木曜日, 9月 10, 2009

やりすぎもダメ、やらなすぎもダメ。

東西線の事故、絶対居眠りだと思ったのに違ったー。
でも 居眠り だと思う。それかケータイ見てたか。
そういうトホホな展開がいい。

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もうお腹いっぱいですか?

ハイそうですか。でも書きます。

昨日は隔月恒例の「立川志の吉独演演会」。
私はもう何回目だ? 10回目?11回目? 来たな~。

回を重ねるごとにどんどんお客さんが増えてる感じで、
とにかく今後が楽しみな噺家さんです。

もう完全に自分用メモになってますが、
一応演目をば・・・

・金明竹(前座)
・ぞろぞろ
・オリジナル(プロレスファンと三沢に捧げる)
・片棒
・千両みかん


あくまで個人的な印象ですけど・・・
今回、なんかいろんな趣向をやりたがった様子が見えたんだけど、
個人的には「マクラと落語」という実直なスタイルで2~3席
やってもらう ってほうが好き。


最後の「千両みかん」は、高座で聴いたのは初めて。

サゲも含めとっても分かりやすい噺なのだけど、
昨日は微妙~な違和感を感じつつ聴いていたら・・・・
さっき、これが元は上方の噺だと知って、納得。

やっぱりねー。商いの話は、絶対上方のがしっくり来るんだよね。
どっちが良い・悪いはないけど、「お金」に対する
感覚って東西で全然違うからなんだと思う。

だから「文七元結」とか「井戸の茶碗」は逆に上方では
すごく違和感のある話だと聞いたことがある。

自分の娘が身売りして作った大金を、
見ず知らずの自殺しかかった人にあげちゃうなんて、
関西では「美学でもなんでもない」という感じでしょ。

日米の経済感覚の違いに似たものがあるというか。


あとは、昨日の志の吉君のみかんは、
身体を使った演出が派手すぎなんだよな~。。。
あくまで個人の好みの問題ですけど。

噺の実力がちゃんとあるんだから、
もっとちゃんと噺だけで笑わせられるのに。もったいない。

もちろんお客さんの客層とか、落語体験の度合いで
派手なアクションは必要だと思うけど、
独演会って「彼目当て」で来てる人ばっかりなんだから、
もっとシンプルにチャレンジしてもいいのにな、と思いました。

・・・アラ。
噺家に嫌われる エラソーな落語ファンになってるわ。私ってば(笑)。

ま、芸能に限らず、どんな仕事でも
「サジ加減」って難しいものですよね。

1 件のコメント:

ゆっきー さんのコメント...

おー こんな厳しい目で見てたとは
気づかなかった。

わたしは いつもタダ楽しんでるだけなのでね。
プロレスも好きだったし 汗

最近志の吉さんしか聴いてないから
寄席でも行こうかな。
浴衣割引もやれなかったし。