木曜日, 3月 12, 2009

人生は誰だって“数奇”

大人になって、めっぽう涙腺がゆるくなった。
なぜかしらね?

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シツコイね。映画ネタ。
別にノルマないんだけども(笑)。

というわけでロードショー終了間近の
「ベンジャミン・バトン」、観てきました。


久々にハリウッドの大物が出る
大型映画を観たよ。

これはこれでいいね。
スクリプトがちゃんとしてれば、
なんだかんだ言ってハリウッド映画ってすごい。
ブラピがどんどん若返っていく様子とか、
CGどうなってるか分からないけど全然違和感ないもん。

ノンフィクションだって言われても
「あるかな」って感じの内容でした。

分かった事は・・・・
ブラッドピット、やっぱり超カッコイイ(笑)。
本当にセクシ~。
「リバーランススルーイット」の時の、純真さ満載の
彼が好きだという人は多いけど、私はここ数年の彼の
ほうが何十倍も渋くてステキだと思うなー。

「積み重ねてきた人」としての自信と柔らかさが
すごく出てきた感じがします。

あと、ケイトブランシェットがとっても良かった。
「バベル」の時は、役どころは重要だったけど
なんか「添え物の奥さん」って感じが否めなかったし
なんか幸薄そうな感じがどうも・・・・でした。

でも今回は、すごく役にマッチしてるし、
「どこにでもいそうな、でも超いい女」をすごく上手く魅せてる感じ。
ちょっと彼女の出る他の映画も見てみたくなったよ。

ご存知の通り、これは老人として生まれて、
徐々に若返って最後は赤ん坊として死んでいく主人公の
話なんだけど、その数奇な人生の周辺を彩るいわゆる
「サブキャラ」が、ある意味物語の本質だったりします。

結局・・・・・逆回転で生きたとしても、
人生の最も濃密な時間は「折り返し地点(30~50代)」であって、
その時間に出会う人が、よくも悪くも人に様々な影響を与えて
「ひとりの人間」の人格を形成していく・・・と。いう事なのよね。きっと。

「老人から徐々に若返る」というコンセプトがないと映画に
ならないけど、結局それがなかったとしても、人生は誰だって
結構「数奇な運命」なんじゃないかしら?


と、そんな事を思った映画でした。

あえて言うなら、3時間ジャストはちょっと長いかも。
2.5時間位のほうがもっとまとまった映画になるかもね。

って、評論家気取りだけど(苦笑)。


*バイクとプラピ。
 鬼に金棒の組み合わせ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ケイトはいろいろいるけど
絶対ブランシェット!!!!!

あーこれ行けなそうだなー・・・

ヨヨ さんのコメント...

ゆっきーさん>
ビデオ観れないからねー(笑)。
映画館逃すとNGだもんね。
でも私はそのうちギンレイでやるとみた。