月曜日, 11月 29, 2010

蹴りとパンチで、突き進む。

お金があったら欲しいもの。
テンピュールのベッドマット。
ハーレーダビッドソン。
冬山グッズ。
スキャンダイナのスピーカー。

・・・んー。。女子として、なんか間違ってる気がする。

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人には、

「今あるものを壊して前に進みたい人」と、
「今あるものを守りたい人」

の2種類がいるな、と思う。

どちらがいいとか悪いとかではないし、
同じ人でも年齢や環境とともにそれは変わっていくのだろうし、
ひとりの人の中に2つの要素が混ざり合ってるケースが多いだろうけど、
それでも「壊したい人寄り」とか「守りたい人寄り」っていうのは、
なんとなく、ある。

私は、私自身がかなり「壊したい人寄り」だから、
結果として周囲の友達も「壊したい人寄り」が多いし、
「壊したい人」の気持ちは、なんとなく理解できる。


・・・ああ。そーいや、
この人も、結構「壊したい寄り」の人だな・・・(笑)。

というわけで、今年も友人のテコンドーの試合を応援しに行ってまいりました。
@格闘技の殿堂、後楽園ホール。





私はテコンドーという格闘技自体、彼女の試合を観るようになってから
ルールを知ったんだけど、
結構「殴り合い」「蹴っ飛ばしあい」というイメージが強い格闘技。
女子は顔にマスクするけど、男子は防具は一切なし。

リングの近くにいると、キックを受けた時の「バフっ」っていう、
肉が肉にぶつかる独特の音が間近に聞こえるので、私なんかは
それだけで「痛っ!」と思わず口に出しちゃう。

私もジムでボクササイズ程度のことはするから、
殴ったり蹴ったりというのが、わりと心をスッキリさせるってことは理解できるんだ。

でもこと試合となると、当然「殴られる」事もあるわけで、
そういう時に、常に心を折られずに冷静でいるっていうのは
相当な訓練が必要なんじゃないかと思う。

それは、キックやパンチの技術的なトレーニングと同じかそれ以上に、
ハードなトレーニングなんじゃないかと。

普段は普通の社会人である彼女は、仕事以外の
ほとんどの時間を犠牲にして、そういうトレーニングをしているわけだ。

試合の勝敗よりも、そういうこれまでの努力を思うと、
本当に応援にも力が入るし、純粋に「すごいなー!!」と思う。

頑張っている人って、本当まぶしい。

・・・ま、結果として彼女は優勝したので、
結果のほうもついてきてるわけだけどね。

しかも3連覇! いや~ すごいっす。マジで!!

引退なんて事もチラっと言っておったわけですが、
個人的には、これからも「自らの蹴りとパンチで、壊して進む」
という作業を繰り返していって欲しい気がします。

そーいう時の彼女のほうが、生き生きしてみえるからね(笑)。


とにもかくにも。

Mちゃん、ホントおめでとう!!
そしてお疲れざーす!

私も刺激を受けたし、元気をもらったよ!

解禁しただろーから今度飲み行こう~(笑)

木曜日, 11月 25, 2010

苦しくも美しい「“壁”の向こう側」

「キンシノ」その8、行ってきました。
皆勤賞継続中~。
志の吉君はナント「火焔太鼓」。
あの場所で!そのネタを!?

ある意味すごいチャレンジャー。

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心に漠然とした迷いがある時に、映画や本を乱読(乱観?)するのは
私の10代からの性癖だという気がする。

あまり人に相談したりしない人なので、
本や映画から抜け出しのヒントを得たいんじゃないかと。
自立してるといえば聞こえはいいが、つくづく可愛げナイなー(笑)。

というわけで、また映画を。


『ベルリン 天使の詩』
フランス、西ドイツ合作映画(1987年)
監督:ヴィム・ヴェンダース

 # 寿命というものがなく、長きに渡り地上を見守ってきた天使達。
 # しかし、サーカスで空中ブランコに乗る女性に想いを寄せる天使カシエルは、
 # 永遠の命を放棄し、地上に降りる決意をし・・・


いやー 情緒的。 とにもかくにも情緒的な映画でした。

台詞(というより、キャスト達の心の声)が非常~に多い映画で、
映画というより、詩の本を読んでいる気分になります。
映像は、途中に挟まれる挿絵のように世界観を広げる「脇役」というか(笑)。

映画はほぼ2/3まではモノクロで、天使カシエルが地上に降りた瞬間から、
画面はカラーに変わる。「時間」や「色彩」の概念がない天使の世界からの変遷が
ある意味とても分かりやすくて、美しい。

この映画は、なんといっても壁崩壊前のベルリンで
撮影されていることに意味があるんだと思う。

ベルリンの壁は、天使の世界と人間界を分断するメタファーにもなっていて、
「どっちが素晴しいか」ではなくて、どちらの世界にもそれぞれ複雑な感覚が
渦巻いているんだ ということを言いたいんだと思う。


印象的なのは、地上に降りたカシエルと元天使が出会うシーン。

「元天使」はこの地上には結構いて、天使達は、争いや憎しみや死のない
天使の世界から、限りある時間と、痛みや苦しみが存在する人間界に
自ら選んで降りてきたわけで。

・・・結局、痛みや苦しみがあったり、限りある時間だからこそ、
この世は魅力に満ちていて、素晴しいモノなんだという事なんでしょう。。


私は数年前にベルリンで「壁の残骸」を実際に見てきたけど、
とても複雑な気持ちになったのを今でも覚えています。
「パワースポット」って言葉があるけど、逆に「アンパワースポット」
って言葉があるんだとしたら、ベルリンの壁周辺は、まさにそんな感じ。

20代以下の人は違うだろうけど、私には「ベルリンの壁」は
まだ“歴史”ではないからねえ。。。
壁によじ登った東ドイツ市民が(東ってところがポイント!)
壁をブチ壊すニュース映像は今でもよく覚えてるよ。

でも物理的な「壁」は崩壊したけど、その後、本当の意味での
東西ドイツ統一に、未だにドイツは苦しんでいるんじゃないかと。
(でも、ドイツは大好き! また何度でも行きたい国です)

今回の天使だって、その後何十年にも渡り、地上に降りた
自分の選択が「正しかった」と思い続けられるかなんて分からないしね。

一度築かれた「壁」は、一夜のうちに崩壊できるほど
単純なモノではないんだろうな。


泣いたり、憎んだり、苦しんだり、嫉妬したり、恐れたり、傷付けたり・・・・

そういう、自分の持っている「負」の概念に、
いかに正面から向き合っていくかという事こそが
「生き切る」という事なんだとしたら、
天使の世界は、確かに「生きている」とは言えないもんね。


うーん。。。。
人間が生きるってなんて大変なんだ。まったく(笑)。

*「天使」といってもオッサンなんですどね。

月曜日, 11月 22, 2010

「私って素晴らしいですよ」とアピールする時、あなたはどうする?

ちょっと前に流行ったWeb2.0やRSS。
今では話題にものぼらない。
今はスマートフォン、ソーシャルアプリにクラウド・・・etc.

嗚呼・・・ネットの仕事は
いったいとこまで追いかければいいんですか~

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何年も前から観たい観たいと思っていながら、
都合が合わなかったり、気が付いたら終わったりしてた
イベントに、ついに今年行ってまいりやした。

『世界のCMフェスティバル』in TOKYO

フランス発のこの催しは、
映画館で、世界中の気の利いたCMを一晩中流し続けるという
オールナイトイベントです。

全体が5部編成で、途中休憩を挟みながら、欧米はもちろん
モンゴル、クロアチア、モルジブ・・・といったような、
何語を使ってるかもハッキリしないような国(笑)のCMも延々流していくわけです。


・・・・私にとって「CM(広告)」とは、まさに「食い扶持」であり、
この仕事を本気で始める原点でもあったわけです。
残念ながら休刊となってしまった「広告批評」は、
ある意味私が、編集職を“生涯の仕事”と決めたきっかけでもあり。

もちろん最初は、モノ創りにとって広告は「敵」だと思っていた。
スポンサーの意向は、表現者にとって制約と退屈をもたらすものだし、
それは結果として自分の仕事のモチベーションを下げると思ってたしね。

・・・でも、こういう商売で長く仕事を続けると、
広告なしで成り立つ媒体なんかほぼ存在しない事は痛いほど分かるし、
芸術ではなく、商売でやる以上、どうせそこに制約をかけられるのなら、
じゃあその制約の中で「どれだけ自由に表現してやろうか!」という
チャレンジャーな気持ちで楽しんじゃったほうがいいし
(そうでもしないと精神力が続かん(笑))。


・・・広告って、例えばテレビ番組なんかだと、
ビデオを撮るときにスキップされちゃったりする存在だけど(笑)、
実はとても奥が深いし面白い!

昔、「ショートショートフィルムフェスティバル」を観に行ったけど、
あれよりはもっと直感的じゃないだとダメなぶん、広告は作るのが難しい
んじゃないかとすら思う。

「広告」というと、

 こんな商品がありますよ~
 こんなところがこの商品のいいトコロですよ~
 ○○円ですよ~ いかがですか~

という訴求をするものだと思っちゃうけど、
実は全然そんなことないんだよね。

むしろ、そういう広告は今はダメで、
観ている(読んでいる)人に、数秒後に、
「・・・ナルホド!」とか「・・・いいね!」とか、そういう“気付き”を
与えてくれるものが、購買意欲をそそるというか。

人間同士でもそういうトコあるじゃん?

 私って○○な人です。
 私って○○な経験してます。
 私って・・・・

と、直球な説明されると、なんか早い段階でその人のことを
みんな分かった気になっちゃって、「お腹イッパイ」になるというか。
週刊誌の吊広告と同じ。
タイトルだけ見て、「もう中身分かったから買わなくていいや」みたいな(笑)。

でも、話してる合間合間で、「アレ?この人ってもしや○○経験者?」とか、
「この人、なんか○○が好きみたい?」とか、「その人を知るためのヒント」みたいな
ものをもらったほうが、想像力が広がってその人により興味を持ったりしない?


人間って、基本的にはどんな人でも「想像したい」「学びたい」生き物だと私は思っていて、
それは「本能」に近い欲求なんじゃないかと思うんだよね。

その「本能」に訴えるためには、広告は、その商品なりサービスの魅力を説明するものではなくて、
そういう人間の「知的探究心」を上手に刺激するべきなんではないかと。

これだけ情報が氾濫している現在では、
そうも言ってられない部分もあるけどね。

なかなか勉強になるイベントでした。


・・・な~んて事を、会場で考えていたわけではもちろんなくて、
そこではただただ「へ~」とか、「あ、これ面白い!」とか、
楽しみながら関心してただけなんだけどね。

何よりオールのイベントなので、深夜2時3時は、
オールナイトイベント独特のあのどーしよーもない気だるさが
会場全体に漂っておりまして、私も途中何回も落ちておりました。

午前5時過ぎに閉幕し、早朝独特の芯まで冷える寒さの中、
うっすら明るくなり始めた新宿の空を眺めながら、

 「ああ・・・・。なんだかなー。私の人生ってナンナンダ・・・・・」

とか思っちゃうところも、オールナイトイベント帰りの
お約束の空気感って気がします(笑)。

もちろん、ボンヤリ感は翌々日まで消えず。

10年前は、帰って数時間寝ればシャキっとしたのにねえ~。

ええ、寄る年波には勝てないですともさ。
しかし、年をとるという事自体が、私の「生きてきた証」だしねー。

こればっかりは、どーにもなりませんのよ(笑)。

木曜日, 11月 18, 2010

フランス流の「起死回生」

先日、知り合いのオウチの「芋煮会」にお邪魔した。
なんというか、心があったまる味だった。

・・・・東京生まれ、東京育ちで両親も東京出身の私は、
いわゆる「郷土料理」みたいなモノがないんだよ。。

ふるさとのある人って羨ましいな。

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寒くなってきましたねー。
日照時間が短くなると、気分が塞ぎがち(科学的にも立証済み)。

てなわけで、せめて賑やかな映画で。

「オーケストラ」
監督: ラデュ・ミヘイレアニュ

フランスの映画ですが、主な舞台はロシア。

 # 共産主義全盛期のロシアで、天才指揮者がユダヤ人の楽団員を
 # かばったためにボリショイ楽団を解雇。劇場の清掃員として30年の日々を過ごす。
 # ある日、楽団の理事の部屋を清掃中、パリからのオ-ケストラ
 # 招聘依頼のFAXを見つけ、彼はかつての仲間を集めて、自分達が
 # 憧れのパリで「にせボリショイ楽団」として演奏することを思いつき・・・


基本的にはコメディなんですが、そこはフランス。

米国風の「ガッハッハ」という笑いではなく、
エスプリの利いた「ニヤっ」という笑いです。

個人的にはこういう映画、好きだな~。


かつての楽団の仲間達はみんな苦しい生活を強いられているんだけど、
明るく生きている。

自分の気持ちに正直で、苦労してパリに行っても
演奏そっちのけで金儲けしちゃったりして全然ダメな人たちなんだけど(笑)、
その思いの「芯」の部分に揺らぎはない。

あの時代のロシアやヨーロッパの文化や社会情勢、
あとはフランスが諸外国からどんな風に「憧れられていたか」が
分かると、もっと楽しく観れたと思うんだけどね。

それに、コミュニズムって難しいしさー。

ヒトラーやスターリンは論外だけど、共産主義というイデオロギー
自体が悪なわけではないので、その辺りの解釈もしっかり
理解できてないと、本当の意味でのこの映画の深さ・面白さは分からないのかもしれない。

欧米の映画を観ると、「政治」と「宗教」の歴史的知識は、
映画の面白さを理解するためには必須だなーと思ったりします。


物語はとても単純で、最後は、寄せ集めのニセ楽団がパリで
公演を大成功させるという、ある意味お約束のラストなんだけど、
このラストのまとめ方がすごくいいっ!!

物語のもうひとつの軸として、主役の天才指揮者が、
パリの若手バイオリンソリスト、アンヌ=マリー・ジャケとの
共演を熱望し、その背景には、かつてこの二人の間に運命の出来事が
あり・・・・というエピソードがあるんだけど、ラストシーンでは、
言葉でなくて、演奏と、その間に挿入される、その後の楽団の成功の様子を
描いた映像を挟むことで、この二人の間の距離が一気に縮まった様子と、
幸せなラストを予感(あくまで“予感”)させる終わり方になってるんだよね。

なんていうか、ラストにまったく無駄がない。

劇的なオーケストラの演奏終了=ラストなので、
エンドロールが出ると、「ああ~。楽しかったなー」と、
観客がすぐ余韻に浸れるんですよ。

私は映画は(よっぽど嫌いじゃない限り)エンドロールまで観る派なので、
心地よい余韻がポイント高かった。

あと、「イングロリアス・バスターズ」でいい味出してた
メラニー・ロランがとてもいいよ。
全体的に痩せぎすで幸薄そう系なのに、何故か目がいってしまう女優さんです。
ケイト・ブランシェットみたい。


「一度どん底まで落ちた人達の再起のサクセスストーリー」

って、よくあるっちゃーよくあるんだけど、
こういうテーマが観る人に元気を与えるのは間違いないわけで、
それをどう描くかという観点で言えば、私はヨーロッパ的な
感覚が自分に合ってるなと思う。
再起のストーリーでも、どこかに湿っぽさが残るというか(笑)。人間らしい。

クラシック、いいねー。

クラシックは全然分からないけど、
思わず帰ってクラシックに浸りたくなる映画ですヨ。

火曜日, 11月 16, 2010

破線を歩くと、何かが見える(かも?)

今月の「SWITCH」超カッコイイ~!!
夢の(?)親子表紙。買いだ。

人生につまづいた時は、やっぱ 愛 っすか。

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山です。
久々の奥多摩。そして久々の破線コース。
(破線コース=メインルートではない登山道(廃道や悪路など))

---<山行メモ>-----------------------------
※時間はメモってないのでかなりテキトーです。

奥多摩駅 08:45
(林道)
海沢探勝路(海沢三滝)
大岳山 12:30
御岳山 14:30
御岳駅 16:00

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秋の気配もスッカリ下界に降りてきていて、
空気ヒンヤリ、奥多摩の紅葉も最盛期。

どこを歩いても冬を前にした「最後のオシャレ」
を楽しむ木々がいっぱいで、飽きない山登りでした。

そこそこ歯ごたえのある行程だったけど、
破線コースといっても、わりと標識があったりして親切な道。
むしろ登山者が少なくて静かなのでいいかも(朝、奥多摩の駅に
着いた時は、あまりの人ごみにそりゃ~驚いたけども)。

どちらかというと、登山道にアプローチするまでの
最初の1時間以上の車道がクセモノで、今回はココでやられた感じが・・・・(笑)。

今回は、コースの間にかなりの数の滝があって見所満載!
マイナスイオン浴びまくってきました。








個人的には「ねじれの滝」が好きだなー。
自然物につける名前は、「まんま」っていうか直球でイイ。

馬に似てるから「馬の背」とか、
鍋みたいだから「鍋割山」とかね。


ところどころ立ち止まる時間が長かったので
トータルでは長かったけど、コース・メンバーともに
とっても快適な山行でした。

山頂からは遠くに富士山(そして手前には知らないオニーサン)





今回は女3人(山ガール、ではないけど(笑))、おしゃべりしながら
楽しく歩いてるうちになんとなく山頂に着いてしまうという・・・(笑)。なんかラッキー。

御岳から先は登った事のあるコースなんだけど、
記憶はところどころしか残ってない・・・。人間の記憶なんて曖昧だな。

で、御岳神社でこんなの発見!





賽銭箱の左右にあるので、あきらかに狛犬を
意識しているわけなのですが・・・・なにコレ?

犬? 豚? バク?

なんていうか、こういうの大好きです。
職人がテキトーに「もー、こんな感じでよくね?」とか言って
作ったっぽい作品(や、実際はちゃんと作ったんでしょうけども)。

御岳は昨今流行のパワースポットだし、ほぼ山頂まで
ケーブルで来れるので、たくさんの人でにぎわっていました。

奥多摩や丹沢で紅葉を見ると、
ああ、低山の季節だな~。と・・・

そして最近は、いい感じの岩や壁を見ると
ああ、登ってみたいな~。と・・・・(笑)


しばらくは、また身近な山を楽しみたいと思います。

(とか言いながら、ヤマケイの冬山特集はシッカリ
ゲットなんですけれども)。

木曜日, 11月 11, 2010

“絶対に”抜け出せない絶望。

デール・カーネギーの「人を動かす」はビジネスパーソンの必読書だけど、
こないだ取材した方がこの本の話をしてて、私も全く同じところで
納得したので、妙にシンパシーを感じた。

いわく、

 『人は、自分のためにしか動かない。』

・・・ホンマやで(笑)。

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えーが。えーが。

「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」
監督:大森立嗣
出演:松田翔太、高良健吾、安藤サクラ

 # 施設で兄弟のように育ったケンタとジュンは、はつり(解体業)の
 # 仕事をしている。劣悪な労働環境、先輩の執拗ないじめ等の中から
 # 抜け出すため、先輩の車をブチ壊して逃亡する二人。そこには、以前
 # ナンパしたブスでおつむの弱いカヨちゃんも付いてきて・・・


嗚呼・・・・ また救いのない映画を観てしまった(苦笑)。
何故か、こういう退廃的な映画ばかり選んでしまうな。。。

日本に限った事ではないけれど、
人生ドン底からスタートしてしまうと、
もうそこから抜け出す事はほとんど不可能なんだよ。

「地道な努力を重ねれば、必ず報われる時が来る」・・・・?
「小さな徳を積んでいれば、誰かが必ず見てくれている」・・・・?
「黒人のスラムからヒーローが生まれるような、アメリカンドリームがある」・・・?


・・・・違うでしょー。そう、思いたいけどさ。
それはあくまで、「そういう環境にいる人」の話。

救いのない人もいるんだよ。何をやっても。
それはもう、絶望的なまでに。

この映画でも、主役の3人が学がない事を描くシーンが
何度も出てくるけど(八戸を「はちど」と読んだり」)
結局は、教育(=学校ではナイ)の問題はとてつもなく大きいんだと思う。

この映画では、ケンタの兄(同じ施設で育ち、傷害事件で網走にいる)が物語的に重要な
意味を持っていて、そういう社会の最底辺にいる人達が向かう先は、

「人生に諦めて廃人になってしまう」
 か、
「壊しても壊しても抜け出せない人生に苛立って、はけ口を“死”に求める」

か・・・・・ なんだよね。はっきり言って2択。

なーんの救いもない。生きるって辛すぎる。


でも・・・・「見ろ!これが現実だ!」という事を、
これでもかと見せ付ける映画でした。

映画という“エンターテイメント”に、夢やロマンを感じたい人は
観ないほうがいい映画だけど、映画としてはとても意味のある作品
だったと思います。邦画らしいといえば、らしい。

ちなみにこの映画、キャストが個人的に結構いいです。

・松田優作の息子
・奥田瑛二の娘
・宮崎あおいの兄
・そして監督は、なんと大森南朋のオニーサン

と、実は「親兄弟の七光り」と言われかねない
俳優がたくさん出てるんですが、それぞれ存在感あったなと思う。

二世俳優は七光りを受けてる分、辛口に評価されちゃうところがあって大変だけど、
やっぱり二世ならではの「血筋」があるからこそ、いい役者になっていくのかな。

「トンビは鷹を生」まないけど、「蛙の子は蛙」なのだなと。


松田翔太は、お兄さんの龍平よりも父親の持ってるあの独特の「狂気」を受け継いでるね。
まー、「白い犬の義父」ができちゃうくらいだから、お父さんよりも洗練されてるけどサ(笑)。

今回、作中にかなり「松田優作を意識した演出」があって、そこはちょっと
作戦すぎて個人的にどーかと思ったんだけど、それは本人というより監督の問題だからなー。

でも、まだまだこれからの監督さんなので、
これからの作品も楽しみです。


てか、安藤サクラさんですよ。

奥田瑛二と安藤和津の間に生まれて、ナゼ・・・・。

や、モノスゴーイ将来性のある役者だと思いましたけどね。
すっかり好きになりましたけどね。
ちゃんとすれば、ちゃんとした娘さんなんですけどね。

でも、ナゼあの容姿。。。

うーむ。
「遺伝子の不思議」を感じずにはいられません(笑)。

水曜日, 11月 10, 2010

「背中で語る」人になるために

とてもデリケートな話だが、尖閣諸島の映像流出問題は、
「世の中が作る“正義”=本当の正義」ではないことを
如実にあらわしていると思うよ。個人的に。

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心から楽しそうな人とか、嬉しそうな人を見ると すごく元気が出るよね。
ウキウキして、こっちまで笑顔になっちゃう。

いつもクールが身上ってのもアリだけど、
私は、その人が感じた喜怒哀楽を素直に表に出す人はステキだと思う
(それはきっと、自分にない才能だからなんだと思うんだけど)。

話をするときだって、愚痴や噂話は時々はストレス解消にはなるけど、
自慢話や、人を揶揄するつまらない冗談で場を盛り上げるくらいなら、
何もしゃべらず、無口でニコニコしている人のほうが何倍も印象がいい。

私も、そんなふうになりたいなー と思う。


そんな私のお手本のような人が、ハッチさんなのだ!

・・・って、ココに着地したかったんですけどね(笑)。

というわけで。
ハッチハッチェルバンド@渋谷ですのよ。

今回はNHKラジオの公開収録ってことで、
無料ライブなんでございますのよ。

久々に大きいホールでハッチさん見たな~。

一緒に酒が飲める距離にいるハッチさんは気さくなオニーサンだけど、
ああいうステージにいるハッチさんはオーラがあるし、なんつーか「部長」みたいだ(笑)。
リーダーであり、プレイヤーであり、自分が一番楽しんでる部長。

ラジオの収録で、これだけのキャパのホールを使うっていうのも
さすがNHKならではだったけど、
ラジオだっつーのに、いつもより気合の入った一張羅を着たメンバーが
やけに面白かった。映像は残らないのに(笑)。

今は全国ツアーの最中なのでかなりお疲れかと思いきや、
全然いつものテンションでMCを飛ばすハッチさん。
通風なのに、それすらも楽しむハッチさん。

「カッコいい」という定義は人によってまったく違うけれど、
ハッチさんの生き方は、まさに私の考える「カッコイイ」。


ハッチハッチェルの「綱渡りの歌」って歌に、

  人生は 綱渡りの旅 終わりまで楽しも~う

ってフレーズがあるけど、まさにアレを地でいってる人なんだよな~。
安全な太い道を歩く旅は、安定はしてても「楽しくは」ないんだよね。

私は20代の頃って歌詞の入った曲に思い入れがなかったので、
最近改めて「歌詞」について考えてみたりもして。

「来年は隣に並んでくださいよ」と、しきりに言ってたハッチさんですが
(=今回のライブ会場はNHKホールの隣なんですわ)、
遠からず、本当にそんなビッグアーティストになる日がやってくるのかもね。

「ご近所的距離感」がなくなってしまうのはファンにはちょっとサビシイけど、
そんなふうに、MCはオッサンのボヤキ節なのに(笑)常に前に進んでるって
すごいと思う。


・・・人が、人に与える影響はほんのわずかだけど、
人が人に影響を与える時は、「言葉ではない“何か”」を
媒介としていることが多い。

音楽だったり絵だったり・・・っていうのは分かりやすいけど、
そういうモノがない人だって、普段のちょっとした態度から、
無意識に相手に何らかのメッセージを与えてると思う。

それは、例えば「こんな話したら“かっこいい”と思われるだろう」とか、
「こういう服を着たら“カワイイと思われる”はず」みたいに、
本人の意図する(希望する)方向とはまったく別の次元で。


薄っぺらな人が口にする仰々しい格言より、
無口な人のさりげない行動のほうがハッとさせられ、大きな影響を受ける。

そんな、いわゆる「背中で語れる人」を、
私も目指し続けていきたい。


*ステージの写真を撮りたかった!・・が、当然撮影NG。
 しかしライブビートのロゴは吉田戦車。・・・NHKって、この10年ですごい変わったよね。
 昔から、本多勝一に影響されてNHKに対してなんとなく不信感があるわけなんだが、
 経営体制と番組作りとは別問題なのだな~ と改めて思ったりする。

金曜日, 11月 05, 2010

「分かって欲しい」は、4大欲求。

「~じゃないですかー」っていう言い回しって返答に困る。

自分と同世代の人に「この年になると、人付き合いも減るじゃないですかー」とか、
女性に「そういうのって女はすごく傷付くじゃないですかー」って言われても、
「いや・・・・私は別に。。。」とは、ナカナカ言いづらい。

感覚的なものって多数派・少数派はあっても、
絶対的な指標はあり得ないからサ。

究極キビシイのは「私って○○な人じゃないですかー」ってヤツ。

・・・そんなん知らんがなっ!
私は自分の事ですらよく分かってないんだから(笑)。

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知り合いのバンド仲間の繋がりで、
あるWebサイトを少しお手伝いしている。

『エプスタインズ』


音楽系の人を中心に、映像、文章などの
クリエイターが集まって制作しているサイトで、
一応通販サイトという事になっているんだけど、
中心になってるのは読み物・・なんじゃないかと。

なんだか不思議なサイトなんですわ。これが。

これまで幾度となく、友達のサイト作成や広告作成を
仕事と関係ないところでお手伝いしてきたけど、
今回のように、利益とかそういうのを超えたところで
リーダー(?)の赴くままに作ってるサイトを手伝うのは初めてかも。


昔から、仕事柄カメラマンやイラストレーターなど
俗に「クリエイター」と呼ばれる人たちが周りに多いので、
そういう人たちと一緒にいると、なんていうか、自分が“なじんでる”感じがする。

なんでなんだろーなー と思うんだけど、
結局は、そーいう世界の人達っていろんな意味で「他人がどうでもいい」
と思ってるからなんだと思う。

だからこっちも過度に気を遣うこともなければ、
自分の考えを押し付けたり、逆に自分を抑制しすぎたりすることもナイ。


大体クリエイターって(特に私の周辺のクリエイター)、
金持ちはまずいないし(笑)、世の中的にはわりと付き合いづらいタイプの
人も決して少なくない。

でも、それは自分のエゴを押し出してるからじゃなくて、
自分なりの確固たる思想や表現を持っていて、
その「絶対に譲れない部分」が目立つからなんじゃないかな。


私はいわゆる「オレが、オレが」っていうタイプの男の人が好きじゃないけど、
クリエイタータイプの人は、自己主張はしても、
それは「オレがオレが」っていうのとはちょっと違うんだよね。

もちろん、彼らは世の中に「作品が」どう見られるかは気になるんだろうけど、
「自分が」どう見られるかにはあまり興味がない人が多いかな。
または、「こう見られたい自分」が他人と大きくずれてるか(笑)。
だから、日常のちょっとしたツマンナイ自慢話で自己主張する必要がないんだよ。

実際私自身も、そういう人達のことは、言葉の説明ではなくて
日頃の行いとか「作品から出る意味」から理解しようとするしね。

もちろん、私だって「自分を分かって欲しい」という欲求はあるけど、
結局、人間の核になる部分を言葉で説明するのなんて、本当に難易度が高い
・・・というより不可能だしねー。

一応物を書いたりする仕事もやってる人が、
こういう事を言うのもアレなんですけどね(笑)。


他人の事を理解するためには、
豊富な知識、多角的な経験、そして膨大な時間が必要で、
しかもきっと100%の理解は永遠にない。

だからこそ私は、どんな人とでも「理解しあう努力」ができるよう、
いろんな経験と知識を身に付けたいんだな~ と思う。


 「愛情」の反対は、“憎しみ”ではなく“無関心”だ。

って言葉があるけど、少なくとも人に対し、
「無関心」にだけはならないように努力したい。


・・・ま、そーやって考えてると、腹の立つヤツがいた時も、
「まだ腹が立ってるだけ、愛があるかも」と、自分に言い訳できるしさ(笑)。

月曜日, 11月 01, 2010

与太郎はバカではない。に賛成です。

週末の登山はさすがに雨天中止。
実は、山行が雨天中止になったのはこれが今シーズン初めて。
私の運ももはやココマデか・・・。

宿坊に泊まる「修行登山」、
煩悩丸出しの私はすごく楽しみにしてたのにな~。

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先週末、出張後に新幹線を降りたら19時30分すぎ!
こりゃ~間に合うかも。場所も八重洲だし。

・・・ってことで、諦めていた志の吉君独演会へ滑り込みセーフ。


立川志の吉八重洲独演会<その23>
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前座 ※遅刻につき名前分からず。噺も知らないヤツだったな・・・
志の吉 牛ほめ
 --- 仲入り ---
志の吉 五人廻し
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「牛ほめ」はわりと軽い噺で、
志の吉君も高座でよくやるのでリラックスした感じ。

 # バカの与太郎が、叔父の新築した家を褒めればお小遣いを
 # もらえるかもと聞いて、父親から褒め方の口上を教わる。
 # しかし、そこは与太郎。叔父にとんちんかんな事ばかり言って・・・


自分でも言ってたけど、彼は与太郎噺が上手なんですよ。
私も志の吉君の与太郎噺、好きです。

落語の世界ではもっとも偏差値が低い(笑)登場人物といわれてる
バカの与太郎ですが、落語の舞台となる江戸では
バカはバカなりに役割を与えられていて、与太郎は時に凡人には考えつかない
ような斬新な行動に出て、周囲の人を感心させたりもするんだよね。

ご存知家元・立川談志は、「与太郎はバカではない」という理念をもっている。
ナルホド納得。現代で言えば、自閉症やLDの子供達が、あるジャンルで
天才的な能力を発揮することがあるけど、それと同じ事を談志師は与太郎に感じるのかも。

現代社会では、確かに弱者やマイノリティーに対する差別に関して
とても神経が使われていて、公共の新聞やテレビで差別的な言葉や
発言が出ることはまずないけど、一方、そういう差別は人間の心の中には
ずっとくすぶっているわけだ。

江戸時代には、バカな与太郎は周りから「バカだ、ダメだ」と
罵倒されまくるわけだけど、社会の中に与太郎のようなダメな子を
受け入れる場所とシステムがちゃんと存在していたし、
世の中も、本人に悪態をつきながらもそういう人を決して見捨てなかった。

現代社会は、表面的にはやさしいかもしれないけれど、
本当の意味での「優しさ」ではないよな・・・・ と、与太郎噺を聴くといつも思います。


で。
2本目は「五人廻し」。

先週錦糸町でネタ下ろしして以来、シツコイくらいに(笑)
高座にかけてるんだと思う。

やるたびに課題が見つかって、やるたびに上手くなる・・・
きっと今はそういう時期なんだと思うなー。

本人いわく「これまで避けてきた廓(くるわ)噺に
そろそろ挑戦しなくちゃ」ということでしたが、
いえいえ、とっても聴きごたえありましたよ。

志の吉君は、落語界では超がつくほど「真面目派」
なんだと思うけど、マ、男子である以上、

『エロ』

は、時代や世代を超えて共通かつ永遠のテーマですから(笑)。


早く次のネタおろししないかな~。楽しみ楽しみ。
(ひとつの噺を上げるのにどんだけ時間かかるんだって話だよ。
 ま、聴いてるほうは勝手なことを言うもんです)

木曜日, 10月 28, 2010

今日は、お酒について学んでみよう。

グルーポン系サイトが、飲食から
エステとかのビューティ系に走り出した。

うーむ・・・・・クーポン系サイト衰退の兆候か。。

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多い時期には週3~4回、今でも最低週1回は外で飲んでるわけだし、
家でもちょっとビール・・・くらいはしょっちゅうだから
生涯飲量はかなりの量になるわけだけど、
口にするアルコールって意外と限られているモンです。

ビール、ワイン、焼酎、日本酒・・・。
せいぜいお土産の泡盛といったところ。

国内ではほとんど手に入らないレアなアルコールは別として、
ウイスキーなどの洋酒は、昨今ハイボール人気で多少口にすることが
ある程度で、私はほとんど縁がナイといってよい。

・・・こりゃイカン!(や。別にいけなくはないんだけど)

というわけで、友達に誘われて、
ニッカが主催するウヰスキーに親しむイベントに行ってまいりました。

「ブレンダーズバー」
マイブレンドウイスキーづくりに挑戦


だいたいわたくし、恥ずかしながら今回聞くまで
ウイスキーの原料が何かもよく知りませんでした。

会場のバーはニッカの直営店で、普段はごく普通のバーとして
営業しているところ。そこで、ニッカの販売促進イベントとして
定期的にウイスキーに関するレクチャーを行っているわけです。

以下、ウイスキー好きには当たり前(らしい)の知識・・・


○ウイスキーは、麦を燻して抽出した液体を、
 じっくりじっくり醸造し、高い度数のアルコールに仕上げる

○ウイスキーの原酒は実は無色透明、
 あの独特の香りと琥珀色は、樽から染み出してくるんだって

○一度の蒸留行程で作ったまじりっけのない大麦麦芽のウイスキーを
 「ピュアモルト」というんだけど、実際に販売されているのは、
 口当たりがよく、品質の安定供給ができるブレンデッドウイスキー
 (モルトと、他の穀類が混ざったグレーンを混ぜる)が主流なんだとか。

○ちなみにニッカには、北海道の余市と宮城の宮城峡の
 ふたつの蒸留所があり、それぞれ製法も味も違う。


今回は、ニッカのブレンデッドウヰスキーを作る際に
メインで使われている6種類のモルトを使って、
「自分だけのオリジナルレシピのウイスキーを作ろう」っていう趣旨なんだけど、
この味オンチの私でも、6種類のモルトの違いはなんとなく分かった。

60度以上のアルコールなので、まーほとんど「アルコール味」なんだけど(笑)、
海の近くである余市で蒸留されたモルトは、潮の香りがしてビックリ!

もちろん詰められた樽によっても味も香りもまったく違うし、醸造される場所でも違う。
そういう繊細な飲み物なんだね~。ウヰスキーって。

配合が1%違えばまったく違う味と香りになるので
ブレンダーの力量が問われる飲み物だそうで、
ニッカのウヰスキーファンの中にも、「2代目のブレンダー○○さんが一番好きだ」
なんて感じで、ブレンダーごとにファンがいたりするんだそうだ。

コレクター癖、アカデミック癖がある男の世界だ~。

あたしは美味しきゃなんでもいいもん(笑)。


ちなみに私が自分でブレンドしたウイスキーは、
どうも口当たりが辛口で、自分で作っておいてナンですがイマイチだった・・・・(苦笑)。

最後は自分でブレンドしたウヰスキーを飲みながらのフリータイム。
法律の関係で作ったウイスキーは持って帰れないとの事で、
そりゃ大変!と、その場で片付ける事2時間
(もちろんレクチャータイムはとっくに終わっている)。

水分量としてはいつもの飲み会の数十分の1ですが、
そりゃ~ま~ したたかに酔っ払わせていただいたわけですよ(笑)。

マ、そこまでいっちゃうと、例のごとく
「どーせ酔っ払ったら味なんて分からないじゃん!」って話になるんですけども。


*ブレンド体験用の6種類のモルト。
 スポイトを使って、メスシリンダーで測って
 フラスコで混ぜるのだ! ザッツ・理科!!

月曜日, 10月 25, 2010

山の想い出の残し方

こないだ初めてスカイツリーを真下から見た。
タワーより、押上の交差点周辺がほとんど変わってないことに衝撃。

周りには商業施設が続々と建設されてたけど・・・
できればあのまま、ションボリな商店街の感じを維持して欲しいよ(笑)。

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八ヶ岳へ行ってきました。

今回は、ピークハントが目的ではありません。

知り合いのスケッチ教室に通う方たちと、
天狗岳の中腹にあるしらびそ小屋までの2時間の「スケッチ登山」。

私の母世代の方とか、普段運動をしてない方も複数いたので、
コースタイムを2~3割増しにしてノンビリ歩きです。

登山を始めてしばらくたった頃、とにかく自分の力試しをするために
スピード重視の登山を何度もしたけど、心に残る山行はスピードや
山の知名度・難易度だけでは決してないと実感してからが、
本当の私の「登山歴」のスタートなんじゃないかナと思う。

もちろん力の限界に挑む山登りも好きだけど、
ただただ、いろんな人と山に出かけ、自然と対話することはとても楽しい。
そういえばスキーに熱中してた20代、なかなかレベルが上がらずに
壁にぶつかった時にそんなことを感じたな~ と思い出した。

山では既に紅葉は終盤。
山全体が染まるような紅葉ではないんだけど、
時々真っ赤になった木々が顔を出して楽しませてくれます。

恐竜みたいなこんな倒木も!





自然の造形ってオモシロイな~。


初日は2時間半ほどでしらびそ小屋に着。
通年営業の素朴な山小屋です。

小屋のすぐ横にあるみどり池は、
山の池によくある「池? 水溜り?」くらいの
ささやかな池ですが(笑)、小屋の番犬、14歳のキチ君が
たそがれていました。哀愁のある背中だ。





すっかり日暮れが早くなった昨今、
山ではさらに寒さも増してきていました。
初日はストーブの近くでお酒を飲みながら談笑。
山の夜は静かに更けていきます・・。


翌日は薄曇。

せっかくのスケッチ登山、私も絵を描こうか迷ったんですが、
まあ才能もないので(笑)、今回は2班に分かれ
小屋周辺でのスケッチ組とは別に私は一番近いピーク「中山」目指してピストン。

中山は、もちろん八ヶ岳の中ではマイナーな山。
山頂には標識もありません。

でも、逆にこういうマイナーな山に登るチャンスってあまりないので、
逆にかなり嬉しかった。
しかも空荷で、一緒に登った人が大学から登山をするベテランだったのでな、
結構な急坂だったけどコースタイムのほぼ半分で到着。ビバ、空荷!

ピークのすぐ先の展望台からは、以前天狗に登った時のような
アルプスを一望できる景色が広がっていて、これを見ると本当に
「ああ・・・・。登って良かったー!!」とシミジミ思うわけです。
山に夢中になる瞬間だよね。





計2時間強の山行を終えて宿に戻ると、
既にスケッチ組は色付けまで終わってました。








すごいすごい!!

これだけの時間でこんな作品が描けるなんて!
なんてウラヤマシイんだ。。。

・・・・絵が上手な人って、見たものをそのままには描いてないよね。
必要なところを上手に強調して、逆に不要な部分は思い切って省略する。
時には見えていない色や要素も加えて、
全体のバランスをうまーく整えていくんだよね。

これって、人間関係でも通じることかも。

相手のマイナス要素ばかりを突いたり、
自分が丸裸になるほど自然体で接するんじゃなくて、
互いが心地よい距離を保ちながら、自分も相手も、不要なところは目をつぶり、
互いに一番良く見えるような適度な飾りつけはしたほうがいいのじゃないかと。

ちなみに私は絵を描くと、なんでもかんでもギューギューと
書き込もうとする癖があります。絵に性格が出てる(笑)。

・・・こうやって短い時間でササっと絵を仕上げる才能があれば、
どこに行っても、自分だけの「オリジナルな想い出」を残せて
本当にいいなーと 感心しました。

この日お誕生日の人がいたので、
持ってきてもらったケーキと小屋のコーヒーで
ハッピーバースデー。

こういうプチイベントもすっごい楽しい!


・・・なんだかんだ言って、こんな風におだやかに過ぎていく時間が
本当に素敵だと思えるようになったのはここ数年。
それまでは、休日なんて、前日朝まで遊び歩いた休息時間でしかなかったし、
自己主張してナンボ、人に認められてナンボという部分がどこかにあったような気がする。


年取ったなー(笑)と思うと同時に、
今の自分が、30数年生きてきて一番スキかも。

もちろん時には腹を立てたり、自分が大嫌いになったりは今でもするけど、
それも含めた「私(わたし)生活」を「OK!」と思えるようになりました。

ダテに年を取ってないね(笑)。


来週も山登り。
天気予報はイマイチだけど、なんとか晴れてくれるとイイナ~。

金曜日, 10月 22, 2010

小さなチャレンジの積み重ね

先週から親指の爪周辺が化膿し、
先日、痛み限界で病院に行く。

おかげで痛みはほぼ引いたものの、
親指から得体の知れない水分が出続けてます。

ちょっとスプラッター。

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続きますが、落語です。

来週の独演会にどうしても都合が付かないので、
「月イチ志の吉」の個人ノルマを達成すべく(笑)。


【ぶらぶら寄席 @錦糸町】
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立川志の八  高砂や
立川志の吉  五人廻し
  --- 仲入 ---
立川志の吉  寿限無
立川志の八  宿屋の仇討
------------------------------------

久々にイロモノなし、新作なしの高座で、なんかホっとした~(笑)。
ある意味これが「落語の王道」。

志の八君は志の吉君の弟弟子(つまり志の輔の二番弟子)で、
昨年二つ目になったばかり。
私と同い年なんだよね。なのに落語の世界では超ヒヨッコ。すごい世界だ。

去年か一昨年かに見た時は、正直どうしよーかと思うくらい
イマイチな前座さんだったんですが(笑)、すごい上手くなってて驚きました。

もともと声がイイ人なので、上手くなってくると聴き応えがある。
最後の「宿屋の仇討」なんて、間の取り方とか絶妙で聴き入っちゃったものー。
今回は2本とも、熊さん八っつあん的な人とかお侍さんとか、
ザ・江戸の男みたいな感じのキャラが出る噺だったので、子供だとか女将さんだとか、
登場人物にバリエーションがある話もぜひ聴いてみたい。 今後が楽しみ!


で。志の吉君。
今回はやっぱ「五人廻し」が良かったなー。

ネタ下ろし! 超ラッキ~。


さすがに最近は「聴いたことない噺」に出会う事は少ないけど、
この噺は、高座で聞いたのは数回しかないかも。

 # 関東の遊郭にある「廻し」という習慣。人気の遊女が、
 # 一晩に複数の客をとって部屋でお客を待たせるという制度だが、
 # 今の風俗のようにお客ありきでなく、遊女もお客を選べた時代なので、
 # 中には一晩中待ちぼうけを食わされて、太夫(男性従業員)に文句を言う
 # 客も少なくない。
 # そんな中、人気の遊女・喜瀬川に待ちぼうけを食らわされている5人の客が
 # 次々に文句を言ってきて・・・・


落語をよく聴く人というのは、マクラの部分で
この後なんの噺を始めるのかが凡そ想像つくんだけど、
今回吉原の話をし出した時は、「おおーー!」と思った。

私、廓噺って好きなんだー。
男と女の絶妙な駆け引き。
スマートにカッコつけたい男のトホホな姿と、惚れたフリして男を騙す遊女のゲーム。
でも時には「紺屋高尾」みたいに、純粋な心を持った遊女もいたりして・・。

しかし、個人的に、廓(くるわ)噺や、呑み助の出る噺が苦手だと感じる志の吉君。
心の底から「イイ人」さがにじみ出てる志の吉君には、
遊女の噺は共感できないというか、やっぱり大変なんだろうね~(笑)。

それでも、あえてそのジャンルに果敢にチャレンジする姿勢は
本当にすばらしいと思う。応援のしがいがあるよ。


しかし!
今回の「五人廻し」はよかったよ~~。

この噺の聴き所は、待ちぼうけを食わされて腹を立てた客達が、
ただ怒鳴るのではなくて、様々なタイプのクレームをつけて
お金を返してもらおうとするところなんだけど、
そのお客ひとりひとりの個性が存分に出てたと思う。

これまで独演会では彼のネタ下ろしをたくさん聴いたけど、
実は今回が一番、もしくは「千両みかん」に次いで良かったんじゃなかろーかと。

覚えたばかりの噺は頻繁に高座にかけるだろうから、
たぶん来週の独演会でもやるような気がします。

行けなくてつくづく残念だ。。。

やっぱり人は、日々の小さな事の積み重ねで、
いくつになっても無限に成長してゆけるのだな。

水曜日, 10月 20, 2010

こぶ平に学ぶ、「王道に近道なし」。

月イチの「仁鍼堂」。
もうすぐ1年になるけど、月1回でも体質の変化を確実に感じます。
劇的な変化はなくても、風邪やアレルギーへの耐性はかなり上がった。

なんでもそうだけど、じっくり・しっかりと時間をかけて
コツコツと構築したものは、長持ちするし、強いなと思う。

“ホンモノ”に近道なんて、ないね。

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自分で選ぶ時は決してチョイスしない落語会に、
母親のお誘いで行ってきました。


【しんきん寄席 @曳舟】
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林家たこ平  「厄払い」
林家しゅう平 「宝塚パロディー(?)」
 ---仲入---
林家英平    ※マジック
林家正蔵   「悋気の独楽」
------------------------------------


噺家の側から言うと、いわゆる「営業興行」ってヤツです。
地元の信用金庫組合が合同で、普段懇意にしていただいている
お客様をご招待する・・・っていうやつですね。

下町の中小企業っていうのはわりと信金との関係が強いところが多いけど、
私の実家も商売をやってるので、ご多分に漏れず
信金には「いいお客さん」てワケで、その絡みでのご招待です。


今回、やっぱりお客さんのお目当ては正蔵でしょうね。

逆に言うと、それより前の3人は、
個人的にはちょっと「うううううう~~~ん」。

ミュージカルさながらの歌やマジックは、あまり落語とは言えず、
普段落語に親しみのない人はいいのかもしれないけど、私的には若干消化不良。


そんなわけで、正蔵ですよ。

正蔵は、ご存知 元「こぶ平」。
こぶ平といえば、爆笑王・林家三平の息子ってことで
海老名家の長男として、若い頃からTVに出てましたよね。

でも落語の世界では、若くして落語をおろそかにして
映像メディアに露出したこぶ平は、どちらかというとキワモノ扱い。

関西のお笑い系噺家(さんまや鶴瓶など)同様、
真摯に噺に取り組むことはないだろうなと思っていました。

でも10年前くらいから、テレビへの露出を一気に減らし、
かなり噺家としての修行を積んでこられたみたいです。


落語の世界では「正蔵」という名前は大名跡。
それこそ、お父さんの「三平」に比べると格違い。

・・・私は、どちらかというと「こぶ平」時代の芸が荒れたイメージが強いので、
彼が正蔵を襲名したときは、正直「えー!そりゃないだろ!」と思いました。
(余談ですが、ドラマ「タイガー&ドラゴン」の阿部サダヲ演じるダメ息子は、
 明らかにこぶ平がモデルですよ・・・ね?(笑))


でも・・・・今回、噺を聴いてイメージが変わりました。

うまいんですよ。ちゃんと。10年きっちり修行したんだろうなー。
前の3人で物足りない気分だったのでその影響もあるのかもしれませんが、
それを差し引いてもちゃんと上手い。

演目の「悋気の独楽」は、

 # お妾さんの元へ嬉々として通う旦那に嫉妬した女将さんが、
 # 小僧に旦那の後をつけさせ、様子を探らせると・・・・

というお話なんですが、女将さん・若いお妾さん・旦那・小僧と、
年齢もタイプもまったく異なるキャラクターが出てくるのでわりと難しい噺だと思います。

こぶ平・・もとい、正蔵のような人は、どうしても
女性キャラの“らしさ”が出ずに苦労する傾向がありますが、
意外にも違和感なかった。
ま、色気ムンムンのお妾さんに比べれば、
嫉妬に燃える女将さんのほうが板についてたけどね。

ま、最近は男性のほうが嫉妬心は強かったりもするので、
このお話も、男女が逆転してもリアルかもしれないね(笑)。


噺家はまったく生きる世界の違う人だけど、
人の成長を見るのって楽しいし、何より刺激になるね。

こぶ平時代のメディア露出も決して無駄ではなかった。
あれがあるからこそ、芸の深みが増すのかもしれない。

何をするにも「始めるのには遅すぎる」なんてことはないんだなー。

私もガンバロ!


*こぶ平時代から比べるとだいぶ痩せてた。

月曜日, 10月 18, 2010

「完璧なバカ」をやる。

超久々にナンパされました。
しかも、50~60代の人に(笑)。

バイクで信号待ちしてたらタクシーが横付けしてきて、
窓から運ちゃんが「おねーさん、今度一緒にツーリング行こうよ!」って。

その時家からかなり遠くを走っていたので、ほんの1分程話して
「そりゃ家が遠いな~」なんて事になって終わりでしたが、
去り際に「気を付けてー」「運転手さんも~」なんて挨拶しあったりして。

ナンパ自体が久々でしたが、こんなにホノボノした
ハートフルなナンパは生まれて初めてだよ(笑)。

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悲劇は突然訪れるものですが、
ラッキーも突然舞い込むものなんですYO!

というわけで、ケガをして行けなくなってしまった
お友達の代打という事で、急にお芝居に誘われました。


「鋼鉄番長」
劇団 新☆感線






 # アイドル 沢々尻モニカ の誘拐は、とある学園が仕組んだものだった!
 # モニカの追っかけ兼ストーカーで、超自業自得でサイボーグになった不良男、
 # 兜剛鉄(橋本じゅん)が、陰謀を暴くため学園に乗り込んだ・・・


超~~嬉しスっっ!!

新感線、実はこれが2回目です。
古田新太が客演するお芝居を結構観るので、
スッカリ観たことある気になってたんですが。。

しかも、正規ルートのチケットだけど
週末で前から7列目って!!どうなのよ!このラッキー!

役者さんの飛び散る汗や息遣いがマイクを通さずとも聞こえる距離なので、
「これぞ芝居」の空気を堪能させて頂きました。
(※今回主役で出番の多い橋本じゅんさんの、荒い息遣いもバッチリでしたわよ。
 りりかちゃん、ウラヤマしかろ~( ̄ー ̄) )


今回は、新感線お得意のいわゆる「ネタもの」ってやつで、
ストーリーはわりとどうでもよくで、まあ要は「ドタバタ」です。

新感線って、劇団としてお芝居をやるより
ひとりひとりがいろんな場所でソロで活躍しているイメージがあるんだけど、
今回は新感線の主要な役者が総動員。

そりゃー 楽しくないわけないっしょ!(笑)


今回は舞台が学園モノで、どっちかっていうと年代の設定が「昭和」
っていうか、80年代。なので、もうズバリストライクな笑いが出るわ出るわ。

今回客演の坂井真紀は、スケバン刑事の明らかなパロディー、
田辺誠二はマッチの明らかなパロディで、
当時をリアルに知っている世代にとっては、思わず目をそむけたくなる(?)
ようなシーン満載です。

細かい部分でも小ネタの仕込み満載で、
そういうところの「笑いのツボ」って人によって違うから、
生徒会長・天王寺扮する古田新太が、あるシーンで去り際に

「よろしくメカドック!」

って言ったのが、私、おかしくておかしくて仕方なくて、
そんなに笑うトコじゃないのに、ずっ~とジャブのように
効き続けておりました(笑)。


今回は席が近かったので、私的に赤マルな吉田メタル氏の
ナイスバディも堪能。

私の大好きな

「プロとして、本気で、完璧に、バカをやる」

という事に徹底していて、
もちろん爆笑モノなんですが、歌やダンスのシーンではそれまでの
苛烈な稽古を思わせる完璧さで、なんだか思わず「ジーン」としてしまいました(笑)。


「とにかく頭の中カラっぽにして、涙出るほど笑ってってよ!」

っていう脚本・演出のメッセージが強く感じられる、
良質のエンターテイメントでした。


お芝居って、人気の劇団は(主に経済的事情で(笑))なかなか足を運べないけど、
一度観ると、やっぱりまた行きたくなっちゃうね~。


ケガしたお友達にはとても申し訳ないのですが・・・
誘ってくださったHさん、本当にあざーっす!


*帰り路、信州フェアやってた。客引きは変なりんごキャラ(笑)。
 蕎麦打ち実演のブースは、蕎麦粉が舞い飛び、
 個人的にかなりデンジャーゾーンです。

金曜日, 10月 15, 2010

過酷な現実に現れた“プレシャス(宝物)”

前に友達の家に遊びに行った時に、
トイレに貼ってあった百人一首の一句

「田子の浦に うち出でてみれば・・・・」

が、ナゼ「田子の浦ゆ」ではないのかが
気になって気になって、かれこれ1ヶ月以上気になっている次第。

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なんか久々かもね。映画。
秋だし、映画観よーっと。もっと。

「プレシャス」
監督:リー・ダニエルズ


 # 母親の虐待、父親の性的虐待、中学生で実父の子を出産、学校からは退学処分・・
 # ハーレムで不遇の人生を送る16歳のプレシャスが、
 # フリースクールで読み書きを学び始めたことをきっかけに
 # 人生の新しいステージへと進んでいく・・・


期待していたものとはちょっと違った。

これ、アメリカの映画なんですけどね。

なんていうか・・・・、こういう映画って、
日本人には結構難易度高いんだと思う。

社会の中である意味「暗黙の了解」として存在する
差別や貧困の土壌が、日本とアメリカではあまりに違いすぎるんだよね。

ハーレムの今も続く黒人の過酷な生活の現実、
主人公プレシャスが両親から受ける過激な虐待、
プレシャスの体型(あそこまで太るのは、日本人には至難の技でしょう)、
中学生で妊娠しても中絶しないという事実(これは、経済的な問題に加え
宗教的なものも大きいのだと思う)

・・・・変な表現なんだけど、そういうベースの部分があまりに
“カッ飛び過ぎて”いて、どーも琴線に触れてこないというか。


余談だけど、私はジャズボーカルをやっていて、
当然ジャズはブラックミュージックなわけだけど、
Summer timeとか、日本人には死んでも歌えないなー とか思うわけですよ。

それと同じような、「・・・・や。無理」って感じを、この映画にも感じた。
実際、アメリカの人たちはこの映画をどう観たのかしら?(特に黒人の人) 興味あります。


この映画も、アメリカらしく最後はわりと決着をつけるエンディングになってて、
壮絶な人生のプレシャスにも手を差し伸べてくれる人がいて、話の終盤には
自分に手を上げる母親もまた、苦しい精神状態にあるひとりの人間であることを
知ったプレシャスが、「本当の愛を知る」・・・という感じで終わるんだ。

でも・・・・なんていうか、すっごい消化不良なんだよ。

プレシャスは、実父の子供を2人産んでいて、
最終的には母親とも絶縁。

精神的には大きくステップアップしたわけだけど、
「で、どうなるの?」的な感じで、すごくザラっとした不安感が残る。

アメリカの映画として、なんとしてでもラストを
強引に「心温まるラスト」として作り上げた・・・という感が否めない。

・・・いいとか悪いとかっていう評価ではないところで観ると、
さすがアメリカ、飽きさせない演出が随所にあって
映画として完成してるなー とは思うんだけど、
個人的にはとにかく最後まで、「あれ? あれ? あれれ・・・?」っていう、
チョイずれ感を持ちながらの2時間でした。


重い社会問題や政治をテーマにしたアメリカの映画は、
結構見方が難しいね。。。

欧州の映画のほうが、ダメなものは徹底的にダメなまま、
「救いようない~~~」って感じのまま終わったりするので、
正直私はそっちのほうがしっくり来る。


だって、現実の社会ってそうだからね。

頑張った人には、ちゃんと結果が付いてくる・・・・わけじゃないのが現実。
頑張ったって、ドラマも、感動も、ご褒美も、なーんにもない時はいくらでもある。

だけど私は、「そういうものだ」と思っているし、
だからこそ人生には、2つ目・3つ目のチョイスがあっていいのだと思うし。

アメリカとヨーロッパでは、映画に求めるものが
根本から違うんだなーって改めて感じました。


・・・こういう映画を観ると、私は「セカチュウ」ノリのお涙確定映画が嫌いだけど、
映画というのは色々な種類のものを観ておいたほうがいいなと思ったりもするね。

なんであれ、本や映画から「作者の感性を受け取る作業」は
それだけで楽しかったり、学べたりするね。

木曜日, 10月 14, 2010

「変わらない芯」を持ち続けることは、いいことか。

次号のヤマケイは「脱・メジャーコース登山」。
脱、したーい! 買いだな。

-----

なんだ?忙しい。
連休明けから。

・・・まあ、10月で期変わりで大きな人事異動があって、
今までの2/3くらいの人数でこれまでと同じ事をやれ
って状況になっているので、バタバタするに決まってるんだけど。

でも私は、粛々と仕事するだけなんだけどねー。
仕事に情熱ないって罪だな。
いちいち腹立てないで済むので健康的ではあるけど。

10年前の自分が今の私の隣にいたら激怒されそうだ(笑)。
それくらい違うもん。別人。

ま。それはいいとして・・・。

****
週末にまたもハッチハッチェル、ハッチさんのソロライブに。

吉祥寺の喫茶店(決してカフェではない)で定期的に開催される、
大好きなイベント。ハッチさんのライブは、私的パワースポットです(笑)。

今回は「体育の日」だったこともあり、
お店のデコレーションも万国旗。
なんだか回を重ねるごとにデコラティブになっていくわ。

そこでハッチさん、衝撃の告白。

「痛風かも」

キタよーーー!
キングオブビール、40代のハッチさんにもついに痛風の試練が!(笑)

そんなハッチさん、10数年振りに2日間酒を抜いてテレビなんか観てたそうで。

そんなハッチさんが久々に観たテレビに、
ハンダースの話が出て「セツなくなったよー」という話をしてました。

ハンダース・・・・懐かしいな。知ってる?
いわゆるGS全盛期に、若干色モノ扱いで出てたバンド。
もちろん私も現役時代は知らないのだけど、わりと懐メロ番組が好きだから
そういうのではしょっちゅう観た。
そのハンダースのメンバーを追いかけ、「あの人は今」的な番組をやってたらしい。

清水アキラとアパッチケンはまだ芸能界で現役なのだけど、
桜金造は選挙落選後に政治色がついて芸能界の仕事が激減、
アゴ勇は、訪問販売の営業をやっているんだって。

・・・そーいや、ジャニーズで一世を風靡した某グループのメンバーと、
ネット広告会社の営業として会った・・なんて話も知り合いに聞いたな。。

ハッチさんも、前バンド時代は日比谷野音が一杯になったわけだし、
音楽という、言ってしまえば芸能界的な人気稼業で
仕事をしている人間として、思わず切なくなっちゃったのではないか と。


でもさー・・・・。


やっぱり人間て、「なんのために自分はこの世界に生きているのか?」って
ことを、常に確認したい生き物なんだよ。
そしてそれは、時代とか自分の年齢とかでどんどん変わっていくものなのだと思うし、
それでいいと思う。何も一生同じじゃなくていいんだし。そんなの。

そのハンダースの現在をテレビで観た人たちがどう思ったかは分からないけど、
もし私がその番組を見てたら、きっと

「メンバーの中には、ハンダースとしてテレビに出ていた時代より
 今が幸せって人もいるだろうなー」

って思ったんじゃないかなと思う。


結局、人が何を幸せだと思うかなんてみーんな違うものだし
同じ人でも時代によっても違うし、そして、
その幸せは、“絶対に!”誰かが運んでくれるものではなくて、
自分自身で選択し、自分自身で掴み取っていくものなんだよ。

  # たまたま今朝、最近若者に「新型うつ病」が流行ってて、
  # 新型うつ病は別名「未熟型うつ」と呼ばれていて、
  # 会社なんかで「自分は必要とされてない」と思い悩むあまり
  # 出勤できなくなってしまう人が増えてる・・・ という番組を見たんだけど、あんなの論外だと思う。
  # だって、鬱だけど、できないのは仕事だけで、趣味の会には出られるんだって。
  # そこは「自分が必要とされている場所」だから。ナンダソリャ。
  # 鬱がとても苦しい病であることは理解しているけど、
  # なんでも「病気」で済まさないで欲しいよ。
  # 悪いけどそれは「新型うつ」ではなくて単なる甘えでしょ。
  # 誰だって苦しんで、悩んだうえでいまの「強さ」や「耐力」を学習してきたんだから。

おっと。閑話休題。


要は・・・・私がハッチさんの音楽を好きなのは、
そういうある種の「人間臭さ」があふれてるところなんだろうなー。

人間臭くて、多彩。

芸能人然としていて、いさぎよい生活をしている人もカッコイイんだろうけど、
私は、ハッチさんみたいなやり方で人にメッセージを送る人のほうがずっとずっと好きです。

翻って、今の自分はどうなんだろ・・・・?


・・・・うーん。
毎日はとても充実してるけれど、
精神的にはトンネルの中かもしれない。仕事に情熱ないしな(苦笑)。


*ハンダースといえばコレでしょ。
 というか、私はコレしか知らない。

木曜日, 10月 07, 2010

涙のそのわけは。

久々に「ビールだけでしたたかに酔っ払う」という状況になる。
ちょっと嫌な事があってやさぐれていたので、
ほとんど食べ物を口にした記憶がないのに、翌朝までモノすごいお腹いっぱい。
・・・どんだけ飲んだんだって話ですね。

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夜、会社のトイレで女の子が泣いていた。

ウチの部の営業課の子だった。

傍らではひとつ年下の後輩が付き添っていた。

私は営業課の人とは私的接点が少ないし、
そもそもウチの会社は営業の平均年齢が20代半ばと猛烈に若いので、
私は普段、一定の距離を置いている。
・・・ま、世代格差といえばそれまでなんだけど(笑)、
どのみち「同じノリ」で仕事はできないので、
そこそこの距離があったほうがお互いにラクなんです。

そんな感じなので、声をかけるべきか迷いつつも、
素通りも変なので特に理由を聞くつもりではなく、

「なんだか分からないけど、気を落とすなよー」

なんて、わざと間の抜けた感じで声をかけてみた。

すると後輩のほうが説明しだした。


要は・・・・・。

私のいる会社は10月が期変わりで、
この時期に年間の営業成績などから表彰が行われる。

その受賞者に、自分ではなく、同じ課の別の人間が
選ばれたという事に彼女は納得がいかないというのだ。

悔し涙だったんだねー。

この賞はほぼ100%営業職のためのもので、
しかも、毎年かなり「天の声」の力が働いて、社長の覚えメデタイなど
純粋な数字と関係がないところでの受賞がポツポツあるので、
個人的にはほとんど関心がなかった。

それでも彼女は、「今年こそは獲れるはずだ」と思っていたそうで、
同じ課の別の人間が受賞したことを受けて、自分の数字をまとめて
上司と担当役員に、ナゼ自分ではないのか!?と直談判したんだそうだ。

・・・・情熱だな~。


何より驚いたのは、件の泣いていた彼女はウチの営業課の中ではとりわけお水系で(笑)、
仕事になるとスイッチが切り替わるタイプではあるけど、
喋り方やお化粧ひとつとっても、「イマドキっぽさ」という意味では部で一番、なタイプの
女の子なんだよね。飲んでる席でも、「専業主婦希望!」なんて普通に言うし。

でもその彼女は、仕事で表彰されずに悔し涙を流すわけだ。。。


私にも確かにそんな時代があった。
私はこれまで、仕事で人前で泣いた事がないのが誇りではあるけど
(女の涙は卑怯だとどこかで思っていた)、
それでも負けず嫌いだから、ひとりトイレで悔し涙を流したことは ある。

でも、特に今の会社に移ってから、
そういう、ピュアというより、ある意味での「野心」を持った
頑張り方をまったくしなくなったと思う。

もちろん仕事はこなしているし、
経験値が上がったという言い方もできるけどさ、
それだけで果たしていいのかな。。。?


それに私、彼女と働いてた2年間でいったい何を見てたんだろう?

てっきり彼女は、いわゆる「腰掛け」で、そのうちお嫁にでもいって
辞めようと思っているのだとばかり思っていたのに。

ホント私、人を見る目ないな。。。
この年になって、部下持つ資格ないよな。


思いがけない人の、思いがけない涙に、
深ーく考えさせられた一日でした。

月曜日, 10月 04, 2010

2度とない、この瞬間。

NHKの新しい朝ドラは尾道が舞台。
尾道といえば、尾美としのり・・という事で出演してます。彼が。
安易だな~(笑)

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ここ1年、朝はすっかりNHKの「おはようニッポン」派なのだが、
今朝、なぜかNHKだけがものすごい映りが悪く、仕方なく民放を観る。

久々に観たけど、民放ってヤカマシイな・・・。
NHKに慣れてしまうと、民放は朝にはちょっとやかまし過ぎ。

食の好みが変わるように、年とともにいろんな思考が変わったりするよね。

音楽に関しても、昔はサイケデリックトランスが好きだったので
「ノイジーであればある程よし!」みたいなところがあったんだけど、
今はよっぽど「テンション上げるぞ!」みたいなモードの時以外は
疲れちゃうもんな~。。


だから。というわけではないのですが、

私的には久々、【ハッチさんライブ@下北沢】 です。

7~9月と外モノの遊びが多くてなかなかライブに行けなかったんだけど、
いよいよ秋になり、音楽と芸術に親しむ季節がやってまいりました!

今回はハッチさんとギターのコーヘイさんの2人編成、
完全アンプラグド。

ニューアルバムが出たばっかりなので、新しいCDからもボチボチ。
バンド編成とはまた違った風情があるダブルギターです。

30人入ればいっぱいの店でのライブは、
もう手を伸ばせば触れる(実際触った(笑))距離に二人が座っての親密さ。

ハッチさんのライブには本当にいつも元気をもらうんだけど、
テンポの速い曲でも、な~んとも言えないナゴみの気分を
味わわせてくれるんだよね。。

今回秀逸だったのが、以前ワンマンでもやった事がある、

 「お客さんからお題をもらって、その場で即興で曲を作る」

という、落語の三題噺みたいな究極のインプロ企画。

当然ながらシンプルなコードが並んだ耳なじみのよい
メロディが多くて、そこにハッチさんが思いつきで歌詞をのっけてくわけ。

これって、相当な量の引き出し持ってないとデキナイからね。
さすがハッチさん。でも、「さすが」って感じを出さずに、
サラっとやっちゃうところが大好きなんだー。

・・・私は江戸っ子だからサ。
自分のすごい面を「オレってすごいすごい」って自らアピールする人、ダメなの。
確かにすごいのかもしれないけど、なんか無粋じゃん。そういうのって。

私は一応、本人が何も言わなくても、
「わ~っ すごいなー」っていう部分があれば気が付けるくらい
人生経験踏んできたつもりだからさ(笑)。
そういう自慢ネタは、10代の女の子と、キャバクラのオネーチャンの前
限定でやっていただきたい。



・・・・おっと。話がそれた。閑話休題。

で。
今回のこの企画の一番最初に出た

「無職」

ってテーマで作った歌がサイコーで、久々に
音楽のイベントで、涙流して笑った~~!!

ハッチさんのスイッチ押し忘れで録音されてませんので、
幻の名曲 ってことになるのかな(笑)。

こういう事があると、
も~~~ホント「これぞライブ!!」っていう嬉しい気分になるんだ。
あの場にいてホント良かった!


当然のことながら、私たちの人生もまた「ライブ」。

2度と同じことがない、その瞬間瞬間を大事にしていきたいよね~。

木曜日, 9月 30, 2010

本当にカッコイイ人はカッコつけない

期変わり(10月)の人事異動がヒドスギ。
人を人とも思わない会社のスタンスに、
「もう付いていけない・・」という気持ちがフツフツと。。

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ちょっと前ですが、件の落語仲間と
定例イベントとして落語に行ってまいりました。

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【民音落語会】
  白鳥  戦え!おばさん部隊
  さん喬 ちりとてちん
  -- 仲入り --
  正楽  紙切り
  円丈  悲しみは埼玉に向けて
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「民音」なんてクラシカルな名前のわりに、
なんだか変わった面子です。

この会は大人数で行く事が多い都合上、
どうしても人気のチケットは取ることができず、
結果として、別に観たいわけじゃーないけど白鳥がよく出る、という・・・(笑)。

今回は、白鳥の師匠・円丈がトリだったので
白鳥の暴走はさほどありませんでしたが。


今回、「行ってよかったー」と思ったのは
やっぱ さん喬 ですね。本当にサスガ!名人芸!

「ちりとてちん(酢豆腐)」は、わりと有名な話なので
落語を知らない人も知っている、いわゆる「知ったかぶり」の人を笑う話です。

 # 食通で、その知識を人にひけらかしては相手をバカにする若旦那。
 # この若旦那にひと泡吹かせてやろうと、とあるご隠居が、カビが生えて
 # とても食べられない豆腐を、南方の珍味「ちりとてちん」として紹介し・・・


この話って本当によくできていて、
「知ったかぶり」っていつの時代にも一定数いるので、
誰が聞いても「あるあるっ!」と、思わず共感しちゃいます。

そしてたいていの人は、自分自身も一度や二度は
「知ったかぶり」をしたことがあるはずなので、
ちょっとコソばゆい気持ちになるんだよね(笑)。


知ったかぶりっていうのは「カッコつけ」のためにする事が多いけど、
この噺を聴いていると、結局は

「知らんもんは知らん」

って言ってしまったほうが、本人も楽だし、大人だし、
カッコよく見えるのだという事が分かったりするんだ。

でもそういう「実直」「素直」「泥臭さ」が、
本当に大人として“カッコいい”という事に気が付くのって
結構時間がかかるんだよね~。
というより、経験値に裏打ちされる部分が多いから、20~30代で
いろんな経験から逃げて来た人は、40になっても50になっても、
いつまでもつまらん「カッコつけ」をしてる人もいるし。


・・・・なんて事を思ってたら、先日とあるビジネスメルマガに、
こんなエピソードが出ていました。


 # 社長の熱い志とビジョンにほれ込み、意気揚々と入社した新人のAさん。
 # しかし、入社後に現実とのギャップに苦しみます。
 # 覇気のない先輩を見て愚痴をこぼすAさんに、あるビジネスコンサルタントが
 # 「ライ麦畑でつかまえて」の一説を引用して諭します。
 # 
 # 『未成熟なるもののしるしとは、大義のために高貴なる死を求めることだ。
 # その一方で、成熟したもののしるしとは、大義のために卑しく生きることを
 # 求めることだ』


・・・ああ~。分かるなー。

若い頃って、自分の志を曲げて「長いものに巻かれる」のは、
どうしようもない妥協と堕落だ、とか思っちゃうんだよね。私もそうだった。

でも現実は、人生って「カッコ悪くてもやり続けなくちゃならない事」の繰り返し。

そういうところで、いわゆる「妥協」ではなくて、
周りに迎合してるように見えても、自分の中の志だけは曲げずに
しなやかに生きてる人が、実は一番カッコいんだよね。

特に日本は、「切腹」みたいなカルチャーがあるから、
何かを貫き通して(精神的な意味で)死を選ぶ事を、
ことさら崇高にとらえるところがあるから・・・。


周りにみっともないと言われよーが、昔と変わったと言われよーが、
「ナンボのもんじゃい!」と思える人でありたい。
言いたいヤツには言わせとけばいいんだよ。どーせそういう人とは友達にならんし。


ま・・・・・例のごとく、落語会の後のこの面子の打ち上げはワインを飲んで全員グダグダ。
今回も一人2本近いワインを飲んでしまいました。そしてバカ話で撃沈。

結局。
打ち上げが一番楽しいわけなんですが、
こーなると、「志」もへったくれもナイような気もするんだけどね(笑)。

月曜日, 9月 27, 2010

アルプスは、100%秋模様。

んもーっ! なんかバタつきすぎ!!忙しすぎ!!
150%会社の問題なので、イラ立ち度MAXだ。。。

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週末、北アルプス・燕岳に行く。
もう今の装備では限界だから、今シーズン最後のアルプスかなー。


<山行メモ> ----------------------------------------------

9/24(金)23:54 ムーンライト信州
9/25(土)04:50 JR穂高着
     05:50 中房温泉着
     06:25 スタート~
     09:30 合戦小屋
     11:10 燕山荘 ⇒ テント設営・昼
     12:30 燕岳山頂
     13:00 北燕岳山頂
     15:00 燕山荘(テント泊)
9/26(日)05:00 起床・朝食・撤収
     06:40 スタート~
     07:15 合戦小屋
     08:30 第二ベンチ
     09:30 中房温泉着
         温泉&ビール
     12:15 毎日アルプス号 新宿行

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夜行電車、初めて乗りました。
バスより座席に余裕があるんだけど、消灯したりはしないから
どっちもどっちかな。でも、旅気分は列車のが盛り上がるかも。

今回は行く前には、土曜日の天気が悪いだろうと
覚悟していたんだけど、合戦小屋の手前辺りからどんどん
天気が回復してきて、すっかり秋模様になった山頂までの
道のりがバッチリ見えました!







燕山荘へは昼前に着いたので、テン場もいい場所ゲット!
設営とお昼を済ませて、山頂に向かいます。
空荷で行けるから気分も爽快~☆ ルンルン(古っ)です。

燕岳山頂の左には、有名なイルカ岩。






このテの名付けって「全然見えない~」ってヤツが多いけど、
このイルカ岩は確かにかなりイルカっぽいな。

おかしな形の岩がたくさんあって、
「よじ登ってみたい欲」をそそります(笑)。

燕岳で満足しちゃう人が多いみたいなんだけど、
そこから20分ほど先の北燕岳が最高なので、絶対オススメです!

遠く立山・剣岳までがすべて見える眺望で、
まさに「見られるより、見る山(と言われてるらしい)」
と言われるゆえんを実感!

・・・言うなれば、

 「合コンで一番美人じゃないんだけど、
 最終的には“あの娘が良かったよねー”」

とかみんなに言われる女子のようなんだよ。燕岳って(笑)。

槍ヶ岳もほぼ完璧な姿を拝むことができて、とにかく快適!





フラットな岩に寝転んで1時間以上も山頂でボンヤリしてましたが、
全く飽きませんでした。

夜はお隣さんテントのゴージャスディナーを頂いたりなんかして、
19時台には就寝。さすがに夜はかなり冷え込んで、秋の気配を実感。
マジ寒い! 今年初めてダウン大活躍です。

翌日もいいお天気を予感させる御来光を眺めつつ、





3時間程度ののんびり下山、
9:30にはゴール。

中房温泉の日帰り温泉はすいていて、
しかも水質が私に合うらしく肌ツルツルになるので、
こちらものんびりと汗出しまくって、そのまま生ビーです。

これっすよ!これ!
これぞ登山の醍醐味。

今回のコースは、がんばれば日帰りでもいけちゃうコースだけど、
この楽しみは宿泊登山ならでは。


帰りのバスは渋滞にハマって難儀でしたが、
大満足の山行でした。また大好きな山がイッコ増えてしまった。

バスのドライバーさん曰く、22-23日の祝日辺りでは大雨で
登山口まで行ったものの、そのまま折り返したパーティもいたとか。
そして今日(月曜)も雨。

・・・本当~に今年の山行は天気がツイてる!
私って日頃の行いが本当にいいだんな!!

(と、思ったら、同じ日に山友のスーパー晴れ女が
 同じ北アに登っていた事が判明。
 ・・・そうだよね。私のおかげじゃないよね。わかってましたともさ(笑))


登ったばっかりだけど、
早くもまた登りに行きたいっす!