月曜日, 12月 11, 2006

キャラは変わるか否か

会議なげー!

会議の長さと、仕事のデキの悪さには
相関関係があるような気がします。

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人間は、環境で大きくキャラが変わる生き物だ。

だから、「この人は○○な人だ」という感想は案外違っていて、
「この人は、ここにいる時は○○な人だ」と言った
ほうが正しいのかもしれない。

映画にもなった「スタンフォード監獄実験」という心理実験を
ご存知の方も多いかもしれないが、
この実験、要は、あるグループを看守役と囚人役に分けて
刑務所に見立てた場所でリアルな刑務所的生活を送らせたところ、
それぞれがよりリアルに役割に没してしまい、
ついには看守役の激しい暴力が始まり、その危険性から
実験は途中で中止され、以降類似の実験の実施が禁止されるに至った、という話。
看守役の人も、囚人役の人も、良識のある人たちばかりだったのに、だ。


なぜそんな話をしたかというと・・・

度々の登場で恐縮ですが、例の「対抗意識燃やしまくり女子」、
社内の別の部署に年下の彼氏がいるのだが、
とある人の話によると、彼氏の前ではまるで少女な人らしい。
ここで言う「少女」とは、いわゆる「甘えんぼさん」系。

・・話はずれるが、日本の男子が世界でウケない理由は、
女性を見る時に「(幼げに)カワイイ」という点を好むからだと
いう話を何度か聞いたことがある。
アメリカやヨーロッパのポイントは、確かに
「知性」や「セクシーさ」だったりするからね。


私はその女子と合わない話は何度もしているが、
なんとか上手くやっていこうという意識はいつもある。

だから、前述の実験の話なぞ思い出して
「まあ、人にもいろんな面があるしな!」などと自分に
言い聞かせてみたりしていた。

ただその後も、なんつーか・・・一言で言うと「面倒くさいオンナ」である
彼女の言葉の端々を受けるたび、「理解しなくては!」という気持ちが
萎えていき、そしてそんなプライベートな話まで小耳に挟んでしまったり
するのだ。

その女子が、先の実験のように「与えられた環境によって」そうなったのか、
そもそもの性格がそうなのかはよく分からないが、
そんな私的に「それどーよっ!」なポイントを余すところなく
しっかり抑えている彼女。。

嗚呼。。 ますます「やっぱぜってー仲良くなれないわ」
と思う今日この頃です(苦笑)。

誰か、気の合わない女子と円滑に仕事する方法を
教えてください・・(触れ合わない訳にいかないんすよ。立場上)

金曜日, 12月 01, 2006

「分かりません」と「ごめんなさい」

久々の連日更新。

ただ今校正出待ち。

なんか久々に余裕を持って仕事をしたら、
プッチリ緊張の糸が切れて、全然仕事したくなくなった。
一刻も。一刻も早く帰りてえーーー!(だから出待ちなんだって)。

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「分かりません」と「ごめんなさい」は、
大人になると言うのが難しい言葉だ。

雑談や話の流れの中でとっさにいう場合は別として、
例えば仕事の話をしていて、自分の専門分野の何かを
専門外の他者から指摘されたときなどに、すぐに
「あ、それは間違ってました」とか「それは分からないです」とか
言える人は、特に仕事の中ではなかなかいない。

仕事での多くのいさかいは、その場で「ごめんなさい」「分かりません」
を言えば済んだものを、ムキになって言い返した事がコトの発端だったりする
ケースも多い。

私自身、実は仕事ではそういう傾向があると昔から自覚していて、
前職では、いったん火が付くと案外攻撃性があるタイプだったと思う。


ところが今の会社ではそれがまったくない。
この業界では新人なのだという点も大きいけど、分からないことはなんでも
「分からないです」って言えちゃうし、細かいミスや勘違いで謝りまくっている。


・・・するとどうだろう!


精神的なストレスが随分違うのだ。

前は、自分の考えに反論されたことで一時的にムッとすると、
「でも」「だけど」と応酬していた部分があった。それは、
今ココで言いたい事言っとかないと、後でストレス溜まるな、と
思っていたからだ。

でも、今は明らかに相手のほうに非がある事で指摘を受けても、
それがその後の仕事への影響範囲が少ないものであれば、
「すみませーん」って謝っちゃう。
そのほうが結果として、全然ストレスは少ないことが分かったからだ。

当然その場では我慢はしていて、心の中で「あんたが悪いんじゃん!」とか思うけど、
そんなの大抵5分で忘れる。
カッカして反論すると、自分の言葉で自分が熱くなって、
その後数時間は腹が立っていたし、
私も相手も決して気持ちよく話を終わらせることができなかった。



妥協してる? プライド捨ててる?

・・・うーん。そうなのかな? そうなのかも。

でも、なんか気持ちいいよ。このほうが。

やっぱ大切なのは「気持ちいいかどうか」っすから(笑)。

NZに住んだコト(=社会人ブランクがあったコト)は、
こんな所でも上手く生きているのであった。

ちなみに、最近頻繁にココに登場する
「対抗意識燃やしまくり女子」は、
この「分かりません」を言わない典型的なタイプだ。

全然悪い人じゃないのに、彼女といるとなんともいえない居心地の悪さを
感じるのは、彼女と私の趣味が合わないとかそういう事じゃなくて、
(過去の?)私が持っている「嫌な部分」を前面に出してるという意味で、
私と彼女はある意味「似ていて」、そこら辺が居心地悪い理由なのかも・・
と思った。

もっと早く気付いてたら良かった。
そしたらもっとモテてたかも(そっちかよ 笑)。