火曜日, 3月 13, 2007

コトバのチカラ

久々に仕事を離れた話題でも。

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仕事がひと段落して、
ようやく心がちょっとホっとしました。

この半年は本当に心身ともに酷い生活だったので、
同じ部署の人の真似なんですが、3月までは「冬眠」だと割り切って
(冬眠にしちゃー死ぬほど働いたけど(笑))
4月からは、アレコレ興味のある事を覗いてみようと思っています。

春だし。月並みだけどね。

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先日友達と日本橋に行った時に、友達に付き合って
「勅使河原茜/私の花展」を見ました。

元々それが目的で行った訳ではなかったので、
なんていうか、頂きもののチケだし「見るぞ!」っていう心構えなしで
入ったんだけど、なかなかどうして、静かに感動しました。

華道なんて全然興味がなかったんだけど、
草月流ってこんなに躍動感がある生け花だったのね・・。
こういう表現手段もあるんだ。と、とても新鮮でした。

前回、大泉洋にハマり中だって書いたけど、
あれも元々「水曜どうでしょう」が面白いって話が
世に出てた数年前も知ってはいたのに、
当時「原付で旅するバラエティー」っていう言葉を聞いて、
真っ先に思い浮かんだのが猿岩石で、あんなヤッツケな企画を
地方のローカル局でやってもツマンナイでしょ。って、
勝手に思って観もしなかった。

でもちゃんと力のある人と、計算された構成があれば、
物事って面白くなるもんなんですよね~。。。


 いま、世の中はなんでも短縮傾向。

言葉はどんどん短くなっています。
「プリクラ」「コンビニ」といった単語はもちろん、
文章も、「ひとことで言うと○○だ」という簡潔さがあるほうが
喜ばれる傾向があります。

確かに私も、特に仕事の場面ではダラダラと長く説明されるのは大嫌いだし、
簡潔に説明するのは、ある種のセンスが必要です。


ただ、言葉をあまりに短くしたり、
「○○は××だ」とカテゴライズしすぎたりするのは、
案外危険だな、とも思います。
大事な事が、端折られてしまったら、その文章は全く違う表現を
することがあるからです。

もうすっかり「文章書き仕事」から離れてしまった私ですが、
会社の若い子が、とあるメルマガの仕事で書いた私の文章をとっても気に入ってくれて、
いまだにPCの中に保存してくれてる、なんていう嬉しい出来事が
あったりもして・・・

 忙しいときこそ、「言葉の力」を大切にして、きちんとした文章を書いたり
 話したりしなくちゃな・・・

と、改めて思うわたくしなんでした。


「ちゃんとした文章を書きたい熱」、上昇中です。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

確かに、最近は「過程」が疎まれていますなぁ。

食事、体験、人間関係とありとあらゆるものの結果のみを欲しがる人々。

過程は目的地までの単なる通過駅ではなく、その人を形作る大事な構成要素ということが理解されにくいのでしょう。

と、まじめなコメント(笑)

一段落ついたら連絡ください。飲みに行きましょう。

匿名 さんのコメント...

つきました(というか、つかせました)、ひと段落。
担当してるプロジェクトのサイトがOPENしたので。

前のアドレス、生きてると思うんで、
空いてる時に声でもかけてくださいまし。

匿名 さんのコメント...

つきました(というか、つかせました)、ひと段落。
担当してるプロジェクトのサイトがOPENしたので。

前のアドレス、生きてると思うんで、
空いてる時に声でもかけてくださいまし。