金曜日, 10月 19, 2007

犯さん哉。

あ~ コレなんて癒されるのかしら。
http://www.youtube.com/watch?v=vdQj2ohqCBk

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観てきましたよぉ~~!! 「犯さん哉」。

このところ、お芝居のチケ取りが連敗続きだった私ですが、
久々にゲットすることができました。

脚本がケラ(「有頂天」の、といえば分かるかな)、
主演が古田新太(新感線の)ときちゃ~・・そりゃ買いでしょ!

・・というか、実はこのところ大倉考二が私の中でプチブームで、
去年の冬くらいから、「ナイロン100C」のお芝居を何度か観ていて、
今回もその延長なんでございます。

 大泉洋といい、大倉考二といい、マッチョ好きで知られる私が、
 なぜこのところヤセノッポ系(しかも微妙なカッコ悪さ)の人に
 関心を示すのか、自分でもナゾなんですが・・・。
 まー。「オトナになると、昔嫌いだった塩辛が好きになる」、的な事かと。。。



今回のお芝居は、元々雑誌の記事とかみていた時から、
「とにかく究極のバカをやろうというスタンスの芝居」だというのは
読んでいたから、そういう心構えで行ったんですが、


・・・や~~~~ なんていうか・・・・・  アホでした。マジで。


一応「バカで貧乏な14歳の主人公(古田新太)がよく見る”世界が終わってしまう夢”
をベースにした、主人公の日常と成長を3部構成でつづる」・・みたいな話の筋はある
と思うんだけど、そんなストーリーはどーでもいいような展開で、はっきり言って、
「この動作の意味は・・?」とか「このキャストとあのキャストの関係は?」なんて事を
考えてみたら、全然面白くありません。

まさしく 「ノリ」 を極限まで極めたらこうなるんじゃないか・・
っていう内容。

 無意味。 あーまーりーに 無意味。


芝居の途中途中には、なんとなく教訓めいたエピソードも出てくるんだけど、
そんな説教じみた事を伝えるつもりはたぶんさらさらなくて、
ただただ、

 好きにやってっから、好きに観てくれ。
 笑かしてやっから。

的な気合(?)を感じました。


2時間を越える長丁場で、「バカをやり続ける」っていうのも、
かなりプロの仕事だよね。


数学が苦手なクセに、日常の出来事にはなんとなく5W1Hの
理由付けをしがちな私としては、こうしてなーーーんも考えずに、
頭カラッポでガハガハと笑わせてもらえる時間は、大変貴重でした。

ありがとう。舞台を作ったみなさん。
これで場所が渋谷じゃなけりゃ最高なのに(笑)。

舞台とかアートって「芸術」っていう高尚なものに
まとめられがちだけど、こういうのがあっても全然OKだと思います。

彼らが次は何をやらかしてくれるのか・・
とっても楽しみです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

観てきたんだね!!!!!
そちらも羨ましいザンスよぅ♪

> 実はこのところ大倉考二が私の中でプチブーム

ぎゃーりりかも大倉孝二すきー♪
「ピンポン」から好きー♪

芸術の秋だもの。
お互いまんまと芸術に癒されましょうね♪