午前中にささいなミスを
立て続けにやってヘコむ。
まだまだ人間なってないな。。
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最近SFづいている友達のレコメンドで、
「不思議惑星キン・ザ・ザ」を観た。
私はその友人から聞くまで知らなかったけど、
マニアの間ではそれなりに(B級モノとして)名の知れた作品らしい。
で。内容ですが。
・・・・まったく分からんっ!
まーなんていうか、本当に分からないんですよ。奥さん(笑)。
冷戦真っ只中のロシア(旧ソ連)の映画で、
一応ストーリー的には、
地球にやってきた、高い知能を持った(でも変な格好)キン・ザ・ザ星人。
彼が持っていた瞬間移動装置で、瞬時にしてキン・ザ・ザに送
られてしまった地球の男性二人が、文化も言語も全く違う惑星で
翻弄されながら地球に戻ってくる物語
・・・なんだけど、まーこのストーリーはあってないようなモンかも。
キン・ザ・ザ星には言語はなくて、あるのは「キュー(罵声語)」と
「クー(罵声以外のすべて)」の2語のみ。
貧しい砂漠の惑星なんだけど、知能が高いので、
やってきた2人の話すロシア語もすぐにマスターしたり・・・。
もちろんハリウッド映画のような大金系の演出や
分かりやすいハッピーエンドはまったくなく、
かと言って特に強いメッセージ性もない。
でも、なんだか印象に残るんだよね・・・?
宇宙船とか超チープなんだけど、逆にそれが
妙な味になってるし。
こういう映画って、テレ東の深夜とかに時々ある。
「ナンジャコリャ?」と思うんだけど、
なぜか記憶にいつまでも残ってる映画。
不思議だ~。本当に不思議だ。さすが「不思議惑星」。
観ないと説明のしようがないオカシミ。
同じ時代のアメリカの代表的なSF映画が
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」である事を考えると、
ソ連のコムニズムっぷりとシニカルなモノ作りの姿勢に感動です(笑)。
デロリアンより、キンザザの宇宙船の
フィギアのが100倍欲しいもん。
面白い、というより、
「思わず最後まで観てしまう映画」です。
この映画を観た人同士は、100%間違いなく
この星の挨拶のポーズをするはず
(もちろん私も、観た翌日に教えてくれた友人とやった(笑))。
心の琴線に触れる映画 とかいうわけではないので、
ごくごく暇な時に観る事をオススメします。
*キン・ザ・ザの挨拶のポーズ。
…それにしても、社会主義(元・含む)の文化って
本当に興味深い。エナジーがなくて薄暗いようで、
実は案外トボけてるっつーか。
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