水曜日, 2月 18, 2009

当たり前の事を、当たり前に。

高校時代の超久々に会う友達と飲んだ。
卒業してから20年近くたってるわけだが、
なんでこんなに
「空白の時間」を感じないのか不思議。

それが「同級生」ってヤツなのかしら?

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今回は「愛おしき隣人」です。
や、間もなく終わるから。「映画マイブーム」(笑)。

元々なんかの映画の予告編で観て
ちょっと感じがよかったので見たんだけど、
(「Stylejam」って配給会社のセンスが好きなのよ。私。)
もー見て5秒で分かる「ヨーロピアンテイスト」。

アメリカ人には、1000年たってもこういう映画は
作れないだろうと思う。
いいとか悪いとかじゃなくて、それくらい
「ヨーロッパ」っぽかったって意味。

大体ストーリーなんてないに等しくて、
同じアパートに住む様々な事情を持った
様々な人たちが、日々ちょっと悲しかったり、
嬉しかったり、夢見たりする様子をオムニバスっぽく
描いています。

その情けない感じとか、ありがちな感じが、
逆にリアルでいいんだと思う。

・・・元々、映画でも歌でも芝居でもなんでもそうなんだけど、
作品にあえて「メッセージ」とか「ストーリー」を求めてないから。私。

もちろん伝えたいメッセージがあれば、それはそれで
作り手の気持ちを受け止める努力はするけど、ないならないで、
それは「白紙の紙」を渡されたのと同じ事なので、
私が最後に自由に味付けできる。
「作品を完成させるのは、あなたの“気持ち”ですよ」っ
て言われてるみたいで、ちょっと嬉しい。

だって、

「さあ!ここが泣くとこです」
「ホラ、ここが笑うトコね!」

って明らかに強制されてる映画や歌ってツマラナクないですか?
私の「妄想癖」も力を発揮できないしさー。

話が外れるけど、こないだ会社の事業部長(普段あまりコンタクトなし)に、
「○○さん(私)って、サブカルなんでしょ?」
っていきなり言われて、そりゃどーなのか!と。思ったさ。


私、サブカルかな~??
確かにメジャー思考のカルチャーは好きじゃないけど、
それって、「メジャーだからヤ」なんじゃなくて、
「メジャー独特の“泣かせまっせ”“笑わせまっせ”な感じ」
が嫌いってだけで。


ま。今回の作品は、別に強烈レコメンドではないけど
ただボンヤリしたい時にはいいかも。

でも眠たい時に観るのはやめたほうがいいよ。
面白くないとかっていうより、「この後どうなるの!?」
みたいな引っ張る要素はないので、眠くなったら寝ちゃうと思う。

でも途中でやめて後から続きを見ても
全然ノープロな内容です。

ヨーロッパのごく日常的な風景(家の中とかバーとか)が
たくさん出てくるので、それ見るだけでもナカナカ
カワイクて楽しい。


*本当はこないだ「CONTROL」も観たんだけど、
 Joy Division知らない人には全くもって
 興味がないと思うので書きませんでした。
 やー 私はこっちのが面白かったぞ。
 だからせめて画像だけはこちらも。


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