金曜日, 9月 05, 2008

失敗したら、どうするの?

「常に強気な男」ってカッコ悪い。

それって単に「間違いを認められない奴」
ってだけじゃん?

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先日某テレビで、「日本は失敗を許さない国だ」と
いう話をしていて、「おー その通りだよ!」と
思わず深~くうなずいてしまった。

もちろん例えば医者とか、「ミスが許されない」
人たちもいるので、まあそういう議論はまた別の話で、
ここでいうのはごく日常の出来事とか
仕事における「失敗」ね。

私はただやみくもに、
「失敗を許せ!」と言ってるんじゃないんです。

失敗した人は、もちろんそれを払拭するための努力とか、
失敗からじゃあ何を学ぶか、とか色々やらなくちゃいけない
事はあると思う。

でも、そういう努力や学習があった後は・・・・・
もうそれはいーじゃないスか。
だって本人には、とても重要な意味のある「失敗」
だったんだから。

なのに、それをネチネチネチネチ言い続ける
社会人のなんと多いことかっ!
(しかも自分の事を棚にあげまくって)

そしてこと仕事において、そういう風に他人を攻める人は、
ほぼ100%と断言できるくらい、

 「相手のミスを攻める裏に、
  自分のミスを隠す、または認めない姿勢」

が隠れている。と思う。

みっともないったらありゃしない。


そのくせ、(ここが私の最大の怒りポイントですが)
本当に責任を取らなくちゃいけない人や、
失敗しないけど何もしない(=要は、運転しないから
免許がゴールドっていうのとおんなじ)人は、
会社でヌルヌルのお湯に浸かって、給料をもらってるわけだ。

どーゆーこっちゃ!?


「愛を持って叱られる事のない社会」
「人の揚げ足取りで株上げする人が増える社会」

って、
かなり不幸だよね・・・・。


* アルピニストの野口健さんによると、難関の高山
 アタックで命を落とすのは、決まって中国や韓国、ロシア
 そして日本なのだそうです。国の重圧、スポンサーへの忠義
 など、数々のプレッシャーで「悪天候なので辞めました」
 とはとても言えないというのがその理由。

 一方、イタリアやスペインの登山隊は、アタックが不可能
 だと見るや、ベースキャンプで酒盛りをして笑顔で
 「また来年!」と帰っていくのだそうです。

 私は…… 目指せイタリアンだけど、やっぱり
 死ぬほうなのかもな~。悲しいかな、日本人(笑)。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。初カキコです。
ブログ更新、順調ですね。
いつも楽しく読んでますよ~

「失敗は許されない」って、これから取り組む行動に対しての気合であって、済んでしまったことを責めるためのセリフじゃないですよね。
失敗から学ぶことって多いのに、それがわからない人、「失敗は面倒」としか考えない人って、なんかこう「ちっせぇなー」と思ってしまいます。
まー確かに失敗すると落ち込むし、愚痴もこぼしたくなるけど、「人のせいだけにしない」は鉄則かと。
少なくとも、責任者の立場の人にはネチネチもヌルヌルもやめてほしーです。
どうしても愚痴を言いたいなら、仕事に関係のない相手にそっとこぼせばいいと思う。溜めるのもよくないしね。

高山アタックの話もなるほどな~と思いました。
微妙な悪天候にアタックをかける行為を、「諦めが悪くて愚かだ」と取るか、「潔い」とみるかは、人それぞれかなあ。
でもスポンサーへのプレッシャーだけでイヤイヤ前に進むのは何か悲しい…。

写真はエベレストの山頂でしょうか?
ほとんど宇宙服のような…
やはり8000mは宇宙なんだ!

初カキコで長文、失礼いたしました。m(_ _)m
ではでは。

ヨヨ さんのコメント...

ロミヒさん >

おおー。どうもです!

>写真はエベレストの山頂でしょうか?
>ほとんど宇宙服のような…
>やはり8000mは宇宙なんだ!

写真は三浦雄一郎さんですよ。
まさにエベレストですね。

心も行動力も、そして他者に対する懐の広さも、
いろんな意味で自分も「エベレスト級」で
ありたいモノですねー。

匿名 さんのコメント...

改めましてこんにちわ。

私の場合、人の揚げ足取りで株上げする人は百歩譲って許容範囲内です。しかしながら自分のミスを正当化するために真実をねじ曲げる事により、正しい方向に是正しようとする動きをディスターブする奴だけは断じて許せません!!!

つぃつぃ人のコメント欄でエキサイトしてしまいまして済みません。ハァハァ…

登山隊のはなし、とっても興味深いですね。
NZ人はどちらのタイプなのでしょうか?
若かりし頃オーストラリアに住んでました。
Aussieは「そもそも山登りなんてくたびれる事はしない」というイメージだけど…
勘違いだったら怒られますね^^

ヨヨ さんのコメント...

おさーん さん>

こんにちは。

>しかしながら自分のミスを正当化するために真実を
>ねじ曲げる事により、正しい方向に是正しようとする
>動きをディスターブする奴だけは断じて許せません!!!


そうですね。このタイプのほうが問題は根深いかも。
でも当然と言えば当然ですが、このテの人は、自分が
「真実をねじまげてる」事に気が付いてないですから。

嘘を言い続ける事で、嘘も「本当のような気が
してくる」という事です(苦笑)。

(ごく身近にそういう人がいるので(笑))、そういう人を見るとつねに自分を客観視できる視点はなくさないようにせねば・・・と思います。反面教師にはなってるかも。