火曜日, 10月 20, 2009

上司論

最近CD買い過ぎ。
何かの「衝動」なのか? 分からん・・・。

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先週末、立て続けに「上司」と飲んだ。
といっても、「元上司」と「別部署の上司」。

どっちも結構ちゃんと“仕事話”で、
主は自分の話ではないんだけど、
なんだか参考になったり、怒ったり、感心したり、ヘコんだり、
色々考えさせられた。
私も、仕事における自分の立ち位置を見直す年齢なのかもな。

いずれにしても、自分が大きい組織に
「まったく向いていない!」事だけは、分かった昨今ですが。

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世の中に「上司」と呼ばれる人はたくさんいて、
社長だって一種の「上司」だし、要はひとりでも
部下が付けば、それは上司ということだ。

どうあれ、上司はやはり部下から「すごい」と
思われたほうが良いと思う。上司・部下の関係がある場所は
必ず「組織」であるから、上司が部下に「すごい」と思われた
ほうが組織は円滑だからだ。

もちろん「すごい」の種類は色々あるわけで、
夫婦みたいなモンで、上司・部下の組み合わせの数だけ
「すごい」の意味合いも違ってくるし、その「すごい」を
部下が感じるためにはそれなりの時間が必要なのだけど、
私の考える本当にすごい上司って、

 「これは自分が間違ってるかも?」とか、
 「自分の意見(方法)で本当にいいのか?」とか、

とにかく立ち止まって、
考えて、考えて、考え尽くせる人の事だと思う。

それは「部下のため」とかそういう事じゃなくて、
とにかく「この会社(組織)に利益を生むために」
どうすべきかだけを、頭から煙が出るほど熱く、
南国の海ほどピュアに考えられるかという事だと思う。

結果、組織が活き活きしたり、
部下がハッピーになったり尊敬されたりしたとしたら、
それは幸せな事だけど、副産物でしかない。


「ナニを当たり前な。上司は“考える”ものでしょう」と言われそうだけど、
私は、10数年の社会人生活の中で、
世の中あまりに「考えて上司やってる人が少ない」事実に
結構驚いたりしている。

私は幸か不幸か、「この人はすごい!」という上司に
出会った事があるので、逆にそうではない上司の
「考えてなさぶり」がものすごく気になるというのもあるかも。

人間的な完成度と、上司として「すごい人か」という事は
別問題だけど。

時々若手(営業マンとか)が、上司批判で
「そんなに言うならオマエがやってみろ!」
とか言うけど、そんな若手の上司批判は超クソで、
上司が末端の若手がやる仕事なんかやってちゃダメだ。
本当は上司って、「やってはいけない人」なんだと思う。

やらなくていいから、考えなくちゃ!

会社になんて居なくていいから、
オゴってなんてくれなくていいから、
とにかく、血を吐くほど頭使わなくちゃ!

上司という「商売」は、言ってみれば「社内ブローカー」
みたいなモンで、自分の考えた事を、周り(部下)にできるだけ
完全に実現させる事によって、そこからの利益の中間マージンを
取る(=それが給与)役割なんだと思う。

でも、今「上司」と呼ばれる人の多くは、

「自分もいちサラリーマンであり、会社から給与をもらう人である」

と思っていて、結局はそれが
会社をダメにするし、部下だってやりがいを持って
仕事できない事に繋がるんじゃないかなと思う。


・・・もちろん。

この話は、「自分はソレをできている」という事ではないよ。
第一いまは私、部下いないしね。

あくまで「私の思う“良い上司”とは」という題名の作文でしかない。

でも。
私も、大小はともかくなんらかの組織に所属して
仕事をし続けていく以上は、いつかは嫌でも「上司」的な
人になっていく可能性があるわけで、
そういう時のために、自分のオピニオンは整理しておきたいな。
と、思いまして。

ま。
今の会社を全然愛してなくて、もはや「家庭内離婚」状態の
私が言えた話じゃ~ないんだけどねー。

それに、今は評価されるような仕事の仕方をしてないので、
こんなカタイ事書いてるけど、全然ユルユルなんだけどね~。

オー ホホホホ~♪

4 件のコメント:

かつを さんのコメント...

仕事において家庭内離婚・・・実はオイラもそんな気持ち。
いつでもやめる覚悟はできている。が、いかんせん家族が(笑)
気持ちは惰性でも、仕事の手は抜かないのがオイラのスタンスです。

上司を批判する若いモンに言いたいこと(自分もかつて言われたこと)は、自分にとって都合の悪い仕事が回ってくるならば、そうならないようにお前らも頭を使えということ。
上司をコントロールできるくらいの気概と実力をつけなくては、その先はない。いつまでも自分にとって都合の悪い仕事ばかりさせられるだけだということです。

ゆっきー さんのコメント...

大きな会社で歯車となったことのないわたしですが、、、
でも 同じことを言われても
気持ちよく働ける場合と
納得できずに嫌々やる場合があって
それは
相手の気分と
それを受ける自分の気分が
うまく噛み合うということなのかも
と最近思う。
わたしは頼むということが少ないので
受け取る側として
なるべくいつもフラットでいたいと思う。
頼みやすい雰囲気でいようという感じ。
おかしいと思ったときは
爆発しないでなるべくやわらかく聞く。

うむ
わたしも丸くなったもんだ。

周りの人に恵まれると
毎日が平和だもんねー。
そして それは自分の心がけ次第で
けっこう変わる。

ヨヨ さんのコメント...

かつ さん>

>気持ちは惰性でも、仕事の手は抜かないのが
>オイラのスタンスです。

それは大事だ。
批判はあっても、結局はその仕事でお給料もらってるわけだし。

同じ山でも登るルートで難易度が違うわけで、
それは登る前の麓(若手)にいるうちは分からないからねー。
若いうちは、大いに「勘違いな批判」していいと思うけど、
それを諭してくれたり、その根拠なき自信を
打ち崩してくれる人との出会いがないと、
自分が山の中腹(上司)に来た時にツライよね。

本人もつらいし、そんな上司を持った部下もツライ。



ゆっきー さん>

>周りの人に恵まれると
>毎日が平和だもんねー。

確かに。仕事のかなりのストレスが
それでなくなると思う。

>そして それは自分の心がけ次第で
>けっこう変わる。

うーん。。。これは半分くらい同意。

私の心がけだけじゃもはや
どーしようもない人も、いる。

ヨヨ さんのコメント...

かつ さん>

>気持ちは惰性でも、仕事の手は抜かないのが
>オイラのスタンスです。

それは大事だ。
批判はあっても、結局はその仕事でお給料もらってるわけだし。

同じ山でも登るルートで難易度が違うわけで、
それは登る前の麓(若手)にいるうちは分からないからねー。
若いうちは、大いに「勘違いな批判」していいと思うけど、
それを諭してくれたり、その根拠なき自信を
打ち崩してくれる人との出会いがないと、
自分が山の中腹(上司)に来た時にツライよね。

本人もつらいし、そんな上司を持った部下もツライ。



ゆっきー さん>

>周りの人に恵まれると
>毎日が平和だもんねー。

確かに。仕事のかなりのストレスが
それでなくなると思う。

>そして それは自分の心がけ次第で
>けっこう変わる。

うーん。。。これは半分くらい同意。

私の心がけだけじゃもはや
どーしようもない人も、いる。