火曜日, 11月 24, 2009

バージン喪失

キャッチーな件名にするとPVがあがる、
という技は、前職で鍛え上げられておりますので。
「三流マーケッター」ナメるなよ(笑)。

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ちらしなんかをお手伝いさせてもらった縁で、
友人が開業した鍼治療院に行ってきました。

仁鍼堂(じんしんどう)
京浜急行大師線 東門前駅より徒歩5分(川崎大師からも歩ける)


わたくし、何を隠そう「鍼バージン♪」でしたので、
なんというかそもそも「何をされるのか?」すらイマイチ
分かってなかったわけです。

だってさー。鍼って、なんか身体にブスブス刺すイメージがあるし、
なんていうか、年寄りとかスポーツ選手の治療 みたいなイメージない?
だから、こんな事がないと自分には無縁のものだったと思うんだよね。

そして経験して思ったのは・・・

鍼って超不思議!

そこそこの太さがある鍼があれだけ身体に刺さって、
なんで痛くないのかしら?
だって、裁縫で針が指に刺さると
超痛いじゃん? 血が出るじゃん? 不思議だよね。

中医学って蘊蓄を聞くとすごく面白くって、
「東洋医学」とか「西洋医学」とか聞くと、
まるでその2つが対極にあるものみたいに聞こえるけど、
全然違うものなんだよね。「サッカー」と「算数」くらい違う。

中医学は病気の「根」を治療するもので、
「内科」とか「耳鼻科」とか専門がない代わりに、
冷え性とか不妊治療とか腰痛とか、なんとな~く理由の分からない
体調不良なんかも、みんな網羅してるんだって。


例えていうなら・・・・・

会社で(また会社の例えか!(笑))、
普段から関係の良くない上司が
3日前の弁当のゴミをまだ捨ててなくて
「ムキーー!」ってなったとするよね?(私はする)

でもそれって、「ゴミを捨てない事」に腹が立つというより、
その上司が普段から超適当で、
資料を全然期限までに出してくれないとか、
すごいお天気屋で本音の話ができない関係だとか、
ひいては、その上司のビジネス戦略がスッカッスカで全然信用できなかったり、
腹の立つ根本の原因は、実は全然別のところにあるじゃん?

恋愛だってそうだ。

私なりに解釈するなら、

 「ひとりは寂しいから、とりあえず手近で
  一番条件のいいあの人を彼氏(彼女)に」

というのが西洋医学なら、

「私は、今は自分の底力を育てる時期だから、好きになれるその人が
 現れるまでは、自分を高める努力をしよう」

というのが東洋医学だ。と思う。

西洋医学は即効性があるから、「とりあえず今週末に予定がないのは寂しい」
とか「みんな彼氏がいるのに自分だけひとりはカッコ悪い」みたいな
“痛み”は一時的に治まるかもしれないけど、相手をリスペクトできない恋愛って
時間がたてば結局は「二人でいるのに何故か寂しい」って事にならない?

もちろん、西洋医学で「ガンの病巣を切除して劇的に回復する」
ことがあるように、恋愛だって
「惰性で付き合った関係がやがて本物になっていく」
ことだってあるわけなんだけども。

一方中医学は「まずは自分の治癒力を高める」事が主体なので、
病気を治すというより「病気に打ち勝つ「身体力」を作る」
という事が主眼になってる。
だから、時間がかかるわけなんだけども、その分完成度が高い。

それにもともと中医学は、特定の痛みを取り去るというより、
「身体の総合力・バランス力を高める」目的があるので、
例えば、もしひとつの恋愛が終わった時、西洋医学のように
「また寂しい“痛み”を抱える生活に逆戻り…」と急激に弱ってしまったり、
結局その痛みに耐えられず、またすぐに
「もっと強い薬を!もっと私の心の隙間を埋めてくれる人を!」と、
強烈な依存とか副作用になっていく事がない。

結局、誰かの力を借りるのではなくて、
自分自身が日頃から身体力をつけていれば、
「痛みや体調不良と上手に付き合える自分」は
、誰と付き合っても誰と別れても残るので、
非常に「基礎抵抗力の高い自分」になることができるってわけだ。


・・・あ。

なんかこの話、中医学を分かりやすく書くつもりが
相当複雑になってる気が・・(笑)。

 「要は、“痛みに直接効かせる”というより、“体質改善”なんです」

と、ひとことで言ってしまったほうが
よっぽど早い&分かりやすかったと思われる(笑)。


ま、いーや。

細かい事は気にしない人なんで
このまま進みます。

なにはともあれ・・・

正直に言いますが、鍼治療で「1度で劇的に変化する」のは
なかなかナイのではないかというのが個人的な感想です。
だから「20年以上付き合ってるアトピーを1か月でなんとかして!」とか、
そういうのには向いてない。

でも一度やると、

「お? なんだか私の身体の中で、今までクズグズ、
ダラダラとなまけてたヤツが動いてるみたいだぞ?」

という感覚が体験できるかと思います。

高い志のある院長なので、なんとなく体調に
不安を抱えてる人はぜひお試しあれ。

普段は非常に多弁で、「おまえは小学3年生かっ!」と
思わずツッコミを入れたくなるバカ真っ直ぐな発言満載の院長ですが、

「仕事では大人です。施術中はしゃべらない」、

と嘘のようホントの宣言をしておりましたので、
頼りになるかと思います(笑)。


*串のネギマみたいだけど違います。
 鍼にお灸を付けてるon私の背中。

2 件のコメント:

ゆっきー さんのコメント...

おー 行きましたねー。
わたしも 今 日記を書いたところだった。

わたしは よくしゃべるけどね。
いろいろと。

よかったら 今度ペアをやりましょう!

matsu さんのコメント...

みなさんありがとう。

皆さんが日記を書いてくださったから、今日はブログ3つかきました。 アクセス記録狙ってます・・・いやな髪で勝負(いや、中味で勝負)!
そんな鍼灸院はココですよ!
http://jinxingduo.com/