木曜日, 5月 24, 2007

過去への敬意と破壊

前年の出勤簿で「働きすぎ」って
人事にやんわり怒られちゃった。
私だって帰りたかったさっ!
もーどうしたらイイんすか~

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数ヶ月前から、JAZZヴォーカルを習っています。

もう何年も前から習いたかったんだけれど、

○時間が読めない仕事なので、通える教室があまりない。
○ジャズとかフラメンコってすごくスピリチュアルなもんだから、
 素人が20代の時にやるとカッコ悪そう。
○単純に他の習い事やら飲みやらで金がなかった。

などの理由で、なかなか足が向かえずにいました。

でも転職して半年程たった時、

晴れて30代だしー
「地獄の6か月」と呼んでいる超過酷労働は終わったしー
今度の転職先はスポーツジムの福利厚生があるため、
今までジムに払っていたコストを他に振れるようになったしー

・・ってわけで、ようやく念願かなったわけなのです。


教えてもらってるのが個人の先生(といっても先生は副業で、
本業はプロのピアニスト)なので、完全One to Oneのレッスン。

寒い時でも、最初の発声練習だけで汗びっしょりになります。
唄うってスゴイ運動量なんだ!

カラオケなんかでは、そこそこ自信があったつもりなんですが、
本格的にやると、自分の歌があまりにショボくて愕然とします。。。

ジャズってコ難しい歴史を語られる事が多いけど、
実際はそんなモンなくても十分楽しめるよ。
(でも歌ってると自然と歴史に興味は湧くけどね)


しかし習いだしてシミジミ思ったけど、
や~ぁ 深いね Jazz。

やっぱり、ある種の国民の数百年に渡る思いが曲になっている訳で、
日本人には計り知れない「凄み」みたいなものがあって、
やればやるほどその差は歴然。。

まあーでも別にプロになろうっていうんでもないので、
今はただ、「歌って 感じる」事だけを楽しみに通っています。

こないだ、ある雑誌で「ジャズミュージシャンには落語ファンが多い」
って記事があって、やっぱ「好きなものの傾向」というのは、
同じジャンルに属する人間で似てくるんだね~なんて感心した。

ジャズも落語も

 「過去を重んじて破壊する」

カルチャー。

私もジャズや落語が好きなのは、
きっとそんな感覚に対する共感なんだと思っています。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

JAZZボーカルなんて、カッコええ!
声の感じからしてかなりCOOLだね!
最近の私は趣味がない。時間もない。
どこに行っても、なんか忙しいのよね。

匿名 さんのコメント...

いやあ 今からライブが楽しみなんですけど。
津軽海峡ジャズバージョンとかさ。

過去を重んじて破壊する

って なんにでも通用すると思います。
重んじず破壊することのなんと多い世の中でしょう 涙

あと 発生練習 修正希望。気になる。

ヨヨ さんのコメント...

げんまみさん>

> 最近の私は趣味がない。時間もない。

げんまみちゃんの場合、生活のすべてが成長の連続だもん。
極論を言えば、趣味は「(時間の)空白を埋める余興」とも
言えるわけで、そんなものが必要がないほど日々に奔走している
時は、逆にHAPPYとも言えると思うよ。

先生いわく、「私が言ったら終わりだけど、日本人にJAZZや
ボサノバで本当にすごいと思えるシンガーはいない」んだとか。
私もAgree。外人に演歌歌えなのと同じなんだよね。

そんな感じだから、マイペースでやっております(笑)。


ゆっきーさん>

> いやあ 今からライブが楽しみなんですけど。

ぜひピアノはよろしくお願いします(笑)。

> 過去を重んじて破壊する
> って なんにでも通用すると思います。

確かに。
「新しいものはいい!」も、「古きよき・・」も
どっちも違う気がする。
「温故知新」。
昔の人はなんて良い事を言うのかしら。

> あと 発生練習 修正希望。

ぬおー。失礼しました。
一瞬意味が分からなかった。。直しました。