木曜日, 9月 18, 2008

威勢がいいねえ!

リーマンブラザーズの経営破綻を受けて、

 「え?リーマン破綻? それってリストラって事?」

などと、「リーマン」がサラリーマンの略だと
思っているバカ者・・・じゃなくて、若者急増中。

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最近、隔月参加がお約束になっている(というか会が隔月なんですが)、
立川志の吉さんの「東京駅前独演会~Vol.12」。

基本奇数月の開催って事で
今月も行ってきました。

私はこれで5回目なんですが
もちろんもっと前から常連のお客さんもいて、
100人強でいっぱいの会場は、
最初に行った時からなんというか・・・・
「知り合い」感が漂っていました。

まー落語ブームとは言え、彼はまだ二つ目ですしね。

でもここ2回位は急に新顔のお客さんが増えた感じで、
枕での話だと、ギリギリの予約でお断りした方もいるとか。

きっと本人も嬉しいんでしょうねー。
だって独演会って、確実に「自分のファンが増えてる」
事を実感できる場所だもの。芸人って大変だけど、
フィードバックが分かりやすいので羨ましい。

確かに。
志の吉さんの落語は、本当に分かりやすいんですよ。

他の落語も観ている人からすると、
若干「やりすぎ」って程に(笑)分かりやすいんですが、
それは逆に、彼のこれまでの経験(=立川流は寄席に出られないので、
落語を全く知らないお客さんの前でやることがかなり多いのでは)が
見え隠れしていて面白い。

噺のチョイスも上手いのかな。

今回も、

・元犬
・茶の湯     ※興味ある人はどんな噺が調べてね。

という、笑どころの多い噺だったので、
私の後ろに座っていたたぶん初・落語と思われるオニーチャンが、
一緒に来た先輩(と思われる人)に、

「や~ 笑った笑った。落語、ヤベーっすね!!」

って言ってた。
「ヤベー」って・・・・落語の感想にしては不思議な表現だけどさ(笑)。



私は志の吉さんとほぼ年が同じなので、
同じような感じで年を取っていくわけです。

落語は年に関係なく楽しめる趣味だし、
噺家も、年を取れば取るほど磨かれていくという芸能。

現段階で「名人」と呼ばれる人は、大抵私の祖父のチョイ下世代で、
あと10年もすれば、バンバン亡くなっちゃうでしょう?

その点同世代だと、同じレベルで年を取るわけで、
ゆっくり芸の変化を満喫できるわけです。
「今日見とかないと、あの人死んじゃうかも!」っていうのもないし(笑)。


彼が「大名跡」と呼ばれる日が楽しみだなー。

マ、その頃には私もヨボヨボなわけなんですけども。



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あ。。。ごめん。。。。
アタシも「リーマンブラザーズ??え??バンド???」と
言ってしまいました・・・・

若者じゃないのにスマヌ・・・・orz