あ~ コレなんて癒されるのかしら。
http://www.youtube.com/watch?v=vdQj2ohqCBk
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観てきましたよぉ~~!! 「犯さん哉」。
このところ、お芝居のチケ取りが連敗続きだった私ですが、
久々にゲットすることができました。
脚本がケラ(「有頂天」の、といえば分かるかな)、
主演が古田新太(新感線の)ときちゃ~・・そりゃ買いでしょ!
・・というか、実はこのところ大倉考二が私の中でプチブームで、
去年の冬くらいから、「ナイロン100C」のお芝居を何度か観ていて、
今回もその延長なんでございます。
大泉洋といい、大倉考二といい、マッチョ好きで知られる私が、
なぜこのところヤセノッポ系(しかも微妙なカッコ悪さ)の人に
関心を示すのか、自分でもナゾなんですが・・・。
まー。「オトナになると、昔嫌いだった塩辛が好きになる」、的な事かと。。。
今回のお芝居は、元々雑誌の記事とかみていた時から、
「とにかく究極のバカをやろうというスタンスの芝居」だというのは
読んでいたから、そういう心構えで行ったんですが、
・・・や~~~~ なんていうか・・・・・ アホでした。マジで。
一応「バカで貧乏な14歳の主人公(古田新太)がよく見る”世界が終わってしまう夢”
をベースにした、主人公の日常と成長を3部構成でつづる」・・みたいな話の筋はある
と思うんだけど、そんなストーリーはどーでもいいような展開で、はっきり言って、
「この動作の意味は・・?」とか「このキャストとあのキャストの関係は?」なんて事を
考えてみたら、全然面白くありません。
まさしく 「ノリ」 を極限まで極めたらこうなるんじゃないか・・
っていう内容。
無意味。 あーまーりーに 無意味。
芝居の途中途中には、なんとなく教訓めいたエピソードも出てくるんだけど、
そんな説教じみた事を伝えるつもりはたぶんさらさらなくて、
ただただ、
好きにやってっから、好きに観てくれ。
笑かしてやっから。
的な気合(?)を感じました。
2時間を越える長丁場で、「バカをやり続ける」っていうのも、
かなりプロの仕事だよね。
数学が苦手なクセに、日常の出来事にはなんとなく5W1Hの
理由付けをしがちな私としては、こうしてなーーーんも考えずに、
頭カラッポでガハガハと笑わせてもらえる時間は、大変貴重でした。
ありがとう。舞台を作ったみなさん。
これで場所が渋谷じゃなけりゃ最高なのに(笑)。
舞台とかアートって「芸術」っていう高尚なものに
まとめられがちだけど、こういうのがあっても全然OKだと思います。
彼らが次は何をやらかしてくれるのか・・
とっても楽しみです。
結婚関連、その後人材業界にて広告主体のwebディレクターで食ってます。間にはNewzealandで生活。飲んで踊ってのナゴみの日々。良い具合に年を重ねた(と自分で勝手に思っている)熟れ頃の私なりの思想を綴ります。
人生のテーマは「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず」と「いかに無駄を楽しむか」。
木曜日, 10月 11, 2007
業の肯定
他事業部の私のお気に入りの課長(つっても私の4~5つ上)が
所帯持ちだと判明。なんだーガッカリ。
しかも元ウチの派遣だった可愛いい女の子らしい。
・・・チッ。あと3年待ってくれれば(笑)。
-------
今月は上野・鈴本の10月上席に大好きな柳家小三治が出るので、
今月に入って2度も寄席へ足を運んでしまいました。
1日は平日だったので、仕事の直後にダッシュ。
やろうと思えばできるじゃ~ん。私。
さすが大看板。40分近い高座があっという間に過ぎていきます。
2回目に聞いた「小言幸兵衛」なんて、
そもそも落ちらしいオチがない話なのに、あんだけ人を引き込めるんだから
これぞまさに「芸」!だな~と思う。
普段はつまんない上司の自慢話なんて、5分と持たずに飽きるっちゅーのに。
落語のお話の中に出てくる人は、例え悪者ややっかい者であっても、
ドジだったりオっチョコチョイだったりして憎めない人が多い。
私は、知ったかぶりしたりするご隠居とか、与太と呼ばれる頭の弱い子が出てくる
長屋噺と言われる話が好きなんだけど、特にそういう話には、「いるいる。こういう人!」
という人物がたくさん出てきます。
有名な話ですが、立川談志の落語論は「落語とは人間の”業”の肯定」。
人間とは、すべからく「ずるくて」「いじわるで」「自分本位」な生き物であり、
それを肯定し笑いへと昇華するのが「落語」という芸能なんである、と。。
いい言葉だよね。
落語を聞いた後いつも思うのは、例えば会社のムカつく上司や
気の合わない同僚も、落語の世界に生きている人間の感性で言えば、
まあ「しょーもないけど、いいところもあるヤツだ」って事になるのかなと。
色々な人間関係の事柄が、昔よりずっとずーっと複雑になっている現代だからこそ、
こういうある種突き抜けた感覚が必要なんだと思う。
もちろん、じゃあ本当にそう思えるかっていうと、
ムカつく奴はムカつくんだけどさ。
こないだも、つまんないコネタを連発する上司に
「それ、流していーすか?」と冷たく言い放っちゃったし(笑)。
人間の度量が足りないなー私も。
所帯持ちだと判明。なんだーガッカリ。
しかも元ウチの派遣だった可愛いい女の子らしい。
・・・チッ。あと3年待ってくれれば(笑)。
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今月は上野・鈴本の10月上席に大好きな柳家小三治が出るので、
今月に入って2度も寄席へ足を運んでしまいました。
1日は平日だったので、仕事の直後にダッシュ。
やろうと思えばできるじゃ~ん。私。
さすが大看板。40分近い高座があっという間に過ぎていきます。
2回目に聞いた「小言幸兵衛」なんて、
そもそも落ちらしいオチがない話なのに、あんだけ人を引き込めるんだから
これぞまさに「芸」!だな~と思う。
普段はつまんない上司の自慢話なんて、5分と持たずに飽きるっちゅーのに。
落語のお話の中に出てくる人は、例え悪者ややっかい者であっても、
ドジだったりオっチョコチョイだったりして憎めない人が多い。
私は、知ったかぶりしたりするご隠居とか、与太と呼ばれる頭の弱い子が出てくる
長屋噺と言われる話が好きなんだけど、特にそういう話には、「いるいる。こういう人!」
という人物がたくさん出てきます。
有名な話ですが、立川談志の落語論は「落語とは人間の”業”の肯定」。
人間とは、すべからく「ずるくて」「いじわるで」「自分本位」な生き物であり、
それを肯定し笑いへと昇華するのが「落語」という芸能なんである、と。。
いい言葉だよね。
落語を聞いた後いつも思うのは、例えば会社のムカつく上司や
気の合わない同僚も、落語の世界に生きている人間の感性で言えば、
まあ「しょーもないけど、いいところもあるヤツだ」って事になるのかなと。
色々な人間関係の事柄が、昔よりずっとずーっと複雑になっている現代だからこそ、
こういうある種突き抜けた感覚が必要なんだと思う。
もちろん、じゃあ本当にそう思えるかっていうと、
ムカつく奴はムカつくんだけどさ。
こないだも、つまんないコネタを連発する上司に
「それ、流していーすか?」と冷たく言い放っちゃったし(笑)。
人間の度量が足りないなー私も。
月曜日, 10月 08, 2007
セレブになれるかしら。
この3連休は諸事情があってずっと仕事。
しかも月曜は夜勤。
朝霧もこの週末で終わりだし、完全に夏も終わりだな。
ふ~ なんだかアンニュイだわ~。。
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「デトロイトメタルシティ」という漫画が
課内でささやかなブーム。知ってる人は知ってますね。
本来は渋谷系音楽好きの少年が、何の因果かデスメタルバンドのボーカルに
なってしまい、自分の意思とは裏腹に何故か活躍してしまう・・
というのが大筋。 ・・なんだけど、もはや筋はあんまり関係ない漫画かも。
シモネタ満載の内容なので好き嫌いがすごくハッキリするのですが、
当然私と気が合うような人は、この漫画が好きになります(笑)。
そんな訳で、課内ではちょっと深刻な状況になると、
「あ、それは大丈夫。明日クラウザーさんが降臨するから」
などと言って受け流しています(いいのか?)
・・・と、それはいいんだけど、何が言いたかったかっつーと、
この漫画見てて思ったのは、
「人間って思いもがけないところで才能を発揮する事あるよな~」って事。
私はある意味、「私ってこういう人だ」と自分で思い続けて生きてきたけど、
それって本当に正しいかと言われるとかなり自信がない。
現に最近は、昔嫌いだった食べ物を好んで食べたり、
昔だったら絶対気にならなかったタイプの男性が気になったりする。
単に年を取ってきただけだといわれるとアレなんだけど。
あとは、1年間仕事を休んだ事も私の価値観の変化に大きな影響を
与えてるんだけどね。
そう考えると、人間の性格というかキャラ形成というのは、
その本人の生活環境とか、思い込みとか、時代背景によるものが
かなりを占めているのであって、そういう外的環境と内的性格が
一致して育ってきた人が、世に言う「才能のある人」「大成する人」
なんじゃないかって思う。
いくつになっても、
自分で自分の可能性を潰してしまってはダメですね。
てはこの話、本当は一番してあげたいのはウチのUseless上司なんだけど。
申し訳ないですが、「サラリーマンの上司」
としての才能ゼロですから(苦笑)。
しかも月曜は夜勤。
朝霧もこの週末で終わりだし、完全に夏も終わりだな。
ふ~ なんだかアンニュイだわ~。。
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「デトロイトメタルシティ」という漫画が
課内でささやかなブーム。知ってる人は知ってますね。
本来は渋谷系音楽好きの少年が、何の因果かデスメタルバンドのボーカルに
なってしまい、自分の意思とは裏腹に何故か活躍してしまう・・
というのが大筋。 ・・なんだけど、もはや筋はあんまり関係ない漫画かも。
シモネタ満載の内容なので好き嫌いがすごくハッキリするのですが、
当然私と気が合うような人は、この漫画が好きになります(笑)。
そんな訳で、課内ではちょっと深刻な状況になると、
「あ、それは大丈夫。明日クラウザーさんが降臨するから」
などと言って受け流しています(いいのか?)
・・・と、それはいいんだけど、何が言いたかったかっつーと、
この漫画見てて思ったのは、
「人間って思いもがけないところで才能を発揮する事あるよな~」って事。
私はある意味、「私ってこういう人だ」と自分で思い続けて生きてきたけど、
それって本当に正しいかと言われるとかなり自信がない。
現に最近は、昔嫌いだった食べ物を好んで食べたり、
昔だったら絶対気にならなかったタイプの男性が気になったりする。
単に年を取ってきただけだといわれるとアレなんだけど。
あとは、1年間仕事を休んだ事も私の価値観の変化に大きな影響を
与えてるんだけどね。
そう考えると、人間の性格というかキャラ形成というのは、
その本人の生活環境とか、思い込みとか、時代背景によるものが
かなりを占めているのであって、そういう外的環境と内的性格が
一致して育ってきた人が、世に言う「才能のある人」「大成する人」
なんじゃないかって思う。
いくつになっても、
自分で自分の可能性を潰してしまってはダメですね。
てはこの話、本当は一番してあげたいのはウチのUseless上司なんだけど。
申し訳ないですが、「サラリーマンの上司」
としての才能ゼロですから(苦笑)。
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