他事業部の私のお気に入りの課長(つっても私の4~5つ上)が
所帯持ちだと判明。なんだーガッカリ。
しかも元ウチの派遣だった可愛いい女の子らしい。
・・・チッ。あと3年待ってくれれば(笑)。
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今月は上野・鈴本の10月上席に大好きな柳家小三治が出るので、
今月に入って2度も寄席へ足を運んでしまいました。
1日は平日だったので、仕事の直後にダッシュ。
やろうと思えばできるじゃ~ん。私。
さすが大看板。40分近い高座があっという間に過ぎていきます。
2回目に聞いた「小言幸兵衛」なんて、
そもそも落ちらしいオチがない話なのに、あんだけ人を引き込めるんだから
これぞまさに「芸」!だな~と思う。
普段はつまんない上司の自慢話なんて、5分と持たずに飽きるっちゅーのに。
落語のお話の中に出てくる人は、例え悪者ややっかい者であっても、
ドジだったりオっチョコチョイだったりして憎めない人が多い。
私は、知ったかぶりしたりするご隠居とか、与太と呼ばれる頭の弱い子が出てくる
長屋噺と言われる話が好きなんだけど、特にそういう話には、「いるいる。こういう人!」
という人物がたくさん出てきます。
有名な話ですが、立川談志の落語論は「落語とは人間の”業”の肯定」。
人間とは、すべからく「ずるくて」「いじわるで」「自分本位」な生き物であり、
それを肯定し笑いへと昇華するのが「落語」という芸能なんである、と。。
いい言葉だよね。
落語を聞いた後いつも思うのは、例えば会社のムカつく上司や
気の合わない同僚も、落語の世界に生きている人間の感性で言えば、
まあ「しょーもないけど、いいところもあるヤツだ」って事になるのかなと。
色々な人間関係の事柄が、昔よりずっとずーっと複雑になっている現代だからこそ、
こういうある種突き抜けた感覚が必要なんだと思う。
もちろん、じゃあ本当にそう思えるかっていうと、
ムカつく奴はムカつくんだけどさ。
こないだも、つまんないコネタを連発する上司に
「それ、流していーすか?」と冷たく言い放っちゃったし(笑)。
人間の度量が足りないなー私も。
2 件のコメント:
> 立川談志の落語論は「落語とは人間の”業”の肯定」。
素晴らしいね。うんうん。
(昨日、人の“業”を心底憎むシーンに出会ったためw)
まさに今のりりかにはタイムリーな癒しだよw
グリム童話が西洋の素晴らしい寓話なら、
落語は日本の素晴らしい寓話だね♪
りりかも今度は寄席見物に挑戦したいと思います*~~*
> グリム童話が西洋の素晴らしい寓話なら、
> 落語は日本の素晴らしい寓話だね♪
確かに。グリム童話もそうだね。
大きな声では言えませんが・・・キ○スト教の教えが、
どうも説教じみていて親近感を抱けない私としては、
グリムや落語みたいに、生活のあらゆる事象に根付いた事に
「そうだったのか!」「すごいな!」と思える感覚(アミニズムとでも言うのかな)
のほうが響きます。
(キ○スト教は超~正しい事言ってるよ!
それは私も共感するんだけど・・・さ)
> りりかも今度は寄席見物に挑戦したいと思います*~~*
おうっ。ぜひ。
若手は安いけど、最初はちゃんと名人クラスの人を見たほうが良いよ。
前座じゃ落語の良さが分からないから。
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