水曜日, 12月 10, 2008

クー。

午前中にささいなミスを
立て続けにやってヘコむ。

まだまだ人間なってないな。。

------
最近SFづいている友達のレコメンドで、
「不思議惑星キン・ザ・ザ」を観た。

私はその友人から聞くまで知らなかったけど、
マニアの間ではそれなりに(B級モノとして)名の知れた作品らしい。

で。内容ですが。

・・・・まったく分からんっ!

まーなんていうか、本当に分からないんですよ。奥さん(笑)。

冷戦真っ只中のロシア(旧ソ連)の映画で、
一応ストーリー的には、

 地球にやってきた、高い知能を持った(でも変な格好)キン・ザ・ザ星人。
 彼が持っていた瞬間移動装置で、瞬時にしてキン・ザ・ザに送
 られてしまった地球の男性二人が、文化も言語も全く違う惑星で
 翻弄されながら地球に戻ってくる物語

・・・なんだけど、まーこのストーリーはあってないようなモンかも。

キン・ザ・ザ星には言語はなくて、あるのは「キュー(罵声語)」と
「クー(罵声以外のすべて)」の2語のみ。
貧しい砂漠の惑星なんだけど、知能が高いので、
やってきた2人の話すロシア語もすぐにマスターしたり・・・。

もちろんハリウッド映画のような大金系の演出や
分かりやすいハッピーエンドはまったくなく、
かと言って特に強いメッセージ性もない。


でも、なんだか印象に残るんだよね・・・?
宇宙船とか超チープなんだけど、逆にそれが
妙な味になってるし。

こういう映画って、テレ東の深夜とかに時々ある。
「ナンジャコリャ?」と思うんだけど、
なぜか記憶にいつまでも残ってる映画。

不思議だ~。本当に不思議だ。さすが「不思議惑星」。

観ないと説明のしようがないオカシミ。

同じ時代のアメリカの代表的なSF映画が
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」である事を考えると、
ソ連のコムニズムっぷりとシニカルなモノ作りの姿勢に感動です(笑)。

デロリアンより、キンザザの宇宙船の
フィギアのが100倍欲しいもん。

面白い、というより、
「思わず最後まで観てしまう映画」です。

この映画を観た人同士は、100%間違いなく
この星の挨拶のポーズをするはず
(もちろん私も、観た翌日に教えてくれた友人とやった(笑))。


心の琴線に触れる映画 とかいうわけではないので、
ごくごく暇な時に観る事をオススメします。


*キン・ザ・ザの挨拶のポーズ。
 …それにしても、社会主義(元・含む)の文化って
 本当に興味深い。エナジーがなくて薄暗いようで、
 実は案外トボけてるっつーか。

0 件のコメント: