「漢」と書いて「おとこ」と読む。
「本気」と書いて「マジ」と読む。
「仕事」と書いて・・・・「レスト」と読む。
・・・・そう思っているクライマーのなんと多いことかw
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今週も中だったり外だったり。
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土曜は久々のベーキャン。
ホームもいいけど、たまには違うジムも楽しい。
ボルダメインの仲間とだったんだけど、
まあ「ベーキャン来たならリードもね♪」って感じだったので、
同行のメンバーはTR中心で。私は結局ボルダにはまったく触らず・・・。
リードに関してはメンバー中では私が一番やってるんだけど(!)、
でも、ボルダで3Q辺り登ってる人達だからねえ~。。
力の差は歴然です。10bとかで2テンすると本気でヘコむ。
でも、久々にベーキャン行って、最後にベーキャンに行った時
(たぶん去年の夏)よりは少し上達してる実感があって嬉しかった。
健康診断ように、半年とか1年置きに同じルートを登って、
自身の成長(または衰退)を実感するのはいいことかも。
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日曜は湯河原幕岩。
行きにも帰りにも知り合いに会いました。
この時期は登れるエリアも限られるから、
たいていどっかに知り合いがいるねーw
私の外岩デビューは、ちょうど1年前、1月の幕岩。
忘れもしない、まだジムでも10a登れるかどうかというタイミングで
「アボリジニ10a」をTRで登らせてもらい、「テクニック<恐怖心」
という構図でなんとか登れてしまった(引っ張り上げられた?)
というのが始まりでした。もちろん、どう登ったかなんてまったく記憶にない。
・・・・あれから1年経つのか~・・・。
なんだか感慨深いものがあります。
1年で、多少は成長しているかね?
・・うーん。クラのほうはあんまり成長してないけど
(そりゃそうだ。練習量少ないもの)、でも、山とか岩に対する
姿勢はかなり変わった気がする。
外岩に限らず、これまでせいぜい破線ルートだった登山が、
一気に、バリエーション、沢、岩、冬山と広がったのがこの1年。
当然ながら、それだけ時間も・お金も・体力も使ってるわけだし、
結果としてそのほかの事を随分犠牲に(我慢)してるけど、
人ってひとつintoできるものがあると、わりと他のことが
どうでもよくなるからね。自分の身辺に色々あって精神的に
すごくシンドかった時も、山と、その周辺の人たちに助けられたなって思います。
今回は、初めて湯河原の上部エリアに行きました。
ひとつひとつの岩場が小さいのでのんびりはできないけど、
桃源郷みたいに順番待ちもないので、やりたいものをやれた感じ。
そんな湯河原1周年の(ヘッポコな)戦跡は・・・
・ステンレム5.9 1テン
・ゆうきゃん5.10a 3~4テン てゆーかA0
・風の谷 5.10a 2テン
成長してねぇ~(涙
みんなトップアウトはしてるけど・・・
みっともなくてあんま書きたくない・・・。
てゆーか3本だけか!
でも、これが今の自分の実力なので、正面から向き合わないと(苦笑)。
「ステンレム」は・・・やってはみたけど、コケがモリモリで
たぶんあまり登られてないのではと。もう気が済んだ。
「風の谷」は、好き系。今度登ろう。次はなんとかなりそう。
「ゆうきゃん」はカチ連続で苦手系。足を信じられない人(←私だ)は厳しい・・
外岩は「グレード上げたい」というより、
「誰と行っても迷惑かけず、どの岩場でもある程度ルートに選択の余地を持ちたい」
という視点から、レベルアップしたい気持ちが強い。
最終的には「○○の××ってルートを落としたい」
ってなるのが理想ではあるけど、やっぱり志向がアルパインなので、
どちらかというと「いろんな種類のルートや岩質に慣れたい」って気持ちが今は強いな~。
12~13クライマーの人達と一緒にいると、
「この人たちは、オギャーと産まれた瞬間から、11aくらい登ってんじゃね???」
とか思ってしまうんだけど(笑)、当然そんなことはナイわけで。
彼らもTRで落ちたり、10a登って大喜びしてた時があったはず。
悔しい思いで枕をぬらしたり(?)、伸び悩みつつも
黙々と努力を積み重ねていった時期があるんだよねー。きっと。んー尊敬。
ジムで多少レベルアップしても外と中のグレードが
どんどん乖離していくので、やっぱり外は「場数」だ、と改めて思う。
練習と経験あるのみ。
外岩は、やっぱりいっぱい行かなきゃな~
(・・・と、暗に行く人にコッソリ連れてってアピールを(笑))
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