私が意識して観る数少ないTV番組「0655」と「2355」。
佐藤雅彦さん、やっぱ天才っすね。
「ピタゴラスイッチ」とか「ウゴウゴルーガ」とか、
こういう「ニッチ系番組」が大好きなんだけど、スキマ番組の
王道と言えば「世界の車窓から」。
昔、小学校の卒業制作で「等身大の自画像と将来の夢を描く」っていう
図工の課題があって、こないだ実家を掃除してたらソレを発見。
そこには、
「テレビプロデューサーになる。世界の車窓から、オレたちひょうきん族」
って書いてあった。
・・・うーむ。
テレビじゃなかったけど、まー今は一応メディアの編集をやってるわけで、
それはそれで初志貫徹と言えるのかな? てか、全然成長してないってことか?
それより、この2つの番組を並べる自分のセンスの悪さ、
しかも「世界の車窓から」が好きな小学生って・・・ なんかムカつくワー(笑)。
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山というのは、先鋭的になればなるほど
危険度が増すのは仕方ないんだと思う。
でも、山に「死にに行く」人はもちろんいなくて
(あ、富士の樹海とかそういうのは置いといて)、
できることなら、挑戦をしながらも楽しく山に行きたいわけですよ。
そんなわけで、どんな山岳会にもわりとあるらしい「ザイル祭」。
やってきました~。
初体験して分かったのは、要は、
ロープやガチャ類など自分達が普段使っている
山の道具をお祓いして、この1年の山での安全を祈願しよう
という催し・・・・という名目の、飲み会ってトコですかね(笑)。
いつもの会山行と違い、土曜の昼頃のんびり出発し、
まずはコテージで宴会。
山岳会って本当に年齢も性別もバラバラで、自分の親世代(下手したら
それより上)の人もたくさんいるわけなんだけど、
「山好き」という点で一致しているので
あまりそういう世代差を感じたことがない。
良くも悪くも独立独歩な人が多くて、それぞれがそれぞれの価値観の
中で生きている人たちなので、一緒にいても肩肘張るところが全然
ないんだよね~。
山をやる人って、“生活の手際がいい”人が多くて、
温泉なんかに行っても身支度がものすごく早いし、
宴会の時も、準備や片付けのスピードが超早い!流れるような作業~。
でも山をやる人って、同時に「酒好き」も多いのよね~(笑)。
夕方16時頃から飲み初めて、午前0時近くまで
8時間みっちり(?)宴会訓練させていただきました。
普段はほとんどテン泊だけど、この日はコテージのベッドで
あたたかく就寝・・・(笑)。
で、翌日がザイル祭。
残念ながら写真はないけど、別にオオゲサな事をするわけではなくて、
会の中から神官の担当が毎年一人選ばれて、クライミング関係の装備を
前に、その人に祝詞を読んでもらいます。
別に神社に行くわけでも、大仰な飾りつけをするわけでもないけど、
日本は「八百万の神」って言うくらい自然のあらゆる場所に神様が
いると言われているし、山の神様は、下手にキレイな神社より
むしろ“その辺”にいそうな気がするから、いいんじゃないスかね。
最後に神官の人に、「願い事はありますか?」って聞かれて、
思わず
「来年中には11台を・・・・」
と言ってしまいましたので、
神前で嘘をついた事にならないためにも、クライミング頑張らねば(笑)。
(・・・まー神前で永遠の愛を誓っても、離婚する人はたくさんいるけどサ( ̄ー ̄)
本当はこの後藤坂に登りに行く予定だったんですが、
残念ながら天候が安定せずに中止。。。
で、
コテージの2段ベッドで、朝からいきなり脱出訓練が始まる(笑)。
・・・こういう時に、ホーント山岳会の人ってスゲーなと思う。
例えば、普通子供がコテージのベッドによじ登ろうとしたら、
大人に「危ないからやめなさい!」なんて説教されるのがオチでしょう?
だけど、そんな当のオトナ達が、こぞってベッドによじ登りながら
「ん~ このムーブもありだね!」とか言ってんだもん。変な集団ー。
会長は、天井の梁にスリングかけて
完全に「自殺直前の人」になってるし(笑)。
やー この風景が完全に笑える。なんなんだコレは。
でも、訓練自体はかなり勉強になったけど。
こないだの救助訓練は主にパートナーを救助する方法だったけど、
今回は自己脱出法。前回同様、「咄嗟の時にできるか」と言われると
相当不安ですけれどもね~ぇ。。。
結局午後イチには地元に着いちゃったので、仲間数人と
ジムで夜までガッツリトレーニングして、
ジム仲間とまたも飲んで帰りました。
クライミングのほうは、ちーとも上手くなりませんが、
最近ようやく、少しづつ「山(岩)との付き合い方」が
分かるようになってきた気はします。
ま。続ける しか、ないわけよねw
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