知り合いのサイトに寄稿している
(およそ)月イチ旅コラムの第2回アップ。よろしければ。
「Endless Transit ~第2便」
http://epstein-s.net/archives/2764
-------
何をやるにせよ、初めての事というのはワクワクするもんです。
こんなに擦り切れてしまった私でさえも(笑)。
そんなわけで、スノーシューをやってまいりました。
今のところ厳冬期の登山に行く知識と体力はありませんが、
スノーシューでせめて気分だけでも。
@菅平の根子岳。
学生時代、スキー部の友達の長期合宿先が菅平で、
短期間、素人を受け入れてスクールやったりする合宿だったので、
私はその4年間のうち、3年は毎年菅平に行っていてわりと親しみ深いエリア。
でももちろん、この季節にあそこに行って「スキーをしない」
というのは初体験です。
土曜日にスキー場のすぐ近くで前泊して、
翌朝スっキリ、爽快にスタートしようというコンセプト
だったんですが・・・
まあヤッパリなって感じですけど、前泊すれば宴会するわけですよ。
そして土曜はアジア大会の決勝戦「日本×オーストラリア」のキックオフが
午前0時だったわけですよ。
寝れないっつーの。
しかも、延長になっちゃったっつーの(笑)。
結局最後までみんなで試合を観戦しつつ(おっと、リーダーは肝心の瞬間は
お休み中でしたけど(笑))、翌朝は予定よりちょっと遅めの行動開始。
スノーシューは、いわゆる日本でいう「かんじき」を
もうちょっとメカっぽくした道具で、ストックを持った姿は
かなりスキーっぽいですが、「滑るための道具」ではなく、
「滑らない・沈まない」ための道具です。
スキー客と同じリフトに乗り、終点で板をセットする
スキー&ボード客を横目に、私達はさらに上へ上へ・・・。
「スノーシュー」って名前からして、なんかエンタメな匂いがするので、
私はスキーのほうにすごく近い気分でいたんだけど、
やってみた感想は
「これは登山だな」 と(笑)。
考えてみれば当然だけど、例えばスキーやボードは板なしでは
あり得ないスポーツだけど、スノーシューはあくまで「雪山登山をする際に、
ツボ足では歩けない深い雪を歩く補助的道具」なので、実は道具が主役という感じではない。
これまで何度もスノーシューの経験がある人いわく、
今回のコースはそこそこ斜度もあって、決して初心者コースではないという
ことだったんだけど、夏山だったら快適に歩けそうな斜度でも、
雪があると急に大変になるんだよね。
今回は残念ながら、天候が安定せずあまり景色は楽しめなかったんだけど、
圧雪した斜面とは違う、ふかふか・サラサラの雪原散歩を満喫しました。
*左右は見渡す限りのスノーモンスター
分かったのは、スノーシューの魅力はなんといっても下りだ!!
普通の登山の時は下山時って主に「余力」って気持ちが強くて、
なんとなく気分もダレるわけですが、スノーシューの場合は、
ちょっとした坂がある時は、ずかさずダッシュして滑降!
手持ちの銀マットが「簡易ソリ」に変身。
うーん、これはかなり楽しい!(笑)
主にスキーをやるような山で、スキー場よりさらに標高の
高い場所がフィールドになるケースが多いみたいなので、
当然ながらかなりの寒さです(おかげで写真も少ない。カメラを出す気力がないから)。
でも、それだけにあったくなろうと運動量も多くなるし、
わりとハシャイでも楽しい。
何より帰りの温泉の身に染み方がハンパないっすね(笑
たくさんで行ってワイワイやるのがいいって気がする。
まだまだメジャーなスポーツとは言えないし
ある程度山の知識(服装とか読図とか)が必要ではあるけど、
主要なルートではほぼレンタルもあるみたいだし、
運動オンチという人でも十分楽しめると思う。
ちょっと変ったウィンタースポーツをやりたいという方はゼヒ~
1 件のコメント:
あら。オイラが長野に住んでいた頃、最寄のスキー場といえば菅平。根子岳とか春夏秋冬一年を通じて歩き回っていた場所ですよ。
一時間もあれば行けちゃう場所だったので、夏は通学前の早朝に登って帰ってきたり、冬は学校帰りに1本2本滑りに行ったりしてました。
スノーシューはモフモフした雪原を歩くのに最適なアイテムですね。一方、傾斜がある場所だとちと苦手。そんな場所ではワカンが役に立ちます。つかオイラはワカンしか持ってなかったから快適には歩けなかったけど、たいていの場所はモタモタ歩けましたよ(笑)
両方持ってたらいいだろうなぁ?とか、いや・・・やっぱり上まで行ったらスキーも必要だろう?とか考えたりしつつ結局最後まで歩くんですけどね。。。
一度、体験してみて下さい。
ワカン と 担ぎ上げスキー。
後者はドMの境地だと思われます。
コメントを投稿