金曜日, 10月 17, 2008

たまには「打ちのめされ」よう

あるきっかけで、社内の若手女性陣の間に流れる、
人間事情(要は噂話)を耳にした。

個人的にはコトの真偽はどーでもよくて、
そういう複雑な噂が横行している事にゾっとした。
だって、「Aさんがあっちでは○○って言ってて、
それをBさんが△△さんに聞いて気にしていて、
私は××さんからは、別の話も聞いていて・・・」みたいな、
複数の情報ソースがいないと絶対に成立しない話になってるんだもん。

会社ってみんなそうなの? コエー・・・・。
絶対その輪に入りたくないんですけど。

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友達のお誘いで、English cafeなるものに
初めて行ってきました。

その友達のお父さんがオーナーさんと知り合いで、
開店時に色々財務関係のケアをした繋がりがあるそうです。

その名前から、「外国人がたくさん集まる、例えば
モータウンの喫茶店バージョンみたいなもの」かと
思っていたのですが、そうではなくどちらかというと
システムはネットカフェや漫画喫茶に近い。

お店にいる外国人はすべてスタッフで、
30分いくらで、ドリンクなどは飲み放題。という料金体系。

あくまでも「勉強主体」ではなく、「外国人と英語で
気軽にコミュニケーションする」事を趣旨にしているそうなので、
時間が決まっているわけでもなければ、特定のプログラムがある
わけでもない。日本語は話さないけど、限りなくエクスチェンジに近いかも。

私の日本在住の外国人の友達はみんな日本語を
結構流暢に話すので、会話は日本語が中心。
「友達」になってしまうと、彼らを先生にするのは憚られるので
(=日本在住の外国人は、大抵日本人と「英語を教えてくれる人」と
 いう視点で仲良しになる事を嫌うので)、このcafeみたいに
明確な役割分担があったうえで英語を話せたほうが双方にとっていいと思う。


個人的には、非常に楽しい(というかタメになる)時間でした。
私たちに付いてくれたお兄さんが、会話の話題作りが上手
だったしね。ゲイらしいので、すごく感覚もソフトだし。

何より、「打ちのめされた」(笑)。

NZから戻って早2年半。英語力が完全に衰退した訳ではないけれど、
少なくとも「話す」ほうの能力は激減してると思う。
「話さなくっちゃ」という気持ちばかり焦って、
言いたい事がなかなか出てこないんだよね。。。

ボキャブラリーも、鼻で笑っちゃうほど貧相なので、
「感情」とかニュアンスの話になると、
とたんに雑な説明しかできなくなるし。

やー。やっぱり語学は「ツール」ですね。
使わないと、どんどん錆付いていきます。


・・・・でも、英語に限らずこうやって「打ちのめされる」機会って、
最近とみに減っていると思う。

世の中がどんどん便利になって、便利になるという事は
「イヤな事、面倒な事を避けやすくなる」という事とイコールで、
もちろん便利でラクなのは悪い事ではないけど、
最近は「体験したほうがいい不便」まで削られているように思います。

よく海外旅行の後に「やっぱり英語勉強したい!」という
気持ちになるけど、あれと同じ感覚が体験できます。

難しいのは、「勉強しに行く」訳ではなく、
あくまで「会話をしにいく」わけなので、体系的なお勉強が好きな
日本人のカルチャーで、ああいったサービスがどこまで通用するのか
という所なんだよね。。。あそこに行って、「英語が学べる」かというと、
そういうモノではないからね。
細々でも続いて欲しいな。


私も、定期的に「打ちのめされに」行こうかと思います。

みなさんも興味ありましたらぜひ。
神田駅徒歩数分です。

Speak easy cafe
*写真はイメージですよ。
http://p-sete.com/

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私は外国に暮らしているけど、英語を話す国ではないから、自分の英語力に不安を感じるときがあるよ。
ネイティヴと話すとかなり勉強になる。
でもネイティヴと話す機会が少ない。。。。
そのカフェ私も行きたいわ!

ヨヨ さんのコメント...

まあげんまみさんが行くと
普通に会話通じちゃうけどね(笑)。

なんにせよ、「知らない人を知る」
というのは楽しい行為だよねー!