動物園のサル山を眺めていた時、
「あ、そのムーブ使えるじゃん!」と思った私の経験は、
セレンディピティと言えるのかしら。
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そこそこちゃんと山登りを始めたのが大体5年前だとすると、
最初の3年は、高尾・丹沢・奥多摩が圧倒的に多かった。
都心からのアクセスのよさに加え、初心者でも気軽に行け、
ナニヨリ駅から直接登山道に行けるのが一番の理由。
この2年位はそのエリアに足を運んだとしても
岩やバリエーションに入ることが増えちゃったけど、
今でもこのエリアに行くと「よーし。山に登るぞー」
という気分になります。
さて。先週は、東京都心でも雪。
関東近辺の低山でも、結構な雪がついてることは間違いない。
行かないテはないでしょ!
・・・とマアそんなわけで、奥多摩に行って参りました。
積雪量が分からなかったので、久々に初心者向け、
御岳~日の出のメジャールート。
とは言え、トレース付きまくりもツマラナイので、御岳までの道は
ケーブルの横の人気薄な道を選びました。
御岳山は、どーも好きになれない山。。。
山頂付近についた瞬間、あのお土産街と宿坊が現れると
かなーり萎えるんだよね。ケーブルで来た街着の人もいっぱいいるしさ。
山に来た気がしないというか・・・。
御岳に登ると、
「大事なのは答えじゃなくて、過程で使った方程式なんだ」
と言ってた高校の数学の先生の言葉を思い出すんだよね・・・。
数学、大っ嫌いだったから、いつも友達に答えだけ聞いて
「√2」とか答えだけ書いて×もらってました・・・。
先生、ゴメン。今なら分かるよ。先生の言った言葉の意味が。
大抵は大岳山や御前山の「ついでに」通るパターンが多かったけど、
今回はまず、御岳山頂を目指して。。
※以下、毎度適当なCT
08:30 古里着
11:40 御岳山
12:10 日の出山(昼)
14:00 つるつる温泉
16:15 温泉発~(武蔵五日市へ)
天気はサイコー! 尾根に出るとやや風が強かったので寒かったけど、
終始快適な山行でした。
CTも基本的には夏山とほぼ変わらないかな。
ちょっと物足りなかったけど、マアNEWシューズを試せたし、
最後の温泉が本日のメインディッシュですので、いいでしょ。
明らかに入山者が少ない前半のほうが楽しかったかな~。
たぶんこの日はルート一番ノリ。そして山頂までは一人も会わず。
雪道を黙々と歩いていると、不思議と頭の中がカラッポになります。
全工程アイゼン不要かと思いますが、マアあったらあったで安心。
御岳からケーブルで来たであろう若者達は、コンバースで雪道を
下山してたしね(あれはムチャにしてもw)。
寒い季節に山に登ると、それだけ温泉が身体にシミますね~。
基本Mなんで、「ノドが乾いたらビールのために水はギリギリまで我慢」だし、
「温泉のためには、少々寒空で風に吹かれたい」のです。
温泉で一杯やって、心地よい疲労もあいまって
うっつらうっつらと中央線をひた走り・・・。
最終のホリデー快速に間に合ったので、あっという間に自宅着。
関東近辺に、電車で行く日帰り登山。
私の山登りの「原点」として、今後も時間があれば
どしどし登ろうと思います。いい週末でした。
1 件のコメント:
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
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