火曜日, 6月 12, 2012

真っ暗、ドロドロ、そして光・・@丹沢・源次郎沢ほか

『渋谷にモテ系女子必見のカフェがオープン!
 近くには荘厳な雰囲気で人気の○○チャペルもあり、
 週末には先輩カップルのウエディングシーンが目撃できちゃうかも♪
 プロポーズ待ち女子は、ぜひデート気分で彼と足を運んでみて☆』

・・・・ってな具合の文章を、最近は日夜書いているわけですが。

私のキャラを知っている友人には、ことごとく
「・・なわけねー」 と、言われています。

そりゃーねえ~ ・・・仕事ってそういうモンですよw

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シーズン到来。いざ、沢登り!

いーやー。楽しかった!
沢登りって、もしかしたらいろんな山行スタイルの中で一番好きかも。
よく山登りは「人生」にたとえられるけど、
沢登りは、ドロドロになりながら薄暗い沢筋を抜けてツメ上げた時の
「着いた~!」って感じが一番「人生」っぽくていいw。

というわけで、丹沢に行ってきました。

今回は人数が多かったので、3パーティに分かれての遡行。

P1 源次郎沢 班
P2 水無川本谷 班
P3 セドの沢 班

基本的にすべて水無川の本流&支流で、最後は塔ノ岳周辺にツメ上げます。
まあ塔ノ岳なんで、山頂には行かなかったんですけど。
私は、源次郎沢班です。
※【注】源次郎沢は、最近の遡行図と実際の滝の番号が合ってません。
    なので今回は現場のF番号で記載しました。

8:00頃 大倉バス停着
     戸川林道~書策新道
09:30  入渓
12:30 ツメ
15:00  大倉バス停着


大倉から林道を1時間ほど歩いて、
入渓点で準備。


入渓後、10分ほどで他のチームとお別れし、
源次郎沢に入ります。初級者向けの沢で
しかも指示板がかなりシッカリしているので安心。

F1~F4までは、ロープなしで登れる楽しげな滝が続きます。
前日の雨のおかげか、水量もほどよくあってGOO。
F5の後には、やや分かりずらい出合いに到着。
ここは右側に行くのが正しい。ここで初めてロープを出します。
今回は、基本的に高巻きせずにほぼすべて滝を登攀できるのが嬉しい。




F7を過ぎたあたりで水は枯れるので、
ここでちょっとお昼ゴハン。
梅雨入り直後ということで雨が心配だったんですが
(沢登中の急な雨の怖さは昨年経験済みなので・・)、
なんとか天気も持ちました。ザ・日ごろの行い!w

その後、Fって書いてあるけど「そうか~??」って
感じのガレが続いた後、お楽しみのF10・8m。


登攀自体は難しいわけではないけど
事故があったこともあるらしいので、本日2回目のロープを
出して慎重に登ります。沢の残置は、水にさらされているという
その性質上、サビたり緩んだりしていることも多く、
いい感じの緊張感を持つことができます。


最後は背の低いササヤブを、踏み後をたどりながら30分ほど進み、
赤茶げた岩場を越えたらゴール!

お天気イマイチだというのに、大倉尾根は
カラフルな山ガールでいっぱい!

そんな中に、腰までぬれて泥だらけ、ヒルのおまけ付きの人が3名ほど合流・・。
これぞ、沢登りの醍醐味!
ここで「塔ノ岳に、こんなに苦労して登ってきたんだぜ~」っていう
優越感を感じられない人は、沢登りは絶対向いてませんw

花立小屋でしばし休憩ののち、
1時間半ほど超速の下山で15時前には大倉バス停へ。

私達のパーティが一番だったので、のんびり片付けして
お先に乾杯! 1本目のビールが終わろうかという時に
2番目のパーティが、2本目が半分ほど・・ってところで
残りのパーティが下山し、ようやく全員で乾杯。

それぞれの遡行の報告をしつつ、ホロ酔い気分で
大倉を後にしたのでした。

丹沢や奥多摩は、一般登山道を登っていた頃は
「初心者向けの山」という十把一からげなイメージを
持ってたんですが、も~~~とんでもない!

遡行の困難な沢や難しい岩場も満載で、
まだまだたくさんの魅力を秘めた山域だと思いました。

いや~ また早く沢やりたい。

つーか全然時間が足りないんですけど、
どうしたらいいんですか?

火曜日, 6月 05, 2012

屈辱と宿題@小川山

ノエル、キターーーーー!
金曜にBEADY EYE、土曜にノエル(しかもヘッドライナー)。

・・・・だったらOASISのままで一緒に来てくれりゃーいいのに。
と、思うのは私だけ?

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かなり不安な天気の中、会社のボル仲間と小川山へ。

今回は、メンバー的にも「エンクラ>トレーニング」だったので、
途中、若干事故渋滞にハマったりしつつ、テン場に着いたのは昼過ぎ。


夕方以降は雨の予報もあったので、
早々にお昼を済ませて、土曜はボルダDay。
私は小川山でボルダをやったことがないので、
仲間の案内を受けつつ、クジラ岩へ。

クジラ岩はなかなかの盛況で、しかも3~1級課題がメインなので
もちろん私は特に用はなくw、その周辺の課題で遊ぶ。



同行の仲間は、「穴社員3級」なぞをサクっと一撃しておりました。

・・・・・ふーん。そうかいそうかい。

夕方頃、予報通り雨がパラついて来たので撤収したものの、
テン場に戻る頃には雨があがったので、テン場に面した
「きたない大岩」もちょっとおさわり。
個人的に信じられない(黒本で)8級の課題に取りつくものの、
むしろ核心を越えた後半に恐怖心が勝り敗退。土曜は屈辱のシメとなりました。。


スパイヤー 7級 ○
プーシェ  7級 ○
プーシェ  6級 ○
きたない大岩 スラブ6級 ○
きたない大岩 8級 ×
 その他、やれもしない5級4級もいくつかおさわり・・・

夜のメニューは、トマト鍋&つまみ各種!
さすがアーバン系ボルダー、アウトドアグッズが充実で、
ささみ梅しそ焼き、焼きウインナー、サラダ等、
かなり充実したラインナップを楽しませていただきました。

当たり前のように小川山にいる(笑)他の知り合いも
遊びに来てくれつつ、夜はふけてゆくのでした・・・・


そして日曜は、天気予報を完全に裏切ってなんと晴れ間が!
すーばーらーしい~

今回は、日曜は外ルート未経験(でもボルダは3級以上)の2人が
ヒモをやると言っていて、別パーティに知り合いが多数いたこともあって、
そのあたりを頼って左岸スラブへ。


時間差で到着したものの、知り合いが見当たらないので、
思い切って昨年宿題になっていたルートに取り付く。

トムと一緒 5.10a RP

お母さーん! やったよ!
娘はやりましたよ!



先シーズンからほぼ1年たって、ようやく宿題をRP。
亀の歩みながら少しだけ成長を実感できた瞬間でした。

自分が、3級だー 1級だー の人に、Trをはってあげることになるなんてw。
2人もなんだかんだでルートを満喫した模様。
やっぱり恐怖心を感じるポイントとかが、
ボルダメインの人は全然違うんだね~。

ちょうど全員が登り終わったところで本格的に雨が降ってきたため、
残念ながら午前中で撤収。
帰りがけに「ビクター」を触ったものの、
すでに上部はビショビショで諦める。

早々にテントを撤収し、ほったらかしでマッターリした後、
まあソコソコの渋滞で21時前には自宅に着いたのでした。


一緒のメンツも楽しかったし(車中のトークとか、も~アホ!)、
ごぶさたのクライマーにも会えたし、
小川山のボルダは、それはそれで楽しかったー。

小川山はトポ見てるだけでワクワクするよね。
今シーズンは、たくさんたくさん行けるとイイナ~。

木曜日, 5月 31, 2012

死ぬ時に残す言葉@「新編・風雪のビヴァーク」

知り合いのサイトに寄稿している記事。よろしければ。
「通勤の音楽2」
http://epstein-s.net/archives/7437

完全に「通勤」はどうでも良くなってきてるw
日付が2009年になっているのは、キヨシローが亡くなった年だからです。
運営者のこだわりなもんで。

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異動後に、扱う商材と仕事がかなり変わったので、
このところビジネス本(業界知識とか分析系のHow toとか)を
読まざるを得ない日々が続いてちょっとストレスだったんですが、
あんまりそればっかでも寂しいので、ちょっと浮気。

「新編・風雪のビヴァーク」
著/松濤 明



山の人には「え!読んでなかったの!?」と、
言われそうですが。結構ヤマ関係の本は読んでるつもり
だったんですが、見逃してました。


基本的には「山行記録」なので、ある程度
知っているルートや山域のほうが読んでて楽しい。

読者としては、松濤さんが北鎌で遭難したことは既に分かっているわけで、
その「最期の登攀」に向かって、どんな山行をしていったのかが興味あるところでした。

先鋭的な登山をする団体が、学生から社会人山岳会に移行する過程の中で、
また戦前戦後の混乱の中で、彼の「自分はなんのために登るのか」という価値観が
だんだん変わっていく様子がとても興味深いんだけど、やっぱりなんといっても
緊張感があるのは、ラストの北鎌の登攀。

今のように高性能な山道具がない中、
体が濡れ、コンロが壊れ、仲間(有元さん)が滑落し死を決意する。

そして、有名なこの遺書。

 全身硬ッテ力ナシ
 何トカ湯俣迄ト思フモ
 有元ヲ捨テルニシノビズ、死ヲ決ス
 オカアサン
 アナタノヤサシサニ タダカンシャ
 一アシ先ニオトウサンノ所ヘ行キマス。
 何ノコーコウモ出来ズ 死ヌツミヲオユルシ下サイ
 ツヨク生キテ下サイ

 我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ、ヤガテ海二入リ、
 魚ヲ肥ヤシ、又人ノ身体ヲ作ル
 個人ハカリノ姿 グルグルマワル



・・・・人間て、自分が「死ぬ」と分かった時に
こんな文章を書けるもんなの? と、素直に驚きました。

ラストの三行なんて、ちょっとオソロシイ。
「自分の死を(自分に)納得させたい」っていう解釈もできるけど、
それよりもたぶん、本当に“そう思ってるんだろうな”っていうのが
すごく感じられます。

個人的には、山で死ぬ人はそれがどんな理由であれ「遭難・失敗」なわけで、
決して賞賛するものではないと思ってはいるけど、
自分の命が尽きるときにこういう形でメッセージを残せるっていうのは
本当にすごい。それだけ、強い意志があって、ある意味での「完ぺき主義者」
な人だったんだろうな と。

私も「山で亡くなった人」の話は何度か聞いたし、
たまたまここ数年、身近に不幸が続いたので
なんとなくリアルに「死」に向き合うことは多いんだけど、
こんなふうに「だんだん死んで行く」という状況になったら、
私っていったい何を考えるだろう。。


まずは家族にメッセージ、それは書くだろうなー。

あとは、整理的なことを書くかも。
「引き出しのアレは処分してくれ」とかw

んー。あとは~・・・・

案外、ノートの隅に書くような
ショーモナイ落書きとかを書いてしまうかもしんない。
なんか私って、そういうことしそうな気がするw

でも、残された遺書を読むのは私ではなくて、「生きてる人」だから、
そういう人たちに残すものは「決死の遺言」ではなくて、
「ユル~いメッセージ」くらいのほうが、残されたほうは読んでて
気楽かもしれないね。「幸せに死ねたのかもしれないな」って思ってもらえるから。


まー間違いなく言えるのは、松濤明のような立派な遺書は
私には絶対書けないってことですなw 

よい本でした。

月曜日, 5月 28, 2012

生涯勉強@河又改め、河又登山

週末、ばーちゃんの49日。
これで祖父母はひとりもいなくなってしまった。。
30~40代の孫が8人もいて、曾孫はたった二人(1家族)だけ。
親不孝だけでなく、祖父母不幸もしたな・・・・。

おばーちゃん、ごめん。

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快晴の土曜日、初めて河又に行ってきました。


・・・・「行ってきました」、

はい。ここポイント。

行ってきただけで、「登って」ないんですよ。これが。

とても恥ずかしいお話なのですが、
恥をしのんで、そして自身への戒めを込めて備忘録(苦笑)。

*****

山岳会の仲間と、6時半に都内を出発。
今回向かったのは、河又でも比較的やさしいルートが多い小泉エリア。
渋滞やら道を間違えたりしながらも、
なんとか10時台にはアプローチの峠に車を止める。他の車はない。

取り付きまでは20分ほどってことなので、
まあ11時半には登れるかな~ なんて思っていました。

入口が分かりずらいものの、なんとなく踏み跡があるところが
あったのでアタリをつけ入山。かなり荒れているが、テープもあるし、
まあ方向は間違っていないだろうと急坂を上ったり下ったり。

しかし、30分歩いても一向にそれらしき岩場がない。。
周辺はどんどん荒れてくるうえ、沢筋に降りてしまったあたりで
「これは間違ってないか・・・?」と思い始める。

このまま歩いてもラチがあかない気がして、協議の結果
いったん車に戻る。 ここでお昼すぎ。
岩場で食べるつもりだったお昼ゴハンを車の前でいただくw


13時頃、コンパス的には「もしかしてまったく逆を歩いてた?」って
ことになって、今度は道路の反対側の急坂を登る。

明瞭な踏み跡をたどるとそれらしき尾根筋に出て、
トポにある「見晴台」らしき場所に出たので、
方角を確かめつつ支尾根を下る。



しかし・・・やっぱり岩場は見えない。
トポには「岩場が見える」って書いてあるのに!

ない・・・・ない・・・・なぁーーい!

それらしいテープやケルンに翻弄されまくりながら、
もはや現在地もあやふやになり・・・・。

結局、心が折れて再度車まで戻る。ここで14時過ぎ。

仮に岩場まで行けても、もう登る時間もない。。

完全な敗退です! しかも取り付きまでも行かずしてっ!


もちろん、こんなの初めての体験。
死んでも会長に言えない(苦笑)。

収穫はゼロ。でも、学んだことは・・・

・初めての岩場はもっとちゃんと調べてくるべし。
・テープや踏み跡を「自分都合でいいように」解釈しすぎ。
 山の道迷いの典型を痛感しました。。
・山のつもりで行ってないので、地図なし、コンパスなし、雨具なし。
・トポのザックリすぎる地図だけで行こうなんて甘すぎ。
・天気のよい週末だったし、ほかのパーティがいるに決まってると思いこんでました。


泣けますね。

すっかり意気消沈して「ベーキャンでも行く?」なんて言ってたんだけど、
結局帰り道に、なぜか外にある人工壁を発見して(一応ジム)、
そのなんとも不安なボルトの外壁で3本ほど登らせていただいて終了。。




※↑ま、実はそれなりに楽しんでいるw


しかし、こんなことってあるんですねえ~。。。
まさか河又で、「読図をやらなきゃ!」って
改めて心に誓うとは思ってもいませんでした(苦笑

竹内さんが日本人初の14座達成の偉業を成し遂げた同じ日、
ある意味我々も「偉業」を達成・・・(って、この比較最低w)。

・・・ま、負け犬の遠吠えを承知でいうなら、歩荷トレにはなったし、
それはそれで、色々不思議な経験で楽しかったんですけどね。

なんか、人工壁のオジサンも面白い人だったしw

結局、最後は筑前屋で反省会をしましてぇー、
何もしてないのにたくさん飲み食いしましてぇー、
いい心持ちになりましてぇー、
のんびり歩いて、23時前には家路に着いたのでありましたw。


小泉エリア~雷岩~蛇岩に、峠側からアプローチしたことのある方、
どうか、情報ください! 後で地形図見たけど、岩場の気配を感じません。。
来月、同メンバーでリベンジ誓っておりますので(切実)。

しかし。

何事も「経験」しなくちゃわからないもんです。

人生、「生涯勉強」ってヤツですよw

月曜日, 5月 21, 2012

お天気万歳!@柴崎ロック~つづら岩

「金環日食が昔の人に気味悪がられていた」ということは、
昔の人の中には、太陽を直接見て目を傷めてる人がいたんだろうなあ。
カワイソウだ。

・・・それはともかく、フジの土曜日のヘッドライナー、
いい加減決まってもいいんじゃないのか? どーなってるんだ?


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お天気に恵まれた週末、久々の外岩転戦をしてきました。
岩場が違うと雰囲気も違うから楽しい。

まずは、山仲間(飲み仲間?)からのお誘いで
初めての「柴崎ロック」。(Thanks! for P-san)
看板ルートは「ジャックポイズン5.13a」みたい。

曲がり角がちょっと分かりづらいものの、
駐車スペースから岩場までは5分足らずと絶好のアプローチ。
小さくコンパクトにまとまった岩場で、
「石灰岩」というだけで正直ビビってたんですが、
意外にも5.8、5.9クラスも数があって私は大満足の一日でした。

うまいぞギンナン(5.8) OS
エントツ(5.9) OS
初心者マーク(5.9) TO(1テン)
ウォーミングフック (5.10a) TO(2テン)
宮崎ホイホイ (5.10b) ×




「エントツ」は溝をステミングで直登する綺麗なルートで、
とても相性のいい、好きなルートでした。
ホラ、私ってまっすぐな人間だから(プッ)。

「初心者マーク」の1テンは単なるオブザベのミスなので、
分かっていれば・・・という残念な感じ。

最後の「宮崎ホイホイ」は、最後の斜上していくフェースが怖くて、
あと1~2m上の終了点に届かず無念の敗退・・・。もっと早くやりゃ~よかった。

一緒に来た人たちは、5.11cのルートに繰り返し取り付いていましたが、
私のような下手くそでも核心部は見てて分かるので、
見ていると思わず自分の時以上に緊張して手に汗にぎります。

今回初対面だった温厚なYさんは、地上では
「いやー 僕なんかクライマーじゃないですよ~」なんて謙遜してましたが、
あの11cの核心で落ちた時の、駄々っ子みたいな悔しがりっぷり・・・・
イヤイヤ、あれはどこから見てもクライマー以外の何者でもありませんのでw




その日は温泉からの公園泊(翌日転戦だったので、帰るのが面倒でw)。
あったかくなって結構快適~。
クライマーって、「いかに職質されずに夜を過ごすか」も
大切な要素だと思うw

人って本当は、わずかな道具で暮らせちゃうんだよね。
普段ももっと物を整理してシンプルに暮らしたい。


*********

翌日は会山行でつづら岩。
今回は10数人でわりと大所帯。

毎度シンドイ1.5時間のアプローチは、
先月来た時よりも気温が上がっている分シンドさを増してる気がw

取り付きに着後はさっそく全部で5パーティに分かれてスタート。
私は、初めてHさんと組んでこんな感じ↓で。


一般ルート(4級/2P) ※全リード 間違って2Pになっちゃいまして・・
右クラック(4級/2P) ※1P目リード
東面の小さな岩場でお遊び1本(グレードなし/5.8てとこかな?)




基本的に自分が上手くならない理由のひとつに
「登ったルートを覚えない」というがあるんですが、
今回は先月登ったばっかりなんで、さすがに記憶があったw

この日も絶好のお天気で、終了点に吹き抜ける風は
緑の匂いがいっぱい。



たった1ヶ月前に来た時と比べても緑色が濃くなっているのは明確で、
「夏がやってくるな~」という空気を実感できました。

パーティごとに終わり時間に差があったので、
バスの時間に間に合うかヒヤッとしましたが、
なんとか全員予定通りのバスに乗車。

帰りは定番のバス停で乾杯、かーらーの、中央線で2本目w

車中では、夏に向けて本チャン系の大きな山行計画の話が
そろそろ具体的になってきていました。

個人的には、去年は剣のバリエーション1回だけだったので、
今夏はせめて2回は大きな山行がこなせればと思っています。
そのためには・・・・・トレーニングあるのみ ですねw

金曜日, 5月 18, 2012

たまにはのんびり野球なぞ@交流戦「巨人VSオリックス」

こないだ朝会社に来てマグカップに
コーヒーを入れようと思ったら、中に「象」が入ってた。

・・・・。

異動前からボルダ仲間だったヤツの
ただのイタズラだったんだけどw(入ってたのはフィギュアね)

・・・・異動して1.5ヶ月、まだまだ部署の空気感は探り中だけど、
こういうアホな仲間が近くになったのはありがたいw

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さて。ここ数年お約束になっている、
Hさんとの年に1度の野球観戦へ。

Hさんは目が見えないので、球場までの移動とか
そういうサポートは確かに必要だけど(ドームのあの急な階段て、
そういう目線で見ると本当に危ないと思う)、
場内に入ってからは私より全然知識があるので、
昨今のプロ野球事情は教えもらってばっかりでした。

私の野球知識はかなり昔で止まってるからな~。。w

ナイター中継や甲子園を見ながら、
熱心にスコアブックを付けていた時代も今は昔w
(でもあのときに、プロの試合というのはスコアがとても綺麗で
(エラーとかほとんどないから)、こういうトコも“プロ”って
 すごいな~という発見はあった気がする)。

交流戦が始まったばかりなので
、 ファンサービスなのか、こんなんもらいました。



わーい☆

おかげで・・・という事でもないんですが、
いつにもまして観客席の「オレンジ率」が半端なくて、
1塁側とか3塁側とか、そんなんどーでもいい感じ。




おおげさではなく、観客の93%くらいはオレンジ。

まあ、野球が好きか嫌いかに関わらず、
「巨人戦」というのは行きやすいのかもね~。

試合のほうはというと、18:00プレイボールで
1回裏に高橋由のいきなりの満塁ホームラン。
私達が球場に入った19:00頃には既に5対0。

そのままオリックスが活躍するような見せ場は
ほとんどなく、6対0で試合終了。。

や、いいよ。

ジャイアンツファンだし。いいんだけどさ。
なんかモノ足りないんだよね・・。人ってワガママよねw

でもご贔屓の慎之助が2安打だったし、まあいっか。

試合を見ているより、ビールを飲んでいる時間のほうが
長かった気がしないでもないんですが・・(笑)、
こういう時間も、たまにはいいですネ。

火曜日, 5月 15, 2012

ハーレムはいかが?@川苔山

「コンプガチャ」なんて言葉、今回の報道が
出るまで聞いたこともなかった。

「ビックリマンチョコ」とか
収集家の心をくすぐる、むか~しからあるビジネスモデルだけど、
みんなそんなに「コンプリート」したいのかなー?

カードとか集めたこともなく、アイドルを追っかけたこともなく、
漫画で1巻だけ欠けてても全然気にしない私には、
このテの流行が全然分からなくてねぇ~w

ま、あらゆることにあんま執着がないのよね。困ったことに(苦笑)。


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先週は半ばに3年振りくらいに熱を出して(知恵熱?)
のたうち回ってたんですが、週末に向けて回復していくからアラ不思議♪


そんなわけで、週末は原点回帰で
久々に奥多摩・川苔山に登ってまいりました。

この山に登るのは4回目ですが、
1回目以外は、すべて「山に行く」ということだけ決まってて、
結果として川苔になったってパターンで、そういう意味では
なぜかこの山には縁があります。

ハイキング登山には最適な天気だっただけに、
奥多摩駅から日原方面に出るバスの混雑は大変なモノ。
当然臨時便が出ると思ってたんですが、
車両がないとかで2台に寿司詰め。。

どんどん押し込まれてイライラをぶつけてたオッサンもいたけど、
こんなところまで来てラッシュでイラついてたら、なんのために山に
来てるのか分からないじゃんね~。

私達は車両の一番前で、運転手さんのローカルな雰囲気に
ナゴまされつつ、無事登山口に着。で、さっそく登山開始。


0930 川乗橋
1230 川苔山山頂 ※お昼
1530 鳩ノ巣駅
   ~ふろ&ビール


個人的には、川苔山は奥多摩入門編の山としては最適だと思います。
適度に負荷があって、山頂の眺めもよく、登山道がよく整備されてる。

滝の周りは涼しげで気持ちよかったけど、
稜線に出てからの風がかなり冷たく、
まだまだ「夏山」は遠い感じですね~。
※久々に「山ガール」カラーな仲間との山登りw↓


今回は6名のメンバー中、リーダーDさんのみが男子。

山頂で、10~20代とおぼしき5~6人の男子グループにシャッターを
お願いしたのですが、
リーダーはその男子達に「ハーレムですね~」なんて言われましたわよ☆

・・・ま、囲んでる女子は結構~イイ年な感じですけどもw


代わりに彼らのシャッターも押してあげましたが、
我々女子は、
「むしろそっちの男子グループに入って逆ハーレムしたい!」
「でも、誰か一人しか入れないじゃん」
「それでDさんが選ばれちゃったりして」
「やーー! それ超ショックなんですけどっ!」

・・・と、マア~ かしましい女子トークw

そしてその女子トークを聞いてる後ろの中高年グループが爆笑。
・・・みたいな構図w

ああ~ そういう女子(アラフォー?)トークが
なんともナゴむわ(笑)。平和だなー。

帰りは奥多摩帰りの御用達温泉でひとっ風呂&当然の乾杯で〆。



のんびり、快適な山行でした。


お天気が良かっただけに、外岩行けなくてちょっぴり残念
なんて朝は思ってたんだけど、やっぱり山はどこに行ってもいいな~。

同じ山でも毎回違う発見があるから、
登山はやっぱり面白いなー。