木曜日, 9月 25, 2008

サブキャラ頼みだと・・・

昨晩今シーズン初のゴキを目撃。
ショーーック!!
新品のゴキジェットを半分近く使って撃退したら、
私も大量に吸い込んで、本日かなり具合悪し。。

おまえが撃退されてどーする。


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・・・・てなわけで、また映画を観ました。

「パコと魔法の絵本」。

作品のチョイスは、「帰りがけに通る
“満席にならない事で有名な”木場シネマでやってたから」

これに尽きますね(笑)。

普段なら絶対「後でテレビで見よう」
ってな映画ですが、なんとなく気分で。

で、感想。


・・・・・・ううううう~~ん。

前のDMCの時にも書いたけど、こういう映画って
本当になんて説明していいか分からないんだよね。。

別にいいとか悪いとかじゃなくて。
だから、「ツマラナカッタ」訳ではなんですよ。面白よ。


ただ、こういう映画を見ると、「映画とはなんぞや」という
そもそも論を考えてしまうわけです。

映画を、テレビや漫画と同じだと考えればソレもあり。
でも、なんか映画って違うじゃない? 別に映画のが高尚だって
言ってるわけじゃなくて、何かを表現する時に、
映画・テレビ・本・舞台・WEBサイト・・・・それぞれの表現手法って、
微妙に違うと思うんだよね。言葉で説明できないんだけどさ。

そういう意味で、今回の映画はかなりテレビ的だった。
監督がテレビCMのCAだって知ってたから、ってだけの理由ではなく。

「泣き所」「笑い所」は随所にあるんだけど、
そのどれもが、どーも「説明しすぎ」。それってテレビ的手法じゃない?
そういうディテールの部分を、観ている側の想像力に委ねてこその
「映画」って気がするんだよね。

だから泣いたり笑ったりしたんだけど、
結局余韻もへったくれもなくて、
観終わって30秒後には
「あー お腹減った。夕飯なににしようかな」
って気分になる、みたいな。


私は評論家ではないので、あくまで個人の好みの問題で言うと、

 「勧めはしませんが、テレビでやる頃になったら
  観るとがいいよ!」

というのが素直な感想。
キャストはいいので、やっぱり監督か脚本に
ひっかかったんだろうな。私は。

演じる側は分からないけど、こと監督や演出家に関しては、
メディアを超えて活動するのって、
すごく難しいんだな~と思ったりします。

三谷幸喜、大好きだけど、
やっぱり本質は「舞台」だから、
狙ってやってるとは言え、テレビドラマも映画も
「舞台臭」がするしさ。それはそれで故意だからいいんだけど。

私はそんなにたくさんの映画を観ているわけじゃないけど、
そういうメディアを横断した演出で突出してるのは、
伊丹十三とかそのくらいかね。


今回も、阿部サダヲ完璧!

サブキャラが際立つ映画って、
そういう意味では「映画的に正しい」とは
言えないのかもね~。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ガス系の殺虫剤は ホントに危険。
沈黙の春を読もう。

撃退は 
冷静に(なれない人はダメだけど)
食器用洗剤を
だらだらかける
軽く死にます。
こんな劇薬で皿洗ってダイジョブなのか?と
いつも思う。

そして 書き込みズレですみません。

ヨヨ さんのコメント...

そこかよっ(笑)