんてーのも、
普通だったらサラっと眺めて「へ~」ってレベルだけど、
自分の名前が頻出するので、つい熟読してしまっよ。

ちなみに「長浜」は元は今浜という名前で、豊臣秀吉が
信長の「長」をとって改名したんだそうだ。

私は実家も「城下町(江戸城)」だったりするし、
長浜って地名は沖縄県に一番多いんだけど、長浜城主の井伊家の末裔が、
琉球王国からお姫様をもらった歴史がある・・なんて話を聞いたりすると、
自分の「ルーツ」に興味がわいてきます。

よく年配の人が、「死ぬ前の記念」に自分の家計図を
作ったりするけど、その気持ち、今ならよく分かるな~(笑)。


あの辺は城下町なので、何をしたっていうより、
散歩して、街並みを見て・・・ってな具合のぶらり旅だったんですが、
なんだかとても“イイ感じ”を味わうことができました。


観光名所はひと通り見たし、旅への意欲がナカナカわかないのよね・・・
なんて人は、自分の名前と同じ場所への旅・・・かなりおすすめです。

「駅」までは難しいかもしれないけど、大抵の苗字は、町や村で
同じ名前の場所がきっとあると思います。