月曜日, 5月 28, 2012

生涯勉強@河又改め、河又登山

週末、ばーちゃんの49日。
これで祖父母はひとりもいなくなってしまった。。
30~40代の孫が8人もいて、曾孫はたった二人(1家族)だけ。
親不孝だけでなく、祖父母不幸もしたな・・・・。

おばーちゃん、ごめん。

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快晴の土曜日、初めて河又に行ってきました。


・・・・「行ってきました」、

はい。ここポイント。

行ってきただけで、「登って」ないんですよ。これが。

とても恥ずかしいお話なのですが、
恥をしのんで、そして自身への戒めを込めて備忘録(苦笑)。

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山岳会の仲間と、6時半に都内を出発。
今回向かったのは、河又でも比較的やさしいルートが多い小泉エリア。
渋滞やら道を間違えたりしながらも、
なんとか10時台にはアプローチの峠に車を止める。他の車はない。

取り付きまでは20分ほどってことなので、
まあ11時半には登れるかな~ なんて思っていました。

入口が分かりずらいものの、なんとなく踏み跡があるところが
あったのでアタリをつけ入山。かなり荒れているが、テープもあるし、
まあ方向は間違っていないだろうと急坂を上ったり下ったり。

しかし、30分歩いても一向にそれらしき岩場がない。。
周辺はどんどん荒れてくるうえ、沢筋に降りてしまったあたりで
「これは間違ってないか・・・?」と思い始める。

このまま歩いてもラチがあかない気がして、協議の結果
いったん車に戻る。 ここでお昼すぎ。
岩場で食べるつもりだったお昼ゴハンを車の前でいただくw


13時頃、コンパス的には「もしかしてまったく逆を歩いてた?」って
ことになって、今度は道路の反対側の急坂を登る。

明瞭な踏み跡をたどるとそれらしき尾根筋に出て、
トポにある「見晴台」らしき場所に出たので、
方角を確かめつつ支尾根を下る。



しかし・・・やっぱり岩場は見えない。
トポには「岩場が見える」って書いてあるのに!

ない・・・・ない・・・・なぁーーい!

それらしいテープやケルンに翻弄されまくりながら、
もはや現在地もあやふやになり・・・・。

結局、心が折れて再度車まで戻る。ここで14時過ぎ。

仮に岩場まで行けても、もう登る時間もない。。

完全な敗退です! しかも取り付きまでも行かずしてっ!


もちろん、こんなの初めての体験。
死んでも会長に言えない(苦笑)。

収穫はゼロ。でも、学んだことは・・・

・初めての岩場はもっとちゃんと調べてくるべし。
・テープや踏み跡を「自分都合でいいように」解釈しすぎ。
 山の道迷いの典型を痛感しました。。
・山のつもりで行ってないので、地図なし、コンパスなし、雨具なし。
・トポのザックリすぎる地図だけで行こうなんて甘すぎ。
・天気のよい週末だったし、ほかのパーティがいるに決まってると思いこんでました。


泣けますね。

すっかり意気消沈して「ベーキャンでも行く?」なんて言ってたんだけど、
結局帰り道に、なぜか外にある人工壁を発見して(一応ジム)、
そのなんとも不安なボルトの外壁で3本ほど登らせていただいて終了。。




※↑ま、実はそれなりに楽しんでいるw


しかし、こんなことってあるんですねえ~。。。
まさか河又で、「読図をやらなきゃ!」って
改めて心に誓うとは思ってもいませんでした(苦笑

竹内さんが日本人初の14座達成の偉業を成し遂げた同じ日、
ある意味我々も「偉業」を達成・・・(って、この比較最低w)。

・・・ま、負け犬の遠吠えを承知でいうなら、歩荷トレにはなったし、
それはそれで、色々不思議な経験で楽しかったんですけどね。

なんか、人工壁のオジサンも面白い人だったしw

結局、最後は筑前屋で反省会をしましてぇー、
何もしてないのにたくさん飲み食いしましてぇー、
いい心持ちになりましてぇー、
のんびり歩いて、23時前には家路に着いたのでありましたw。


小泉エリア~雷岩~蛇岩に、峠側からアプローチしたことのある方、
どうか、情報ください! 後で地形図見たけど、岩場の気配を感じません。。
来月、同メンバーでリベンジ誓っておりますので(切実)。

しかし。

何事も「経験」しなくちゃわからないもんです。

人生、「生涯勉強」ってヤツですよw

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