月曜日, 11月 07, 2011

酒に酔うか、船に酔うか ~@伊豆大島・三原山

先日飲んでる時に友人とメールの失敗の話になり、

「大事なお客さんに「高井さん」という年配の人がいて、
 その人の名前を間違えて

“他界様”

 と打って激怒された」

という話を聞いて爆笑。 …や、笑っちゃダメなんだけどさー。

いかにもそういう事をアッケラカンとやっちゃいそうな人なんだよね~。

「10ウン年社会人やってて、あんなにクライアントに怒られたの初めてだ」
という友人に、思わず、「ああー。平和だよね~」と、妙な感想を口にしたわたくし。

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岩とかバリエーションとか先鋭的な登山をやりだすと
ハイキングのりの低山には足を踏み入れなくなる人もいるけど、
私はどちらかというと、「山」と言える場所へは全方位的に
行きたいタイプ。

なので、奥多摩や丹沢の一般道へも、今でも必ず年に何度かは足を運びます。

そんなわけで、ちょっと時間がたってしまいましたが、
先日訪れた伊豆大島のハイキングイベントのお話なぞ。

出発は竹芝桟橋@21時。それだけで「登山ぽくない」感じ。

今回は、参加者の間では「核心は行きの船中」
という事になっていて、夜に竹芝を出てから
いかに「翌日のハイクに響かない程度に酔うか」という事にエネルギーが
注がれました。

東京湾を出発した船は、寒空の中一路大島へ。
しかし、そんな事はおかまいなしで、デッキで宴会開始。





元々酒飲みが多い顔ぶれだったので、
なんだかかんだで深夜3時近くまでバカ話で盛り上がり・・

朝6時に大島に下船する頃には、もちろん全員
二日酔い(というかまだ飲んでる感じ?)(苦笑)。

リーダーのMさんにいたっては、桟橋を歩く姿は
まるで教科書に出てくるような千鳥足!
「これが酒飲みだ!」という生き様をタップリと見せていただきました(笑)。

大島の三原山は1,000mに満たない小さな山ですが、
1986年の大噴火でだいぶ様子も変わったらしく、道は
溶岩の固まった軽石のような岩や土。
(この大噴火を覚えてるかどうかで、年がバレるなっつー気もしますが(笑))










朝7時頃から登り始めて昼前には下山する短い行程でしたが、
他の低山とはひと味違った雰囲気を楽しむ事ができました。

普段難度の高い山に颯爽と立ち向かうリーダーMさんも、
さすがにこの日はグッタリ。。「今シーズン3本の指に入る厳しい登山だった」と(笑)





一方元気組は下山後も少々物足りなく、
温泉が開くまで周辺を軽くラン。かなり爽やかな雰囲気で、
思わず大島にマラソンがメインで来た気分になってました。

帰りは高速ジェットフォイルで、行きに8時間かかった
航路をわずか1.5時間で竹芝桟橋に戻りました。





休日は限られているけど、同行のメンバーも楽しかったし、
ちょっと変わったこんなハイキングもたまにはいーすね。

なんであれ、やっぱり「山」はいいですな。

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