木曜日, 11月 05, 2009

レベルアップした 気がする。

本日は2本立てで。
※あ、音楽ヒストリー後編は近日中よ!(苦笑)

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先週末は、友人の学生時代の友達が
やってるお芝居へ。

劇団「キンダースペース」
短編演劇アンソロジー六 芥川龍之介篇その二
「架空線の火花」羅生門・或阿呆の一生より

「キンダー」なんて言うから、子供向けの
お話かと思ったら全然違った(笑)。

基本は、芥川龍之介の原作に忠実で、
短編をオムニバス風につなげていく2時間くらいの舞台。

私はこの手の日本文学をベースにした
お芝居をあんまり観たことがないので、単純に楽しかった。
小さなハコだから役者さんの息遣いも間近だしね。

芥川の作品って「人間が生きるうえで犯してしまう罪」
とか、「必要悪」みたいなものに迫ったものが多いので、
いかんせん 暗い んだ。コレが(苦笑)。

まあそれも演劇のあるべき姿のひとつなのだけど。

お芝居とか音楽をやってる人って、
私は「ウマの合う人」になりやすいので、
その人とは初対面だったんだけど、
舞台明けに本人と飲んでみたら
やっぱり「友達」みたいだった(笑)。

・・・どんなに有名になろうが、どんなにお金持ちになろうが、
舞台出身の役者の原点は「コレ」なんだよね。

芝居をやっている人って、みんな「原点」というか「芯」の
ようなものを持っていて、言葉で説明するのは難しいんだけど、
やっぱりほかの人とは違うなって思う。


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文化の日は、今年最後(であろう)2000m級登山。
山梨の「大菩薩嶺」日帰りです。

今年は随分登ったな~。やま。

登り始めの標高が比較的高い山なので、
4時間強の無理のない行程。充実の山行でした。

天気はバッチリだったものの3日は急激に冷え始めたので、
閑散としているだろうと思いきや、
富士山の眺めで有名な山だそうで
かなり登山客で賑わっていました。

前評判通り、富士山は完璧なたたずまい!

日本人で、「富士山に興味がない」って人
いるのかしらねー?
・・・っていうくらい、みんな富士山好きだよね。

もしかしたら、富士山て、
人が「こんな風になりたいなー」と思うエッセンスが
全部入ってるから、自分が清らかになった気になれるのかも。

堂々として、
それでいて奢らず、
シンメトリーの美しい所作と、
夏のおだやかさと、冬の厳しさを兼ね備え・・・

みたいなね。

人間もそうありたいじゃん?


ホラ。受験生の時に本屋さんの参考書売場に行くと、
なんか頭良くなった気がするじゃん。

なんも変わってないんだけど(笑)、
少なくともちょっと気分がよくなる。

あの感じに近いのかもしれないな と。


・・・って、例えがチンケすぎ?(苦笑)


* 帰りにほうとう食べた。
その店にあったひょうたんの飾り談議で、
清らかな富士山の思い出がブチ壊しに・・(笑)。

1 件のコメント:

かつを さんのコメント...

あ、なんだか身近な話題(笑)

ヤツは間違いなく何も足さない何も引かない男です(結婚できねーなw)。不器用な塊だけど、愚直なまでにひた向きなヤツ。すっかり髪の毛が薄くなったけど30年前からちっとも変わりません^m^ 役者に向いていたのかな?

富士の思い出か・・・多分、ひょうたんの話題がチンケだったんだと思う。。。誰だよ?ひょうたんのこと調べようとか言ったヤツ(笑) そうすれば、〇〇〇ケースなんて出てこなかったのにw