火曜日, 10月 03, 2006

「してあげる優しさ」って怖い

NZ時代の師匠に習って、Bloggerをもっと極めようと
いろいろチェックするも30分で挫折。
最近購入した中古のタブレットでのお絵かきに夢中になる。

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こないだの「脳トレ」系ゲームにも通じる話なんだけど、
こないだ読んだ雑誌に、

 なんでもお膳立てされた今の社会に生まれた子供は辛いよね。
 「お腹すいた」という前に食事が差し出され、
 「コレなんだろう?」と悩む目の前に、ネットに繋がるPCがあり、
 「親に邪魔されず友達に連絡したい」と思えば、手には携帯が握られている。
 それは辛かろう。

といった内容だ。


 ハゲ同! (=激しく同意。こないだ習った2ch用語)

こないだたまたま、友達と旅の話をしている時に似た話をしたんだけど、
未だに、若い子なのにパッケージ海外旅行で「自由時間はいらない」
とかいう人がいるそうだ。自由時間なんて、英語も話せないし、
何やっていいか分からないからいらない・・・・んだって。

結構驚き。
至れり尽くせりの旅なんて、年寄りになってから
いくらでもできるのに。。。

私は極端に言えば、「してもらう事」を屈辱に感じるタイプなので、
旅は自分なりにサバイバーにやりたい。
・・マアそれだって、自分が日本人である以上
「安全と豊かな経済に乗っかったサバイブ」な事は百も承知なんだけどね。


子供や異性への愛情っていろいろ形があるけど、
「○○を買ってあげる」とか「○○をしてあげる」とかっていう
「してあげる優しさ」は、さじ加減を間違えると結構脅威だ。

こないだ読んだ本で、立川志の輔がやっぱりそんな話してて、
自分の子供が食が細くて「お腹すいた」って全然言わないから、
試しに1.5日くらい、とにかく「腹減った」っていうまで絶食
させたんだって。そしたら泣きながら「ご飯くれ」って息子が
泣きついた、と。
「ひもじい」という気持ちを体感して、豊かな時代のありがたさを
知ってもらおうとしたわけだ。


で、その話をとあるラジオで話したら抗議の電話がいっぱい
かかってきちゃったんだってさ。「児童虐待だ!」って訳。


・・・・馬鹿か?


最近のテレビが面白くないのは、まさにこういう発言者のせいだと思う。
実は少数派のくせに、発言だけはするから「お客様のご意見」の
代表になっちゃうんだよな。
勝手に代表にしないでくれ!そんな人。


一体この世の中のそういう困ったちゃんたちを撲滅するには、
どうしたらイイんでしょうかねえ?

かといって、ウワ真(噂の真相)の岡留さんみたいな人ばっかりが
発言者になっても、それはそれで困るんだけど(笑)。

2 件のコメント:

Envy さんのコメント...

最近は、「給食費払ってんだから、子供が給食食べるとき"いただきます"って言わせるな」とか、「給食出してくれなんて頼んでないから金は払わない」とか、ワケのわからない親が増殖中のようですが、よく考えてみるとまさにあたしたちの世代。
極端に学習意欲や倫理感が低下したゆとり世代も問題だけど、常に学力で差別化されてきた受験戦争世代にも問題アリな気がします。
親は選べないからね。子供はかわいそうだな。

cavacavien さんのコメント...

はじめまして、こんばんは!envyさんとこから来ました。
立川志の輔の話、いいと思うけど、世間の人ってそう思わないんだ。。。ただのクレーマーさんだと思いたいですね。

大昔、隣の家の子なんか、おかずが気にいらないとへーきで、3?4日何も食わずにいたけど、ちゃんと大人にナリマシタ(笑)