金曜日, 9月 29, 2006

当たる確率

通ってるスポーツクラブの
フロントのお姉さんの笑顔がかなり営業だ。
あそこまで分かりやすい営業笑顔するなら、
いっそ笑わなくてもいいのに。

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NZにいた頃の友達と久々に飲んだ。

その友人は私よりずっと長く滞在してた人で、たまたま同時期に
帰国したって事以外、滞在時は実はさほど接点がなかった。

でも今だに結構仲がいい。

なんというか・・時間のスピードとか、感覚的に大事なモノとか、
人との距離感が似ているので、
話していて妙な気遣いが必要なくてとてもリラックスできるのだ。

こういう人とは、会う頻度や状況と関係なく、
仲良くんなるもんなんだなーと思う。

NZにいた頃に知り合った人、特に滞在後半に
イベントや、仕事(日本語情報誌の記事書き)を経由して
知り合った人は、個人的にはウマが合うというか、
一緒にいると純粋に楽しめたり尊敬できたりする人が多いので、
NZ組も既に帰国組も、いまだに連絡を取り合ったりしている人がいる。



一方いまの私の職場は、1000人クラスの大規模会社だが、
とりあえこのず数ヶ月、身近な部署など数十人とやりとりした
限りでは、「気イ使わず上手くやれそう」という人は
本当に1人いるかいないかの世界。

というか、むしろ「ああ・・この人とはうまくやってけないよ。。」
という人に会ってしまうケースのが多い。残念ながら。

「なんだか知らないけど、なんにでも対抗意識燃やしまくる女子
(私は全然反発してない。むしろ白旗あげてるのに、私すごいでしょー
 攻撃を繰り返す)」

という、ある意味「よくいる」女子が複数人いたりして、
なんというか・・もう、どー扱っていいかわからん。

私は興味や価値観の領域が彼らと全然違うので、
なんか「私は知ってるのよ?」的なアピールをされても、
困っちゃうのだ。だってわかんないんだもん。それがスゴイかどうかすら。。


・・・単純に考えて、Aucklandの日本人の数は日本にいる日本人より
圧倒的に少ない訳で、そういう「ウマの合う人」に会う確率は、
数字の面だけで見ればNZのが少ないはず。

なのに、なぜこのような事になるんだろうか。。

やっぱ海外に何かを求める人は、ある種の感覚が似ていて、
集まってきちゃうんだろうか?

それとも、この会社にいる人と私の相性の
問題だけなんだろうか・・?

決して悪い人たちじゃないし、マイノリティーな性格である
私のほうがむしろ「違ってる」んだろうけど、
職場って、いやおうなしに毎日行く場所なのでなんだか残念だわ。

いや、仕事はやりがいあるんですけどね。

そんな訳で、2006年もラストクオーターですね。

水曜日, 9月 27, 2006

あなたはだんだん馬鹿になる

この1?2週間超バタバタしてたんだけど、
「何があったの?」と聞かれると
困っちゃう・・・そんなよくある一週間(笑)。

------
最近はやってる「脳トレ」系のゲーム。

頭の活性化を望む高齢者ニーズと、
これまでの「ゲーム」に関心のない層を
ゲームの世界に取り込みたいという企業の思いの
両方があいまって、ウケてるんだろーなーと思う。

しかし脳のトレーニングをパソコンやゲームでやって、
本当に頭が活性化されんのかな??

・・・私がネットで食ってる人間のひとりとして時々思うのは、
この業界にいると自分も含め
「どんどんバカになるんじゃないか」という事。


  話はずれるが、私は基本的に
  「綺麗な企画書を作ってくる営業さん」を全然信用しない。

ネット業界に限らずだけど、今はネットで情報収集したり
PCで立派な企画書を作ることが当たり前になっている。
逆に言えば、ある程度の情報収集や企画書の作成は、机の前に
座っているだけで【誰でもできる】という事だ。

例えば最近の若手でこれを勘違いする人が結構いて、
彼らは社会人になった時から、エクセルやパワポを
ある程度動かせるので、かなり早い段階で綺麗な企画書が
作れてしまう。

そうすると彼らに、「お?あの先輩も俺も
大してスキル変わらないんじゃん?」という
とんだ勘違いが無意識に芽生えてくるときがあるのだ。

この勘違いは、その企画書を受け取ったクライアントが
ちょっと年配の人で、そのきれいな”だけの”企画書を見て
「おーすごいねえ?」などと発言した時に決定的になる。


 ・・・・するとどうなるか?


彼らは「バカになる」のだ。

物事の流れや論理を考えたり、
基本的な人間関係構築スキル、若手として多少不条理でも
「通らなきゃいけない事」などを全部通り越して、
次のステップに進んでしまうからだ。


・・仕事だけじゃなく、人間って、実際に目で見・音で聞き・経験した
事が一番脳を刺激し、その後「積み重ねられる財産」になると
いうのが私の持論。

前職のお取引先技術者で、8割手書きの企画書を出してくる人が
いたけれど、その人はとても優秀で、その企画書の内容は
大変すぐれていたので、私はその人には全幅の信頼をおいていた。


正直若いうちは、ゲームで脳を活性化させるヒマがあるんなら、
恋したり失敗したり、人に会って驚いたり喜んだり悩んだり
退屈したり笑ったりしながら、
実体験で脳を刺激しろよ!と思うんですが・・・

間違ってますかね?

あなたはだんだん馬鹿になる

この1?2週間超バタバタしてたんだけど、
「何があったの?」と聞かれると
困っちゃう・・・そんなよくある一週間(笑)。

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最近はやってる「脳トレ」系のゲーム。

頭の活性化を望む高齢者ニーズと、
これまでの「ゲーム」に関心のない層を
ゲームの世界に取り込みたいという企業の思いの
両方があいまって、ウケてるんだろーなーと思う。

しかし脳のトレーニングをパソコンやゲームでやって、
本当に頭が活性化されんのかな??

・・・私がネットで食ってる人間のひとりとして時々思うのは、
この業界にいると自分も含め
「どんどんバカになるんじゃないか」という事。


  話はずれるが、私は基本的に
  「綺麗な企画書を作ってくる営業さん」を全然信用しない。

ネット業界に限らずだけど、今はネットで情報収集したり
PCで立派な企画書を作ることが当たり前になっている。
逆に言えば、ある程度の情報収集や企画書の作成は、机の前に
座っているだけで【誰でもできる】という事だ。

例えば最近の若手でこれを勘違いする人が結構いて、
彼らは社会人になった時から、エクセルやパワポを
ある程度動かせるので、かなり早い段階で綺麗な企画書が
作れてしまう。

そうすると彼らに、「お?あの先輩も俺も
大してスキル変わらないんじゃん?」という
とんだ勘違いが無意識に芽生えてくるときがあるのだ。

この勘違いは、その企画書を受け取ったクライアントが
ちょっと年配の人で、そのきれいな”だけの”企画書を見て
「おーすごいねえ?」などと発言した時に決定的になる。


 ・・・・するとどうなるか?


彼らは「バカになる」のだ。

物事の流れや論理を考えたり、
基本的な人間関係構築スキル、若手として多少不条理でも
「通らなきゃいけない事」などを全部通り越して、
次のステップに進んでしまうからだ。


・・仕事だけじゃなく、人間って、実際に目で見・音で聞き・経験した
事が一番脳を刺激し、その後「積み重ねられる財産」になると
いうのが私の持論。

前職のお取引先技術者で、8割手書きの企画書を出してくる人が
いたけれど、その人はとても優秀で、その企画書の内容は
大変すぐれていたので、私はその人には全幅の信頼をおいていた。


正直若いうちは、ゲームで脳を活性化させるヒマがあるんなら、
恋したり失敗したり、人に会って驚いたり喜んだり悩んだり
退屈したり笑ったりしながら、
実体験で脳を刺激しろよ!と思うんですが・・・

間違ってますかね?

火曜日, 9月 19, 2006

たまには勉強も。

「ユナイテッド93」という映画を観た。
戦争に答えはない、よい戦争なんて有り得ない、
とシミジミ思います。。

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百式さん主催の「ブログマーケティング勉強会」なるものに
参加してきました。

このテの勉強会チックなものに出席したのは久々です。

今回はシェーバーのメーカーBRAUNとのコラボで、
役務サービスばかりで、リアルに製品が存在する商品の仕事に
携わった事がなく、しかも当然ながら髭を剃る習慣のない私は
「ピンと来ないのでは?」
と不安だったのですが、なかなかどうして勉強になることばかり。

参加者の方は、いわゆるマーケッターだけかと思ったら、
営業やエンジニアの方も結構いたので不安は杞憂だったようです。

会は3部構成で、

○主催者:田口さんのブログMarketingに関するプレゼン
○BRAUNさんのこれまでの販促手法と新製品紹介
○全体会議

という流れ。

私は大江戸線の人身事故で30分遅刻というツマヅキがあったので、
最初のプレゼンは後半からしか聞けなかったのですが(くそ!)、
さすが様々な手法を経験し、また実践してきた方だけあって、
話が整理されていてとても聞きやすかった。

後半の会議は、6人づつにグルーピングされて、決められた時間内に
テーマに沿った販促のアイデアを出して発表する、という参加型の
ものだったのですが、新しい人との交流はもちろん、
時間内に限られたソースをヒントにアイデアをひねり出すっていうのは
頭の体操になります。

他の参加者のアイデアは、現実的かどうかはともかく、
笑えたり、「へえ?」とうなづけるものばかりで、
本当に世の中には、能力のある人がたくさんいるんだな?と
関心しきり。


・・・こういう会に出た時に私によくある現象なんですが、
「すごいなー。勉強になったなー」と思う反面、
「自分の実力じゃこんな人達の中でビジネスやれないよ・・」
とヘコんだりもして。。。

仕事に限らず、人生って
自信を持ったり、失ったりの繰り返しですね。ホント。

水曜日, 9月 13, 2006

まだ、愛してはいるのだけど・・・

そういえばこないだ友人と
「動物園で写生会&落語」という企画をやった。
やー。自分の趣味丸出しの一日って楽しいね。

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2000年ごろ、so-netがシープドッグというソフトを出していた。http://navi.rbbtoday.com/contents/1004.html

先日、このサービスが既に終わってしまっていた事を知った。

私は昔、とあるPC誌にこのソフトのレビュー記事を書いたことがあり、
サービス終了はなかなか感慨深いものがあったのだ。

このソフト、要はポストペットの2匹目のドジョウを狙った
コミュニティーサービスで、メール的機能もあるが、大きな違いは
「バーチャルな牧場に自分のメッセージを持ったマイ羊を放すと、
見知らぬ誰かと友達になれる」という部分だった。
(昔のボトルメールみたいな感じね)

このサービスって、実は中身はmixiとそう変わりない。
mixiは「趣味」という属性でまとまり(コミュニティー)が作れる点と、
招待制であるという点が主な違いかな。


時代性もあったと思うけど、「繋がりたい」「分かって欲しい」
という人間の欲求は永遠でありながら、
それを媒介するネット上のツールは日々現れは消え、
現れは消えしている現実に、なんとも言えないむなしさを感じる。


私はWebの仕事をしてるので、毎日インターネットなしではあり得ない
日々を送っているわけだが、こういう話を聞くに付け、
私がもう昔ほど「インターネットを愛して」仕事をしていないんだな?
いう事にちょぴり気が付いてしまう。

もちろん「仕事」自体は好きだし、私にとってネットは「メシの種」なので、
もはやこれがなくなると、オマンマ食い上げなのだけれど。

・・・・お。これってもしや倦怠期?

 「あんなに夢中だったのに
  一緒になって7年、なんだか二人の未来に夢が描けなくて・・(34歳主婦)」


みたいな気分だわよ(笑)。

私自身が年を重ねたせいもあるので決して時代のせいだけには
できないし、したくないのだけれど、
私自身、あの頃が一番ネット(という商売)に夢中だったし、
あの頃が一番夢を見れた気がするなあー。。。

倦怠期を乗り越えたカップルの話を聞いて
参考にしてみたい気分だわ。

木曜日, 9月 07, 2006

「慣れ」とストレス

西島秀俊という俳優がこの頃のお気に入り。
要は「ちょっと汚さと影があるハンサム」が
好きなんだな。私は。

・・・って自覚したからどーだって訳でもないのですが。

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転職して2か月がたった。
早いような遅いような・・不思議な時間だったー。

あくまで今のところだが、前職と比べれば確実に時間に
余裕があるのにも関わらず、新しいことを始めようとか
思っても、それに実行が伴わない。
そういう「気概」みたいなモノが心から出てこないんだな。


「今はそういうテンションだから仕方がない」と思ってるけど、
この2か月間、時間のあるナシとは別に
やっぱ新しい場所で無意識に感じるストレスがあるんだろうなあーと思う。

そういうストレスのひとつに、
「暗黙のルール」というヤツがある。

どの会社にも就業規則みたいなものとは別に、
そこにいる人間でいつの間にか作り上げた「ルール」はあって、
そういうルールはきっと前の会社にもあったのだが、
私は前職ではプロパーだったので、
新人の頃は冷静にそれを感じる余裕はなく、
いつのまにか、そのルールがイコール「自分の社会人としてのルール」
になっていった。

現在の会社はある程度規模が大きいので、そういう会社の「ルール」も
とても多くの人間が暗黙のうちに従っていることになる。

ここでいう「ルール」と言ってるものは、「ランチ時の声のかけ方」みたいな
小さなものから、「予算が決まるまでの過程」まで多種多様あるわけだが、
良い物悪い物いずれも、在職が長い人ほど、
それが「外から見れば「普通ではない」」という事に気が付けない。

逆に私はまだココに来て日が浅いので、
「お約束」になっている事が「変だ」、または「非効率的だ」
と思う事ができている。

できているけども。

効率が悪いと思うことは変えていきたいけど、
そういうベースの部分を、会社に入って間もない人間が
どーにかしようというのは非常に難しい。実際問題。

なので、いま肝に銘じていることは、
 ○これが「変だ」と思う感覚を忘れないようにしよう。
という事。

仕事に限らず「慣れ」ってコワイもんね。

30代の中途採用で、周りからは早くも「何年も前から居そう」
などという感想を頂いてますが(偉そーなのかしら)、

いや?。まだまだヒヨっこなんスよ。心の中は。