月曜日, 12月 21, 2009

年の瀬ですので賑やかに。

忘年会ラッシュ中。タクシー乗り場も久々に混雑。
こないだ神楽坂から乗った運転手さんが、

「僕の長年の愛人が某有名作家で、彼女は僕との恋愛話を
 いくつか作品にしてるんだ」

と、いう話を延々してくれた。

「それ、すごいじゃないすか!!」と、
深夜料金に合わせて2割増しでオドロいてみせる私。

やー 酔っ払ってる頭で聞くそういう話は、
なかなか面白い。真偽のほどはともかく(笑)。

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なんか年末年始は、企画モノのステージも多くて、
つい足を運んでしまいます。

土曜日は、このところ定期的に誘ってもらってる
平田オリザの劇団「青年団」の舞台、

サンタクロース会議 ~アダルト編


平田オリザの脚本自体がそうなんだけど、
基本的にお芝居そのものが非常に「日常」で、
役者の会話もとても自然。

でも実は、自然な雰囲気を「わざと作る」って
とても難しかったりするので、それだけ役者さんの力量が
高いんだと思う。


お芝居そのものは、サンタクロースをテーマに
癖のあるキャラクターが「会議」という形で相談しあう
というコメディっぽいもので、強いメッセージ性が
あるわけではないけど、逆に難しい事もなく普通に楽しめた。

子供たちには、せめて小学校低学年くらいまでは、
サンタさんの存在を信じてて欲しいなあ~。

・・・とか言いつつ、帰りに、一緒に行った友達と
「クリスマスってすげーメンドー」という話をしている私たちは、
既に「立派な大人」っつーことですが。要は(笑)。



そーいや全然関係ないんだけど、この日の夜に
野球仲間と忘年会をやったんだけど、
34歳のメンバーの子が彼女を連れてきて、
それが17歳っすよ、17歳!(もちろん飲酒不可)。
それ、ほぼ・・・っていうか、完璧に犯罪だよね。

どーしたらいいんすか!?
もー世の中ワケ分からん・・。


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で。日曜は、恒例「落語部」仲間との忘年企画

 柳家さん喬 一門会「師走なら手をたたこう」


さん喬一門は、大人気の喬太郎を始め、
このところ頭角を現しているお弟子さんが多い注目の一門です。

やや別格の立川流を除けば、
人気・実力・弟子の数、どれをとってもピカイチだと思う。


今回の一門会は、もう~一門のカラーがバッチリ出てました!
師匠のさん喬は人情噺の大家だし、大騒ぎするタイプではないけど
サラっと面白い事を言う、ある意味非常に「江戸前の」噺家さん。

でも、基本とても賑やかな一門なので、
落語だけでなく、歌あり、大喜利ありで終始ワイワイ。

・・ていうか、喬太郎の「替え歌芝浜」は本当にマイッタ!
あれ、ほかでもやるんだろうか・・・(笑)。

年末らしい楽しい会だったし、
一門会だから「勝手知ったる家族」と一緒に
やるようなモンで、噺家さんたちも終始リラックスムードで
見ていてとっても嬉しい気分になれた3時間でした。

そーいや「大喜利」って、いわゆる笑点的な見世物の
事をいうのかと思ったんだけど、違うんだって。
落語の世界では、落語家が落語以外でお客様に
喜んでいただくものであれば、踊りでも歌でもみんな大喜利なんだってー。

へ~。イッコお利口になった。


普段は自分のメモ用に番組をココに書いておくんだけど、
今回は、「井戸の茶碗」とか「子別れ」なんて難しい噺を
若手が「5分でやれ」なんて余興があったりして、純粋に
「落語を聴いた」とは言えないので今回は割愛だな。


で、その後はいつもの調子で忘年飲み会。

もー、どうしてもこの面子で飲むと、
話の内容が「逆・アカデミック」というかー
・・・品がないっつーかなのよね(笑)。
完璧な下世話にはならないんだけど。

ま、それが楽しいんだけどサ。

4時ジャストに落語会が終わって、
新橋のガード下で、終電まで飲み続け。

平均年齢(たぶん)40近いいいオトナ達が、
頭突合せて、まー出るわ出るわのアホ話(笑)。

でも、そういう時に一番

「あ~。私の人生って、ナンカいい感じだなー」

って思ったりもする。

オシャレな店でもなければ、高いお酒飲んでるワケでもないけど、
そういう風に心を許して、アホ話できる人が周りにたくさんいるっていうのは
本当に感謝です。

私は昔は、落語と言えば「ひとりで行くもの」
と思ってる節があったんだけど、ここ数年の落語ブームで、
「落語が趣味です」とカミングアウトできる(笑)環境ができてきたので、
いろんな人と一緒に行く機会が多くて嬉しい限り。


しかし・・・・先週辺りから本当に毎日飲んでる。

接待や仕事みたいな無理に出ている会はないので
どれも楽しいんだけど、さすがにちょっと
体力的にキツクなってまいりました。。(苦笑)

今晩は久しぶりにゆっくりできそう。

心ゆくまでボンヤリしてやるぜ!

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