水曜日, 7月 28, 2010

人のことを「分かろう」という気持ち

初めて「日本語が話せない人」に取材。
一瞬頭がヒヤっとしたが、秘書兼通訳らしき
キレモノ美女が同席してくれました。あぶなー。

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なんだかもー、毎日暑いですね。
脳ミソ溶け気味です。

先週の連休に山で体力を使い尽くした感があるので(笑)、
今週はおとなしめに過ごしたんだけど、
逆に平日に忙しくてイヤな感じだ。

でも、
頼まれてた刷り物を作ったり、
たまってた本を読んだり、
久々に家をガッツリめに掃除したり・・・。

こういう主婦ライクな週末って久々。 わりと好き。

とはいえ、ご存知のとおりウチには冷房がありませんので、
長居すると熱中症になるんです。家で。

気が付くと、動物園のシロクマのごとく、
暑さにやられて やる気ゼロパー となってしまうので
(じゃー冷房買えよ!という話なんですが、もはや意地(笑))、
だからというわけではないのですが、
友達のお誘いを受けて、アメリカに帰国する知り合いの
さよらなパーティに行ってまいりやした。

Farewell party ・・・

大体、「外国人」というのは“原則として”自国に帰るものなので、
私もNZにいた頃、自分が「ガイジン」だったために、周りの友達が
どんどん移動し、そのたんびにFarewell party をやってたような気がします。

見送られるほうも見送るほうもセツナイんだけど、
大抵「門出を祝う」というスタンスなので、
あんまり湿っぽくはないよね。


そもそも私にとって「人に会う」という行為そのものが
刺激的なんだけど、特に外国の人っていうのは、
言葉で伝わらない部分を色々補うために、コミュニケーションを
取るための方法を色々考えないと、自分の気持ちを伝えたり、
相手の気持ちを汲み取ったりできない。

だから、言い方は悪いけど外国の人とのコミュニケーションは、
「他人のココロを汲み取る訓練」にはちょうどいいんじゃないかと思う。

人づきあいが苦手な人は、ぜひ外国のお友達を作るといいと思うよ。

「日本人だって人見知りするのに、外国人なんて無理!」

って思う人もいるかもしれないけど、私は逆のような気がするなー。

言葉で分かり合える部分が少なくて、直球勝負の外国人との
やりとりのほうが、コミュニケーションとしてはシンプルで分かりやすい。


だいたい、「人の心の慮る」というのはとても難しい。

自分のことだって自分でよく分かってないのに、
ましてや「他人の気持ち」なんて、なかなか理解できないよ・・・。

でも。

「理解したい」「分かってあげたい」という気持ちを
お互いに持って、それを互いが感じあうことが、
結局は一番よい関係に繋がるんではないかな と、思ったりします。

実際に理解できるかどうかは、
最終的には問題ではないんじゃないかなー。


・・・なんて事は、もちろんパーティの時には考えてなくて、
ご用意頂いたおいしい食事をいただきながら、
たわいもないおしゃべりで楽しい時間を過ごしたのでした(笑)。


うん。
なんか最近、自分の生活の満足度が高いな。

これで仕事のほうもそうなれば最高なんだが・・・。
世の中、なんでも“バランス”よく出来てるもんです(苦笑)


* パーティのホスト夫婦のご主人がフレンチなので、
  フランスで有名(らしい)な「arigo」という食べ物をいただく。
  ジェラートのように びよーーん と伸びる食べ物で、
  言ってみれば「チーズを練りこんだマッシュポテト」。

  こ、これは日本の女子は好きなんではないのか!?
  うーむ。ビジネスチャンスの匂いが・・(笑)

2 件のコメント:

Jr. さんのコメント...

日本語しか話せない&自宅に冷房なし!
Jr.です。

他人の心を汲み取ること・・・。
なかなかできておりません。
なまじ言葉が通じかつメールなどの文字でのコミュニケーションが多くなった現代。
些細な言葉の使い方にも気をつけねばならず。難しいところです。

日本人同士でもやはり一番心が通じるなと思うのは目と目をあわせることですね。
あまり会話の内容は重要じゃなく目と目を合わせて話すことで通じるものはあるんだと思います。

「あまり頭で考えるな!」と最近自分自身に言い聞かせてます。

ヨヨ さんのコメント...

Jr.さん>

> 自宅に冷房なし!

おおっ。同志!(笑)
私は加えてTVもなかった時期があって、
後輩に「・・・ていうか、ナニ時代の人ですか?」って言われてた。

> 他人の心を汲み取ること・・・。
> なかなかできておりません。

そうかなー。
Jr.さん、超周りに気を配れる人だと思うけど。
しかも踏み込みすぎずほどよいバランスで。

・・・私も昔はわりと頭で考えすぎて失敗するタイプだったけど、
他人の心を汲み取ろうという気遣いは、やりすぎると
深層に「代わりに私のことも分かってね♪」という見返りを求める下心(?)が
出るんじゃないかって思った時から、あんまり頭で考えることは辞めた。

でも、それからのほうが人との距離感はつかめるようになったし、
なにより自分自身が自由(笑)。


Don't Think. Feel!(考えるな!感じろ!)

目指すはブルースリーだね(笑)。